今週の月曜日、お休みだったので夫と二人で
太宰治の出身地・金木の芦野公園に行きました。
鳥影は薄く、わずかの種類しかいませんでした。
理由は幾つかありますが、最たる物は、猛禽類の奇声を流していて、
桜の芽を食べてしまう野鳥の「ウソ」を遠ざけているので、
恐らく他の小鳥たちにも嫌な声なので、寄り付かないのでしょう。
諦めようとした時、なんとその「ウソ」たちが
5,6羽もいるではないですか!
それも、猛禽の奇声には慣れてしまっているのか、
堂々と桜の芽を食べて、平気のようです。笑
曇り空で、背の高いしだれ桜の上部にいるので、
空抜けもいいところですし、曇天では色も出ませんでした。
真ん中がメス、右端がオスです。
オスは胸にオレンジ色の部分があります。
こちらはオス同士ですね。
オス
別個体のオス
上がオス、下がメス
このオスは少しお腹が赤みがあります。
アカウソとは断言できないので、ウソとしました。
たまたま写っていた飛翔姿
というわけで、長年猛禽類の声を流しても、
慣れというのは恐ろしいもので、ウソたちもだまされないようですね。
ちょうどその時、ウソたちとは反対のエリアで、
作業員の方々が桜の剪定をしていました。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という言葉がありますが、
どちらもバラ科で、桜もそれなりに剪定しないといけません。
ここ芦野公園も桜の名所です。
そうこうしているうちに、芦野公園駅に電車が停まりました。
すぐにまた走り出したので、私も慌てて遠くからカシャッ!
軽トラは剪定作業中の方々のもの
その前に電車が見えます。
いつもより車両数が多いです。
これはストーブ列車だと思います。
電車内に古い薪ストーブがあり、
そこでスルメを焼いてもらい、食べられるのです。
そして、電車のアテンダントさんが津軽弁でお話してくれますよ。
旅人が多く乗るストーブ列車です。
冬の津軽にお越しの際は、是非乗って楽しんで下さいね。