ワークライフ・ブレンド みたか
SOHOの仲間たちと話をしていると、生活を楽しんでいることが良くわかる。
20年間、毎週一回顔を合わせての食事会、ランチョンミーティングは1,000回続いた。
毎週暮し周りの近況報告、園芸、料理、美術館巡りなどの話題に花を咲かせた。
コロナ感染が広がりランチョンミーティングは中止のままだが、今度はサラリーマンがリモートワークで在宅となり、暮しの楽しみを語りかつ実践しているらしい。
世の中がすべて SOHO CITYになってしまった。
それだけ先見性のある構想を三鷹市は1998年に提案した。
個人社長が入居するSOHOパイロットオフィス、という形で。
だからこの次は住宅都市ならではの"ライフスタイル"を提案することはごく自然なことだ。
例えば、
・ワークライフ・ブレンド みたか
肝は、
・市民が自ら工夫して行う
という1点を入れることだ。
何故ならこの要素こそが近未来の豊かな暮らしの鍵であるから。
コロナ感染は禍ではあるが「豊かさとは何か」を教えてくれた。
自ら工夫する実生活である。
その結果、
・料理が上手くなり外食より美味い
・自宅で栽培したトマトは格別だ
・自宅のグリーンインテリアが倍になった
など、自ら動く市民の登場となった。
市民は自ら動き楽しんでいる。
さて、昭和30年代、40年代に育った人はわかっているが、当時は社会自体がまだ貧しく人々は自らの工夫と働きで乗り切った。
現在は"自分でやると面白い"とか、”自分でつくったほうが美味い”ことの再発見で、もはや貧しい時代の埋め合わせではない。
実際に自ら動くと気持ちがよい。
人々はこれらを体験し喜んでいる。
何もかもが供給され不自由なく生活できる、というのは虚像である。
自分でやると早い
自分でやると愛着がわく
仲間とやればもっと楽しい
それが仕事と暮らしの原点で、つまり”ワークライフ・ブレンド”へつながる。
自分で暮らしの諸要素を加減できる点が新しい。
自分に合うから、
・早い
・楽しい
・心地よい
の三拍子が揃う。
賢ければ既存のものに自分を合わせるより、自分で加減する暮らしを選ぶはずである。
そううそう、私は今日ジニア(百日草)の種を20個ほどポットに蒔いた。
あなただったら何を蒔くだろうか。
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