昨日の話に関連したお話です。
娘をコンサート会場に降ろして、私たち夫婦は漁港へ急ぎました。
この日は雲が厚く、今にも雨が降りそうでしたし、
時間がすでに4時を回っていましたから、とても暗かったです。
でも、せっかく青森市に来たのだから漁港に寄ることに。
目的はもちろん鳥見です。
ところが、やはり時間帯が遅いこともあり、
野鳥はオオハクチョウと一部のカモたちだけ。
日没までギリギリの時間ですが、
元々曇りなので、いっそう暗くなりました。
まるでモノクロームの世界。たそがれ時です。
ここは普段はオオハクチョウが少ないのですが、
この時は十数羽の親子がいましたよ。
灰色なのが今年生まれの幼鳥ですが、大きさは成鳥とほぼ同じです。
ハクチョウは家族単位で行動すると言われています。
急に1羽がパタパタと羽ばたいたら、周囲も同時に動き出しました。
こちらは争っているのか、じゃれているのか、
1羽がかみつきましたよ。笑
夕暮れだろうと朝明けだろうと、
野鳥にとってはいつでも同じ行動パターンなんでしょうか。
こちらは群れから少し離れたところでのんびり。
足で首をカキカキしていました。
遠くにはホオジロガモやカルガモたちも浮かんでいました。
日が暮れてくると、彼らはどこに移動しているのか、
この漁港は塒にはなっていないようですね。
こんな時間帯の漁港は初めて。
なんとなく私も黄昏れた気分になってしまいました。
やはり鳥見は基本的に明るい時間帯がいいですね。笑
明日はハクチョウ飛来地にいるオナガガモたちです。
最近暖かくて、今日も13〜14℃になるようです。
12月でも小春日和と言うそうですから、
今日はまさに小春日和になりそうです。