河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント-766

2022年02月16日 | Weblog


動き始める

2月は別名如月(きさらぎ)で、寒い冬が終わり物事が動き始める様を語源とする。

さて、庭では昨年秋に植えたチューリップが、雪も降るこの2月に早々と芽を出している。
その小さな芽を数える毎日はうれしく楽しい。
チューリップは子供のころからなじみの深い花のひとつだろうし、初心者でも育てられ手がかからない点も好まれる。
今年の花は赤をベースに白の斑入りだ。

しかし一つだけ守らなければならない道理がある。
それは寒さを感じないと芽を出さないという道理だ。
秋の終わりに植えた球根は冬の寒さを感じてから芽を出す。

そこで早咲きチューリップは冷蔵庫に放り込んで寒さを感じさせ、その後植えるという。
まあ人間の知恵と工夫と言えばそうも言えるが、私は春に咲くチューリップの方が好きだ。

今まちを歩けば花屋さんやスーパーの店頭ではすでに芽を出した球根を売っている。
植え忘れた人はより高額なお金という代償を払って手に入れる。
それでも売れるのは春のチューリップを好む人がいるからで、その風景はなかなか微笑ましい。

春に植えて秋に咲く。
秋に植えて春に咲く。
園芸はその振る舞いで自然のリズムを教えてくれる。

体調が悪くなった人も自然の中で過ごす時間を増やすと回復する。
こんな療法はこの自然の力による。
三鷹、武蔵野、世田谷の人々にはそういう恩恵を受けているタイプの人々が多い。
毎日都心で働くが、週末には緑を楽しみたい人々だ。
テレワークが一般的になったので、通勤時間分を緑と触れ合うのはいずれにしてもよいことだろう。

さて、当方の仕事は早くも臨戦態勢に入った。
春先にスタートダッシュするには準備が肝要である。
先ずは秋に球根を植えておかねばならない。
寒い冬を経なければならない、の道理である。
このことをおろそかにすると思わぬ代償を支払うことになる。

2月も中盤。
さあ、準備への動きに拍車をかけよう。