昨日の続きになります。
今日見て頂きたいカモちゃんなんですが。。。
ややこしくならないために、この子を仮に不思議ちゃんと呼びましょう。
不思議ちゃんは多くのカルガモの中に1羽だけいました。
一見マガモのメスとそっくりです。
でも、嘴がカルガモとそっくりです。
マガモのメスならば、もう少し黄色みがありそうなものですし、
嘴の基部ももう少し黄色みがありそうです。
手前がホンモノのマガモのメスです。
この子の嘴はマガモにしては黒いですが、明らかにマガモの嘴。
瞬膜は閉じていますので、そこは無視して下さいね。
こちらはカルガモです。雌雄はわかりません。
さきほどの不思議ちゃんとは顔の色と羽が違います。
手前が不思議ちゃん、奥がカルガモ。
顔が黒っぽいのも大きな違いです。
採餌中、ぶく、ぶく、ぶく。。。
枯れ草を見つけて咥えました。
もぐ、もぐ、もぐと食べています。
マガモとカルガモのハイブリッドのメスなのか、
それとも、マガモのメスの変異なのか、私は自信がないので、
いつもお世話になっているSNSの鳥サイトの1つに
写真をアップして伺いを立ててみましたら、
どの方々も「ハイブリッド」だろうとおっしゃいました。
これをマルガモのメスと言っていいのかしら。。。
私には初めての体験で、ちょっとドキドキしましたよ。
***
ところで、どうしてハイブリッドガモが誕生するのでしょうね??
調べて少しわかったのは、マガモのオスは結構強引らしくて、
強制的に交尾してしまう性質があるらしいです。
(人間なら逮捕されているところですよね。笑)
それで、マガモのメスがいなかったりすると、
カルガモの雌でもかまわず交尾してしまうそうです。
ハイブリッドガモはマルガモ以外に他のカモにも見られるので、
きっとカモのオス自体は時には異種間で交尾してしまう性質があるのかも??
カモ類は実に面白い生態ですよね。
エクリプス、強制交尾、シングルマザーの子育て、
一部のカモ類での労働寄生など、
他にもまだまだ未知の性質がありそうですね。
昨日までのマイナス日の荒れた天気も、
今日は一転7℃まで上がり、前日差は10℃近くなります。
曇りがちではありますが、雪が降らないのは嬉しいです。
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