河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント-556

2011年06月10日 | Weblog
三鷹SOHO倶楽部

1998年にパイロットオフィスをつくったSOHOの残党が集まったのが三鷹SOHO倶楽部で、
1999年の第1回SOHOフェスタからずっと企画運営を担っている。
結成当初のメンバーは、公認会計士、ソフトハウス、デザイナー、印刷企画などの事業者
が中心になっていた。

その後、三鷹産業プラザが出来たところで、毎週水曜日のランチョンミーティングがスタート。
このランチタイムにSOHOたちが予約なしで自由に集まり、四方山話から国際関係まで幅広い
話題のワイガヤが繰り広げられている。

さて、こんな三鷹SOHO倶楽部の活動は、時系列に大きく四期に分けする事が出来る。
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第一期
・ SOHOはみんなでガンバロウの時代。
初めて顔を合わすことも珍しい事ではなかったので、SOHO CITYにみんなが集うだけで
面白かった時期。盛り上がりはあったが中身はまだまだ乏しかった(1998年~2000年ころ)。
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第二期
・ 中だるみの時代
出会ったからと言って、何か大きなことが起こるわけではない。去るものが去り、倶楽部
メンバーも落ち着かない時期(2001年~2004年ころ)。
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第三期
・ SOHOや三鷹産業プラザの認知が進んで、地道に活動をしていた事に手ごたえを感じる
ようになった時期(2005年~2008年ころ)。
売上を伸ばすSOHOがだいぶ出てきた。
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第四期
・ 2009年以降現在までは、リーマンショックに続く東北大震災の影響で、経済活動が停滞。
今までとは逆に売上急降下のSOHOも出現。
実力をつけた者とそうでない者の差が一段と拡大した。
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12年ほどを振り返ると、事業目標を明確にして頑張った人と、単に目先の利益を追った人との
違いがくっきり明暗を分けた。

短期的な事業成績の凹凸はともかく、”自分と仲間はこうなりたい”と考え、それに向かって
努力した人も強かった。
当初の目標をはずしても力がついてきている。

参考になるかどうか、はともかく我々のケースでは、経営哲学を最初から持って事業を行って
いたのではなく、あとから経営哲学らしきものがつくられていった事である。
これは世の中の貴重な教えとは逆の事実なので、そうか、と思う人はよーく覚えておいてほしい。
(帰納法的な事が、実社会ではたくさんある)

つまり経営の教科書に書いてあるような”見事な経営者”は一人もいなかった。
言うなれば今でも”努力する凡人とその集団”なのだ。

その中から非凡の域まで達する人が出るかどうか。
それは、もうここ数年で答えが出るだろう。

SOHO CITY みたかには、今、静かなざわめきがある。
一部のSOHO・マイクロカンパニーが、さらに縦横無尽に活躍を広げていく、と考えられる。

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