先週月曜日、陸奥湾にある夏泊半島にドライブしました。
雪が積もる前の方が出かけやすい事と、
クリスマス会が終わって一息ついたことで自分へのご褒美です。
陸奥湾とその周辺では、毎年シノリガモの小群れが来る事と、
今年は冬鳥のハギマシコや山から下りてきたホシガラスの報告があり、
どれか一つでも会えたらいいなと言う期待で行きました。
(毎年、なかなかシノリガモには会えませんでした。)
この日は突然強風になったり、
小雪も舞っていて、波がものすごく荒れました。
シノリガモのオス2羽
沖にいる事もあるので、今回は遠かったけれども、
沖ではなくてよかったです。
大荒波の合間を縫って泳いでいる感じで、
かわいそうなくらいでした。
許される限りトリミングしてみました。
独特の模様をしているシノリガモ。置物のようなカモです。
黒っぽい地色に頭や横腹は赤茶色をしています。
白線が目立ちますね。
波にもまれてますます遠くなってしまいます。
2羽自体も、近づいたり離れたり、
見ていると酔ってしまうような感じがする大波です。
こちらはメスの2羽です。
横に白い丸いマークがあるのが特色で、
それ以外は特徴はありませんから、
遠くから見ると、シノリガモには見えません。
メスもまた大波に弄ばれており、
オスとの距離が遠くなったり、近くなったり、
なかなか困難な感じでした。
シノリガモですが、渡りの場合と
留鳥の場合があります。
この子たちは留鳥だと思われます。
なぜなら、繁殖地が津軽の日本海の町の川にあり、
ある小学校が記録をつけていて、見守っているとのことです。
その地域の方々や野鳥好きな人たちはシノリガモをご存じでも、
県内ではそれほど知られていないです。
シノリガモ
カモ科 シノリガモ属
全長38~46cm、雑食性、減少が懸念されている
英名はharlequin duckで、道化師を意味します。
表情がわかりにくい為かもしれませんね。
絶滅が心配されています。
「しのり」の意味を探ってみましたが、わかりませんでした。
ご存じの方がおられましたら教えて下さいね。
今度はもっと近くで見たかったですが、
沖にいられるより良かったと思いました。
夏泊半島をぐるっと巡り、ハクチョウ飛来地へ行きましたが、
明日はその途中で会ったカモたちです。
***
新しい1週間の始まりです。
今週は寒波が来るそうです。皆様、ご用心くださいね。
明日、義父の火葬と告別式があります。
県内は火葬が先に行われるのが習わしです。