日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

今更ですが…

2019-06-22 | 投資
【2019.06.22(sat)】
安定志向がいいのかも。 

・過去に何度もお話しを聞いた投資信託の商品 <スマート・ファイブ:日興アセットマネジメント>
現況のレポート解説を聞きました。

・冒頭、コカ・コーラボトラーズの大型ペットボトル商品の値上げのことから話が始まる。
4/1から実施され、消費増税分の反映以外の値上げとしては27年振りのことだそう。
自分自身の身近な買い物の中でも缶詰やカップ麺などはどの店でも上がったなーと感じます。

・インフレの時代なのに低金利。2%の物価上昇率が続けば、1,000万円の預貯金は5年後に904万円の価値になってしまう。
しかし高齢者は現状から収入を増やすことも、支出を抑えることも難しい。
ならばお金に働いてもらいましょうといういつもの流れ。

・対象の商品<スマート・ファイブ>は2013年7月の設定ですから約6年を経過したファンドです。
当初の目論見どうりの実績を残せないまま死に体となるファンドは多いと実感しています。
そんな中で6年間の値動きが±2%と安定的で、設定来リターンも年率4.1%の実績は中々のもの。

・純資産は3,000億円を超えていて、失速していない商品だからこそ自信を持って何度もセミナーで紹介されているとも言えます。
(2016~2018年の3年を連続してモーニングスターの「ファンドオブザイヤー」を受賞。)
その投資対象は、日本国債、高金利海外債券(G20構成国内)、グローバル高配当株式、グローバルREIT、金の5つ。

・リーマンショックでは投資の世界から離れていった人が多く出ました。
その反省を踏まえて一般的な4つの資産に金を加え、市場が混乱した時に他の資産を補完するよう設計されています。
大きなリターンは期待出来ないですが堅実な商品と言えそうです。

・以前のマンスリーレポートでの構成比率は大部分が日本国債で(60%超)残りの4資産が8~11%の間で同じ比率になっていました。
今年の4/26時点のレポートを見ると国債51%の次に16%を占める金の比率が大きくなっています。
純資産の総額比なので、金の保有を増やしているのか、他の資産の価値が下がっているのかは読めません。

・全てが自己責任である個別株への投資が今も運用の中心ですが、自らの判断でしたことですからどんな結果になろうと諦めがつきます。

・一方、投資信託はどうでしょう。
優秀な?ファンドマネージャーを置かれ日々市場を注視しつつ運用されていても、結果がコミットされる訳ではないですよね。
実際、市場で人気のあるファンドは高利回りを謳っていますがリスクも大きいことをここ10年で痛感しました。
他人が運用した結果に納得出来ない気持ちはどうしても残ります。

・上記の<スマート・ファイブ>はバランス型ファンドの一例で典型的な守りの商品ですが、
ほったらかしていても物価上昇率を少し上回る程度の地味な運用結果を出してくれたらそれでいいじゃないか、と思うようになりました。
皆さんは今どんな考えをお持ちでしょうか。 

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長い目で…

2018-12-31 | 投資
【2018.12.31(mon)】
粘り強く持ち続けよう…

・今年は暖冬のまま年を越すのかと思っていましたが、暮れ近くになって寒波が来ました。
スキー場には恵みとなり、自然雪のゲレンデでお正月を迎えられて一息ついた感じですね。

・年末に荒れたのは天気だけじゃなく株式市場もでした。、
一時は19,000円を割り込んだ日経平均は、28日の大納会で終値が20,014円となって前年末比で2,750円下回る結果になりました。
6年連続で前年末の終値を上回っていましたが、ついに記録は途切れました。

・さて例年のように12月になってからバタバタとNISA枠を消化しました。
投資信託については特定口座にあったファンドをすべて始末して<東京海上・円資産バランスファンド・愛称:円奏会>を購入。
これで信託は全てNISA口座のみになりました。

・円奏会はその名のとおり“円建ての資産”のみが投資対象で、直接の為替変動リスクが無いので堅実な商品だと思っています。
NISA使用で年3%程度の運用となり大きな収益は期待できませんが、インフレ率をカバーする狙いが達成されたら良しというところです。
年末の日本株安でこのファンドの基準価格も下がりました。トホホです。 

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以前に書いた<円奏会の商品概要>
※ 値動きの安定性を重視しながら、物価上昇に負けない成長性にも期待するファンド。
投資対象はすべて円資産で為替変動リスクがない。

※ 安定した値動きが期待できる日本債券を中心に成長性期待で日本株式+日本JREITも組み入れ。
値動きの傾向が異なる3資産に投資することで分散効果による値動きの安定を図る。

※ 基本的な資産配分比率は、日本債券70%、日本株式15%、日本REIT15%。
基準価格の変動リスクが大きくなった場合には株式2.5%、REIT2.5%まで比率を下げて運用する。
そのことにより基準価額の変動リスクを年率3%程度に抑えることを目標とする。

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<ソフトバンク(9434)>が新規上場するのに伴い、事前の購入意思表示をしていましたら当選し少しですが購入しました。 
(売り出し価格@1,500円)

・12/19が上場初日でしたが、終値は@1,463円で2%下がり多難な船出になりました。
上場迄の期間に、通信障害やファーウェイ関連の悪材料が出た為だろうとされています。

・又通信事業そのものが順風満帆ではなく、市場の成熟化や国内の料金値下げ圧力など直近の課題があり
“非通信”の事業拡大がカギになるとのこと。

・年末の終値は@1,358円で10%安となっています。 
今回公募に応じたのは個人投資家の方が殆どだったらしいのですが、市況が良くないと見るや見切りをつけて即損切りするんですね。
元々私は配当利回りの良さで購入したので、この先更に下がれば買い増しもありかなと…。 

・2014年からスタートしたNISAの制度は5年が過ぎて、
当初購入して持ち続けているものが半数位あるのでロールオーバーの手続きをしました。
従って私の場合は2019年以降は新規枠が半分位減ります。

・最近のセミナーで聞いたことですが、講演のタイトルにはもう“投資”のキーワードは使うまいと…。
どうしても“投機”のイメージがついてくるのだとか。で、これからは資産形成セミナーとするんだそうです。

・来年の国内は消費税増税、参院選、世界では米中貿易戦争や英国のEU離脱問題等あり厳しいと考える向きが多いようですがどうでしょう。私は粘り強く待ちたい(持ちたい)と思います。 

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・今年も見て頂きありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください。

I hope next year will be a happy year for everyone.  
See you.

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投資先のヒントに

2018-03-02 | 投資
【2018.03.02(fri)】  
100年に一度の革命となるか??

・世界最大級の産業である自動車産業がEVへ急速にシフトするであろうことを前提に、その関連株に投資するファンドのセミナーに参加しました。
<グローバルEV関連株ファンド/愛称:EV革命>

・各国が大気汚染対策や排ガス規制を強化しており、国としてエンジン車の新車販売を、年限を定めて禁止するケースもチラホラ出てきました。
世界的にみると既にEVは普及段階であり、1%未満の比率だった2015年から23年後の2038年に50%超、2050年には90%超の予測がされているようです。
自動運転との親和性が高いことも後押し材料になっています。

・EVでは米国のテスラモーターズが頭に浮かびますが、シェアトップは中国BYD社なんですね。
日本は<リーフ>で先行する日産を除いて出遅れが目立ちます。<新型リーフ>はモニターキャンペーンを打たなくても売れるのでは? 
トヨタが昨年末にHVを主力としながらもEVを強化する方針を明確に打ち出したことから今年以降の動きには要注目。

・家電メーカーの<ダイソン>や家電量販店の<ヤマダ電機>など異業種からの参入意向も多く聞かれます。
ガソリン車が要する3万点の部品総数から、EVは約2万点へと大きく減ることや、モーター、インバーター、バッテリーなど主力部品が変化することから、
従来の製品メーカーや部品メーカーの勢力地図も変わっていくことは容易に想像できます。
EVの普及によって生み出される新たな技術やサービスを提供する企業にも注目すべきでしょう。

・紹介されたファンドの組み入れ銘柄は全世界に及んでいて、上位10社中に日本メーカーは今のところ日本電産1社しかありません。
EVの普及に弾みをつける技術の一つとして、ワイヤレス充電の実用化があります。
すでに<ボルボ>などが実験に成功していて、電気バスが停留所に止まれば自動充電を開始するような仕組みが現実のものになっているとのこと。
日本ではワイヤレス充電の開発をTDKが手掛けていて、こちらも組み入れ銘柄になっているようです。

・今回紹介されているファンドはESG投資のパイオニアである<ロベコSAM>が運用を担当。
こういった投資信託にお任せするのも一つの方法ですが、自分の得意分野なら独自技術を持つ企業の個別株投資を考えてもいいと思います。 

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・最近REITの運用実績が思わしくないですね。
米国の長期金利上昇によってREITの利回りとの差が小さくなり、機関投資家がリートや株を売って現金運用に切り替える動きが効いているとか。
為替要因もありますね。私は昨年末に乗り換えたUSリートが最も影響を受けています。 

・インターネット通販の普及によって実店舗の小売業が捗々しくない一方で、倉庫の需要が伸びるなど
不動産市況が悪いわけではないので、今の凹みに慌てるのではなく気長に保有したいと思います。 

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・恩原高原/白樺 2016.03.02 撮影

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演奏会じゃない…

2017-09-09 | 投資
【2017.09.09(sat)】
インフレ率をカバーできたら良しとする。

・今日の資産運用セミナーで、講師の方から
「昨今物価が上がったと感じていらっしゃいますか?」の質問に手を挙げた方は、私を含めてほぼ100%だったよう。
皆さんが日々それを痛感されているのが分かります。

・年金生活者が多く参加されていることを考慮され、冒頭は<マクロ経済スライド>のお話からでした。
スライド調整率の存在により、物価や賃金が上昇しても年金の上昇率は抑制される。 ⇒ 今の年金制度はインフレに弱い。
⇒ しかし預貯金や国債での運用は厳しい。 ⇒ この<東京海上・円資産バランスファンド・愛称:円奏会>を検討してみて欲しい。
という流れです。

<円奏会の商品概要>
値動きの安定性を重視しながら、物価上昇に負けない成長性にも期待するファンド。
投資対象はすべて円資産で為替変動リスクがない。

安定した値動きが期待できる日本債券を中心に成長性期待で日本株式+日本JREITも組み入れ。
値動きの傾向が異なる3資産に投資することで分散効果による値動きの安定を図る。

基本的な資産配分比率は、日本債券70%、日本株式15%、日本REIT15%。
基準価格の変動リスクが大きくなった場合には株式2.5%、REIT2.5%まで比率を下げて運用する。
そのことにより基準価額の変動リスクを年率3%程度に抑えることを目標とする。

・その名のとおり【円建ての資産】のみが投資対象ですから、直接の為替変動リスクが無く堅実な商品と思えます。
絶対とは言えないが負けにくい商品ですね。
毎月決算型で直近の基準価格と分配金から算定してみるとNISA枠使用で3%はカバーしているようです。
大きな収益は期待できませんが、インフレ率をカバー出来れば可という狙いは達成できているよう。

・ちなみにモーニングスター社のアワード<Fund of the Year 2015>【バランス(安定)型部門】に続いて
2016年も【バランス(低リスク)型部門】で2年連続最優秀ファンド賞に選ばれています。


・実績が伴っているからでしょう。このファンドのセミナーを私は既に3回聞いています。
運用会社の東京海上AMさんも、商品に自信を持って薦められておられるようでした。
販売会社も多く設定されているのでNISAを設定している金融機関や証券会社があれば、そちらから買えばいいので有難いです。
SBI証券も入っていました。
私も投信ではよい結果が得られていません。
年末までに整理して、このようなローリスクなものを一つ組み込んでみようと思っています。

・昨今のセミナーではタブレットを持参される方がちらほら。
これを開いておき、講義に出て来る数字の確認をしながら聞いておられる方もいて、講師の方もうかうかできない時代になりました。

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・JAの某選果場から規格外品を…自家用ならこれで充分です。

See you.

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来年は何が来る??

2016-12-31 | 投資
【2016.12.31(sat)】
トップグループの未来は明るいのだろうか。

・暮れも押しつまりました。
昨日30日は大納会。日経平均株価の終値は前日比30.77円安の19,114.37円。
買い支えがあった?と思わせるような微妙な値ですが、昨年末の19,033.71円を僅かに上回って
バブル崩壊後最長となる5年連続での上昇を記録しました。
年末の終わり値としては20年振りの高い水準であったとか。

・今年は英国のEU離脱、次期米大統領にトランプ氏と、英米の二つのまさかに驚いた年でした。
過去に経験してきたことや、世論調査で導かれたシナリオがあっさりと覆されました。
来年の株価はどんな動きをするのでしょう。取り敢えずは新大統領の施策動向に注目ですね。

・先日のセミナーで話題に上ったことですが、これから先伸びるのはどういった分野なんだろうと…
<世界中の企業を対象とした時価総額のランキング:2016.10月末現在のデータ>です。
1.Apple
2.Alphabet(Googleの持ち株会社)
3.Microsoft
4.Facebook
5.Amazon.com

(その後順位は入れ替わっています。ちなみにトヨタは30位前後の位置。)

・皆さんご存知の企業ばかりですが、創業年度は1975~2004年と比較的新しいのですね。
Facebookは私も半年前から参加していますが、使うほどにこのSNSが凄い存在でネット世界を席巻している理由が分かってきます。

・只、トップGで業績を上げているこれらの企業がこれからも5年10年と繁栄を続けることができるでしょうか。
それは歴史上からみても相当難しい事でしょう。
Googleが8月に新たな持ち株会社を設立したのも、今が踊り場で新たな舵取りが要されるからと言われています。

・金融の世界ではロボットアドバイザーなるものが登場しているそうです。
トレンドになっているロボット、AI、バーチャルリアリティの関連業種は引き続き見ておかなくては…。

・リスクの語源はラテン語のRisicareから来ているらしい。“勇気を持って試みよう”と思います。

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・さて、今年は追加で買いたい銘柄もなく、個人的には買い時が見いだせず新規の投資は殆どしませんでした。
信託も私が最近買ったファンドの運用は芳しくなく負け続けているので、こちらも買う気にはなれず。
結局NISA枠は12月まで殆ど手つかずの状態。

・折角の優遇枠を残すのは勿体ないので12月に入ってから、保有株の一部を特定口座⇒NISA口座に引っ越ししました。
具体的には取引時間外に翌日の「成り行き」注文にて、売りと買いを同数で設定することになります。

・本来このやり方は市場操作と見られ禁止事項にあたりますが、NISA枠内での少額取引で、
庶民が節税目的でやっているのは一目瞭然ですから許されているようです。(注文時に赤字の注意喚起表示あり。)
実行の前に証券会社に確認をし、成立後のお咎めもありませんでした。

・売買益が発生すると所得税が発生し面白くないので、トータルで売却損が発生するよう保有分で水面下の銘柄を選びました。新たな投資額は0円だったということです。損を確定したので損益通算にて来年1月に幾らか還付がある予定。
但し売りと買いを同時に設定しても買い付け余力は別に持つ必要があるので、一時的に口座に資金を入れておかないと駄目です。

・個別株をNISA口座へ引っ越し、残り枠分はファンドの金額指定で買い増しして今年もNISA枠はピッタリ使い切りました。
来年は又別の使い方を考えようと思います。


・今年も多々お世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。
I hope next year will be a good year.
See you.

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定例の勉強会

2016-08-27 | 投資
【2016.08.23(tue)】
<(株)ダスキン>さんのIR説明会

・鳥取市ではめったにない東1上場企業のIR説明会が開かれました。
化学ぞうきんの“ダスキン”の名前を知らない方はいないと思いますが、私が知っていたのもそれだけでした。

・大阪が拠点で1963年創業、2,000名弱の従業員数、連結売上1,652億円(2016/3月期)の規模。
事業の柱はクリーン・ケアG(売上利率65%)とフードG(売上利率35%)の二つ。
更にその中ではダストコントロール事業とミスタードーナツ事業が大きなウエイトを占めている。

・この会社の特徴は殆どの事業をフランチャイズで展開されていることでしょう。
消費者から見ても<ミスタードーナツ>がダスキンの事業の一つなのは余り知られていないようです。

・ダストコントロール分野では日本で3社が競う状況ですがトップシェアをキープ。
一方フード分野はドーナツ業界でシェア90%ながら、多くの外食産業、さらにはコンビニのスイーツ等、
競合が多くて中々大変なようです。
事業全体の連結利益はここ数年安定した数値が示されている。

・現在の<株価>での予想(配当+優待)利回りは最低単元の100株保有で試算すると3%強。平均的だと思いました。
モスフードサービスと資本提携されている関係で優待券はモスバーガーでも使用できます。
株主還元としては安定した配当(年間40円/1株当り)、優待制度、自社株買いを継続する見込みであるとのこと。

・一般にはあまり伝わっていませんが多くの社会貢献活動をされています。
株主になるかこのような機会でもなければ知り得なかった事が多く、有意義な説明会でした。

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【2016.08.27(sat)】
中身の濃い勉強会 

・例年全国各地で行われている<さわかみ投信>さんの勉強会が開かれました。

テーマ⇒ <長期投資~あなたも社会も豊かになる仕組み~>

・<さわかみファンド>の設立時と現況について
1999年8月にスタート
・基準価格10,000円
・純資産16億2,776万1,581円
・ファンド仲間487人
2016年8月現在
・純資産約2,630億円
・ファンド仲間約11万8,000人
・鳥取県の加入者は300名弱
 私も積立型で2009年から約7年経過。微力ながらこの数字に含まれています。

・今回の勉強会参加者は4名で過去最低のような気がする。講師はいつもの直販部のS様とN様、他1名。
初めての方の為に? <さわかみファンド>の変わらない投資スタンスと現況報告をされる。
日本で初めて“運用”と“販売”を共に一社で行うようにした会社。

・直近での組み入れ銘柄数は国内99社で社名も全て公開されていて分かり易い。
私が個人で保有する銘柄はこのうち9社でずっと変わっていない。お互いに長期保有です。
業績のいいところばかりではなく、 の企業も当然あるわけで、余り出したくない数値でしょうが全てガラス張りなのは好感が持てる。
他のファンドには無いやり方だそうだ。

・ファンドの多くが2~3年の寿命と言われる中で<皆が欲しい商品、サービスを提供する企業を応援する>という投資スタンスは創業以来変わらず、それゆえ長期保有にふさわしい。一生つきあってもらっていいと。
然しながら日本では長期投資を支持している人は0.1%なんだとか。
どういう統計の仕方かは分かりませんが少数派であることは間違いないようです。

・現況の説明をザックリされた後の時間は、参加者全員が自己紹介をし座談会形式となる。
今回は参加者4名に対して直販部の講師の方3名が得意分野を答える形となったので、日頃疑問に思う事を存分に聞くことができました。他の参加者の方からの質問も投資に対する想いが違うので為になります。

・講師の方はお若いのですがどんな質問にも澱みなく答えられます。
どんな銘柄がいいのかだけは教えてくれませんが…  
十分信頼してお金を預けられるのか判断してもらう為、
こんな機会に直販部で働く人間を直接見てやって欲しいというスタンス。中々の自信。

・勉強会の後も直ぐにメールが来る。

「先日はご多用のなか鳥取での勉強会へお越しいただきありがとうございました。豊かな人生、豊かな社会を目指し、私たち一人一人にできることは何か?長期投資をテーマに未来に向けて考えるひとときが、少しでも皆さまのお役に立ちましたら幸いです。ご参加くださった皆さまへ心より感謝申し上げます。会のご感想、講師へのメッセージ、その他ご質問等ございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。」
:原文のまま

・いつでも電話、メール等で尋ねることが可能な窓口を設けられている。

・経済成長の勢いは、その中心を中国からインド更にアフリカへと移しているようです。
<さわかみ投信>も国内企業のみを投資先としていたのですが、これからは海外企業も組み入れていくようです。
曲がり角に来ているようで、若干不安な要素がありますが見守るしかないと思っています。

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~ささやかな打ち上げ~

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かた~い運用?

2016-05-28 | 投資
【2016.05.28(sat)】
インフレ時代の選択肢

・昨年~今年にかけてスーパー等で買い物をする度に物の値段が微妙に上がっていることを感じます。
私はコーヒーを良く求めますのでその価格の変化には敏感です。一時極端に価格が跳ね上がった時期がありました。
あまりのことに少し様子を見ていましたら、ほどなく元の価格近くまで戻りました。
値上げ幅が大きかった為に買い控えが起こり売上数字にも影響を及ぼした結果の価格調整だったのでしょう。

・価格が戻ったのはいいのですが良く見ると内容量が減っています。実質値上げですね。
今様々な分野で物価上昇の傾向が見られ、日々それを実感しているのですが皆さんはどう思われますか?

・USAの利上げ観測、原油安、新興国景気の低迷、為替相場の動向等により市場は方向感が乏しいですね。
27日後場の東証は昼過ぎに伊勢志摩サミットの<G7伊勢志摩首脳宣言>が発表されたことを受けてどう動くのかと思っていましたが、一部銀行/保険株・資源株が上がったものの、その他の銘柄は大きく動きませんでした。日経平均は80円高と小幅な値動き、東証1部の売買代金も今年最低とインパクトに欠ける結果でした。

・昨今の世情を反映してか資産運用会社が薦められるファンドの種類も徐々に変化しているように思います。
最近受けた資産運用のセミナーで、コア・サテライト戦略に基づいた商品の紹介がありました。

・運用資産を大きく2つに分けて、コアになる部分では安定的な成長を図る一方で、残りをサテライト部分として比較的高いリターンを目指すバランス型ファンドの一形態とされています。

・一例として紹介されたファンドは【債券】70%、【株式】15%、【REIT】15%を標準的な投資比率として、基準価格の変動リスクが大きくなった場合には【株式】2.5%、【REIT】2.5%まで比率を下げて運用するという商品でした。
このファンドの愛称は<円奏会>なのですが、名前のとおり【円建ての資産】のみを投資対象としていて「為替変動リスク」がないというのがセールスポイントの一つでした。確かにリスクを取らない堅実な商品と思えます。

・毎月決算型で直近の基準価格と分配金、信託報酬費用等の数字からはじくとNISAで非課税の場合ザックリで年利2%程度となるようです。(2016.5月時点)利殖目的ではなくインフレ率をカバー出来れば可という守りの姿勢が色濃く感じられる。

・ちなみにモーニングスター社のアワード<Fund of the Year 2015>バランス(安定)型部門で最優秀ファンド賞に選ばれています。
今後預金だけでは資産を守ることが難しいと考え始めた方に向いているかも知れません。勿論元本保証は無いのですが… 

・0金利の時代ですので債券比率70%というのが若干気になるところです。BBB格以上の社債を中心にして償還期間の分散も行っているとのことでしたが、今後も安定した運用結果が出せるか注目しておくべき点だと考えます。

・プロが強く薦める優秀?なファンドに投資しても必ず収益が上がるとは限りませんし、自分=素人が分析し勝手に良いと思い込んでいる商品なら猶更です。

・個別株は勿論、信託商品についても分散購入していないととても安心はできないですね。
今も債券や株式がパッとしませんが、一方では低金利のおかげでJ-REITが比較的いい状態にて救われています。
マイナス運用のものがあってもトータルでプラスに持っていくには、投資対象の異なるファンドに出来るだけ細かく、多く分散する…これしかないと感じています。

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・我が家の<カッコウセンノウ>に花が咲きました。
2016.5.11

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年末が近づいたので

2015-12-17 | 投資
【2015.12.17(thu)】
NISA枠の始末。

・そろそろ山陰らしい空模様になってきたのかなと思います。 

・4月に2万の大台を超えた日経平均ですが、その後は半年以上も下がったり上がったりの足踏み状態です。
16日、FOMCが9年半ぶりの利上げを決定しました。今後の利上げのペースについて議長の会見内容が概ね予想通りだったということで市場への安心感が広がり…それを受けてこの2日間は大幅高ですね。

・2015年のNISA枠の使用期限が迫ってきました。
今年は魅力の薄くなった(自分がそう思うだけですが…)数銘柄を手放し、代わりにNISA扱いで別の銘柄をいくらか取得するような動きをしました。先が見えないので新たな資金は入れず、分配金や配当の範囲内で再投資する保守的な運用です。

・昨日NISAの残枠にて<ドイチェDWSユーロ・ハイ・イールド債券ファンド(毎月分配型)A・円ヘッジあり>を手配。
ユーロ建ての債券で運用するカテゴリーのファンドを持っていなかったことと、<モーニングスター社>による運用内容の評価が良かったのも選んだ理由の一つ。

・ちなみに昨年購入の新興国株式のファンドは深く沈んだままです。 もう辛抱するしかないです。いつか春は来るのか??

・株は約定日12/25が最終ですが、投資信託の場合は約定した後の受渡し日が年内に収まらないといけないので2015年分はそろそろ終了です。
ちなみに私の申し込んだ上記ファンドの条件は12/16受付、12/17締め切り、12/18約定ですが、
10日後の12/28が受渡日でした。

・投資信託の【金額買付】は約定日に基準価格が変動しても、口数を調整して指定した金額分が購入できます。NISAの残枠を端数も残さずにきっちり使い切れるのが良いと思っています。

・分配金は再投資してその預り区分をNISA(非課税)扱いにするのがベストですが
枠が残っていないと受け付けられません。私の場合は枠を使い切ったので課税扱いになります。
ですので分配金はその都度受け取りする設定にしています。
これをpoolしておき再投資に回せば、複利に近い運用ができるのかなと思っています。

・利用者の利便性を考え、NISA制度は来年以降も引き続き改善が図られていくようです。
SBI証券のhpでは既に2016年の非課税枠は120万で表示されています。
80万円枠の<ジュニアNISA>も同時に開始されますので、条件に見合う方は検討されてはどうでしょうか。

【2015.12.05(sat)鳥取砂丘】

let's take care to physical condition.
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トーシの日にちなんで

2015-10-10 | 投資
10月4日は【投資の日】ということでそれに関連するイベントがありました。

【2015.10.08(thu)】
<オトナの証券学校in鳥取市:証券知識普及プロジェクト主催>

・会場:cafe SOURCE

・会場の設定がユニークだと思いました。
映像中心のプログラムで、その間に講義あり。4時間20分の長丁場というのも珍しい。

・NISAについては運用開始後1年9ヶ月も経過しましたので、講義は制度の内容のことより注意点や来年からの改正事項について重点が置かれていました。今後の動向として1人の非課税枠が年120万に拡大すること、80万円枠の<ジュニアNISA>が開始見込みであることを解説されました。

・私が楽しみにしていたのは最近行われたトークショーの放映。
出演者はグラドル&株ドルの杉原杏璃さんと棋士の桐谷広人氏のお二人。

・杉原さんの投資経験は9年。スタート時の投資銘柄は、好きだった野球関連の業種で今はゲーム関連の業種も多いとか。自分が良く知っている分野に投資することが外さないことにつながると…。
新興株の値上がり益も積極的に狙う杉原さんの投資スタイルを、桐谷氏は“猛獣狩り”と称していました。
的確な表現だと思います。

・桐谷氏曰く、私も昔は“猛獣狩り”をしていたんだけど今はもっぱら“農業”ですと…
投資経験は31年とのことでバブル崩壊、山一証券の破綻、サブプライムローン&リーマンショックなど良い時悪い時を全て経験済。個人的にいい思いもしたけど大損もした。もう齢なので今は信用取引もしていないし、配当+優待の利回りを主に考えて投資しているとのこと。

・桐谷氏と言えば“株主優待”の文字が頭に浮かぶほどで、マネー雑誌に特集を組まれたりTVによく登場する売れっ子です。優待株の保有だけで700社とのこと。業種を分散することでリスクはかなり回避できるとの考え方。これなら確かに数社が破綻してもどうってことないですね。

・私も実践している投資スタイル、トークの内容に共感を覚えました。

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【2015.10.10(sat)】
<自立して堂々と生きていこう:さわかみ投信株式会社主催>

・例年全国各地で行われる<さわかみ投信>さんの勉強会が開かれました。

<さわかみファンド>の設立時と現況
1999年8月にスタート
・基準価格10,000円
・純資産16億2,776万1,581円
・ファンド仲間487人
2015年10月現在
・純資産約2,926億円
・ファンド仲間約11万7,000人
・鳥取県の加入者は278名(全国最下位)、私も微力ながら一員です。

・参加者は8名で夫婦や親子のペアもいらっしゃる。講師はいつもの直販部のS様。
現況報告と投資スタンスを話された後は、いつものように各自が自己紹介をし座談会形式となる。

・世の中のファンドの多くはテーマ型であり、旬の時期を過ぎると衰退するので売り時を自分で判断しなければならない。
一方<さわかみファンド>の投資方針はいつの時代も変わらず「世界経済の成長を支える企業を応援する」だから継続して保有し財産形成に繋げるのがベスト。

・投資対象としている企業例ではやはり<東レ>が話題に上り炭素繊維や水ビジネスの状況が報告されました。
ちなみにさわかみファンドの組み入れ銘柄104社を見てみると、私の保有銘柄は9社のみ。
それでも購入タイミングのおかげ?で運用実績では若干勝っているよう。

・個別株は当然ですが投資信託も分散購入が良いと考えています。結果、複数保有する信託の一つである<さわかみファンド>も少しの額でしか買っていないのですが、この12月で積立期間は丸7年になりそれなりの評価額になっています。時間分散の効果ですね。

・老後の生活保障が見えなくなっています。若い世代の方には収入の一部を無いものと考えて、NISAで複利運用できる金融商品へ投資されることを、是非考えてみて頂きたいです。

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・お昼からデジカメ入門コースの野外実習2回目にて出合いの森へ。頭を休めるのにいい。


・撮影場所は「出合いの広場」~「水遊びの広場」
日頃は良くおじゃまする場所ですが、人物の撮影となると勝手が違います。

・園内で遊んでいる子供さんの表情は生き生きとして恰好な被写体。親御さんに断り撮らせていただく。
この日の結果を持ち寄って来月合評会ですが、今回で人物撮影のテーマは終わり対象物は風景に変わります。

・出合いの森の木々も徐々に色付き始めています。

See you.

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捨てる気持ちで…

2015-09-07 | 投資
【2015.09.07(mon)】
創薬ベンチャーに賭ける?

***新薬の開発には多大な資金と長い開発期間が必要とされていますが、その具体的な事例についてお話しを聞く機会がありました。***

・鳥取では珍しいことですが、某企業の<IR説明会>が開催されることに…

<4875 メディシノバ MediciNova,Inc>さんは、米国カリフォルニア州を本拠地とする創薬ベンチャー企業。講師はその東京事務所代表の副社長 岡島正恒氏でした。

・創業した米国での上場前に、先に日本での上場(2005.2 JASDAQ)を果たした初めての企業だとのこと。
その後2006.12に米国NASDAQにも上場。

・医薬品業界の中でも新薬の開発のみに特化した企業です。
未だ治療法が確立していない難病で苦しむ人々に、
より良い治療を提供し社会貢献するのが企業の理念とされています。
それを達成する為の、自社のビジネスモデルと直近のポートフォリオの解説がありました。

・開発に着手した新薬が最終的に世の中にでる確率は1~3万分の1とのこと。
動物を用いた非臨床試験から、人による試験のフェーズ1~3、最終段階である承認申請をクリアするまで
薬剤開発にかかる年数は短くて10年、長い場合は15年以上も必要らしい。
又その間の総費用は80~500億円にも上るそうです。幅はありますがいずれにしても巨額ですね。

・総費用が大きい為、開発途中での開発販売権利の売買も行われている。
新薬販売による多大な利益は得られないかわりに、契約時の一時収入、ロイヤリティ収入があり
大規模な治験費用が発生しないなどの利点があるので、メディシノバさんも一つのビジネスモデルとされているようです。

・さて世界の各国に比べて日本の薬が安いのは有名な話。
日本は公定薬価制度である為、薬価の算定を製薬会社が行うことはできないのです。
薬価算定は殆ど類似薬効比較方式で行われる為、
現行の薬価からかけ離れた価格になることはありません。

・一方、米国は市場規模が1位であるのに加えて自由薬価制度が採用されています。
製薬会社は需給関係による市場原理に基づいて、各社で薬価を設定することができます。
薬効が画期的で多大な需要が見込める新薬が開発できたら、価格をかなり高く設定して売ることが出来るわけですね。
特許が切れると速やかにジェネリックに移行しますから、製薬会社は短期に開発費用を回収しなければなりません。

・投資に見合った回収が早期に見込める為、米国が新薬開発の開始国となることは多く、
メディシノバさんが米国市場をターゲットに進出した理由もそこにあるようです。

・このIR説明会の内容は納得のいくものでした。
又、メディシノバさんのhpにある 【2014年12月期決算説明会/2015年3月13日(金)東京】 も参考になりました。

・主要な開発化合物はMN-166、MN-001の2つに絞り込まれたとのこと。
新薬の開発に成功すれば日本で2~3位の規模の製薬会社になり得るというのも頷けます。
ここで語られたビジョンが順次実現していけば、株価にも確実に反映され投資家も潤うはず。
但し開発に失敗すれば…。正に1か0、ハイリスクハイリターンの典型的な形です。

・創薬ベンチャーとしての性格上、新薬が未だ世に出ていない段階ゆえ、創業以来利益がずっと水面下なのは仕方ありません。当然ながら無配でもあります。株主の方は将来を読んで投資している訳ですね。
ちなみに、モーニングスター社のレポートによれば当面の資金繰りに問題はなさそうとされていました。
現在の<株価>ですと最低単位の100株を4万円以下で購入可。

・副社長は個人の所感と前置きして『NISAの枠を残しておられるようであれば、このタイミングで買って頂き、5年後の当社の姿に期待して頂けないでしょうか?』との呼び掛け。

・元証券マンとのこと。上手に締めくくられました。
若干冗談っぽい感じにも聞こえましたが、おそらく実際の処は本心かと…
応援したい気持ちになりました。

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・鳥取は雨模様、台風が近づき今週はずっとこんな天気が続くようです。
今年は残暑を感じる間もなく、もう本格的な秋へと移り行くようです。



See you.

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