7月15日(金)、第3回女性学級で茨城県結城市に行ってきました
今回は、結城紬の機織り体験と藍染め体験をする講座です。
お邪魔したのは、緑に囲まれた閑静な場所にある『紬の里』という工房です。
今回は、はんかちの藍染めにチャレンジ
ハンカチの折り方や、輪ゴムでの縛り方によって、いろいろな模様ができるそうです。
みなさん、真剣に先生のお話を聞いています。
まずは、完成デザインを頭に思い浮かべながら、ハンカチを折っていきます
輪ゴムで縛った部分は色が染みないので、出来上がりが白くなるそうです。
ちなみに、こんな模様のハンカチが出来上がるそうです。
どれも素敵ですね
できあがりが、ますます楽しみです
ハンカチ折りと輪ゴム止めが終わったら、藍染めの作業に入るため別室に移動。
汚れても大丈夫なように用意されてあったエプロン・長靴・手袋を装着し、まずは藍染めの説明を受けます
『紬の里』では、四国の徳島県から取り寄せた「すくも」と呼ばれる藍の原料を使用しています。
藍には抗菌防虫作用があるため、昔から野良着・もんぺ等の仕事着に藍染めが使われてきたそうです。
勉強になりますね~
では、藍染め開始です
まずは、水道水が入った桶でハンカチを濡らします。
次に、藍が入った4つの樽を順番に回りハンカチに藍を染み込ませていきます。
1つの樽ごとに、100回または100分ハンカチを優しくもみもみします
この時、洗濯するようにハンカチをゴシゴシこするのはNG
藍は生きているので、泡が立ってしまうそうです
4つの樽を回り終わったら、最後に色の確認をします
ハンカチが乾くと色がもっと薄く出るので、濃い色を希望する場合は色のチェック後にもう一度最後の樽に戻ってハンカチをもみもみします。
好みの色に染まるまで何度でも繰り返すことができるそうです
最後に、縛ってあった輪ゴムをほどくと、すてきなデザインのハンカチが完成
次は、結城紬の機織りの体験です。
今回はコースター作りに挑戦です
織機が15台置いてあり、すでにたて糸がこんな風にセットされています
自分の好みのたて糸がセットされている機織が決まったら、今度はよこ糸選び。
40色ある糸の中から1色だけ選びます。
選ぶポイントは、たて糸で使われている色を選ぶことだそうです
よこ糸をセットしたら、いよいよ機織り開始です。
両足の操作で上糸と下糸の間に杼(ひ)※を往復させて1段ずつトントンと打ち込んでいきます。
※織物を織る時に、たて糸の間によこ糸を通すのに使われる道具です。
みなさん黙々と、トントンしてます。
真剣です
そして、初めてなのにとっても御上手です
10cm織り終わったら終了です。
こちらが、出来上がり
同じたて糸の織機を選んでも、よこ糸が変わるとこんなに違った雰囲気のコースターができるんですね~
最後に手作りの作品と一緒にみなさんで記念撮影
雨模様の1日でしたが、世界に一つのオリジナル作品ができて素敵な思い出になっていると嬉しいです。
みなさん、早朝からお疲れ様でした