河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント-729

2020年03月14日 | Weblog


プロトタイピングの三鷹

好奇心が強く有能な人、つまりマイクロマーケットを発見しようとするタイプの人は、流行りのスマートシティへの参加などが見込まれる。

スマートシティは3つの要素からなる。
① 人的な集まり=協議会
② IOTのプラットフォーム=システム
③ 現場、地域のデータを実用化する活動=実務

三鷹市は古くから市民参加が盛んな郊外都市であるから、協議会の設立は特段困難なことではない。
IOTのプラットフォームはシステムを選ぶための「学びの場」をまずは作る。
地域や現場の声をデータ活用につなげるには、職場の、あるいは市民の「学び」と交流が有効だ。

ただスマートシティをどーんとやると膨大な資金投入が必要になる。
であれば、スマートシティを名乗らずその前段階の

・プロトタイピングの三鷹

として明確な旗を上げるのが良いと思う。
ここでは多くの人の活躍の場が広がる可能性がある。
例えばSOHO・個人事業家はアドバイザーや学びの先生になる可能性がある。
20年ほど前からある”シニアSOHO普及サロン”のメンバーも活躍の機会が広がる。

しかもこのプロトタイピングは将来の産業創出につながる、という重要な意味をも持つ。

旧来の組織だって先細ることなく再生できる可能性がある。
勿論、学び、試し、工夫を続ける努力がなければだめである。

・それが当たり前
の”まち”になれば楽しい。
楽しいところには自然に人が集まる。

これらへの取り組みも
・「人が喜ぶこと」「困っていること」を、ちょっと工夫して解決する考えと行動
の応用である。

ポストモダンの経済停滞、精神高揚時代にはこのようなことが似合う。
また、市民が作る小さな学びのユニットを独立自営業事業で行えば税金投入は最小限で済むだろう。
あとは自分で稼げばよい。

その代わりといってはなんだが、行政は活躍する人々を顕彰し、記念バッジ等を進呈すればいい。
SDGsのように市民の誇りにつながるバッジである。

ほかに全体の組織としては、海外、他の都道府県など行政区をまたぎ、多様な人々をつなぎ、常に情報が流入し交流する道をひらいておくことが不可欠だ。
それぞれの国の、それぞれの地域の人々が前へ進むための、これらの試みへの組織は未来へのダイナミズムを内包する。
それへの外部の協力者が大切である。
内包されたエネルギーは、いずれ外へ噴き出す。
これもまた楽しみである。

これらは「世の中をよくする事業」であるが、それはこれからの時代に必要とされる事業でもある。