日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

いつものことですが…

2015-07-17 | 投資
【2015.07.17(fri)】
買うと下がるのです。

・台風11号は徳島や和歌山で大きな被害をもたらしましたが、山陰両県への影響は少なかったようです。
それにしても鳥取県西部を通過中の鳥取市内の静けさといったら…そよとも吹かなくて気持ち悪いくらいでした。
背の高い鉢は予め寝かせたりして備えていましたが、徒労に終わりました。
これからが本格的シーズンで、早速次も来ますので侮らないよう気をつけましょう。

・最近の経済セミナーは、これと言った目玉がなく興味を引く話題には乏しいです。
ギリシャの債務問題は先送りで取り敢えず落ち着き、中国市場は景気減速というシナリオを避けるべく政府が動き危機的な状況には陥らないのでは…と予測されています。

・中国の景気に左右されますが、この秋以降にあるUSAの利上げ時期とその回数が次の焦点になってきました。

・金融庁の方針もあり資産運用は個別分野への投資から、バランス重視の方向に変わってきています。証券会社さんに全てお任せのラップ型ファンドも着実に実績を伸ばしているようです。
プロのファンドマネージャーにお任せするのですから、余程の外部環境の悪化がない限りは成果を生むのでしょう。しかし自分であれこれ試行錯誤が出来ない運用方法は私の性に合いません。

・バランス型ファンドと言えば、ちょうど2年前の7月に設定された<スマート・ファイブ:日興アセットマネジメント>ですが純資産は概ね順調に伸びているようです。

・ファンドを構成する資産の配分比率を投資環境によって機動的に変えることが出来るリスクコントロール型の考え方が、NISAの制度を活用して堅実に運用したいというニーズに合っているのではないかと思います。

・投資対象は、日本国債、高金利海外債券(G20構成国内)、グローバル高配当株式、グローバルREIT、金の5つ。最近のレポートを見ると日本国債の占める割合が約50%に下がっていました。ローリスクでありながら、ミドルリターンを目指す商品のようですね。

・先日のギリシャ&中国のWショックで東京市場が大きく下げたタイミングにて、不動産業種1社の株を購入しました。長く業績不振で株価が低迷していましたが、徐々に回復してきて復配が予想される企業でした。

・下げが予測されるタイミングで-7%の指値にて約定。
予想通りと思いましたが、その後もどんどん下げ続けます。
結局14%程度下げたところで落ち着いていて、今東京市場全体が戻ってきても一向に買い戻されません。

・自分なりに調べてみると、どうも中国の景気減速懸念がこの企業の業績見込みにかなり関わるようなのです。
株価下落の要因は上海総合指数の下落だけではありませんでした。
失敗してから分析しているのですから、遅すぎなのですが…
いつもながら素人が底値で買えることはないですねー。 辛抱強く保有して回復を待つつもりです。

・NISAの制度は2年目になりました。
早くも半年が過ぎてしまい、枠を無駄なく消化するよう真剣に考えなくてはと思っています。


・寄せ植えの中の“あわちどり”が分球して、
今年は4本立ちになりました。

Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.
See you.

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活用しやすくなる?

2014-12-05 | 投資
【2014.12.05(fri)】
勉強会での話題~来年以降のNISA制度のことなど~

・少し前のことになりますが、年1回全国各地で行われる<さわかみ投信>さんの勉強会が鳥取でありました。

・さわかみファンドの加入者は鳥取県で約300名とのことでしたが、この日の参加者は7名。
殆ど座談会のようなものです。
参加者同士、各自の投資スタンスなど含めた自己紹介からスタートしました。

・さわかみファンドへの投資を始めたばかりの方や、1999年8月設定来のヘビーな方まで、
投資経験も様々ですから、色んな想いが聞けて面白い。

・30代と思われる女性がさわかみファンドを設定当初から15年も続けておられるのが分かり、
随分とお若い時から始められていることに感心しました。
その年代の私は遊ぶのに夢中で、投資など頭の片隅にもありませんでした。
この方のように若い時からコツコツと積み立てていれば将来が楽しみだと思います。

・今巷で売られるファンドは約5,000本。その平均寿命は2年程度であるそうです。
無くなる訳ではありませんが、純資産額が下がり続け運用がままならない..
ファンドマネージャーが優秀であっても、相場が下がった時に買い付け出来ない。
その結果、所謂“死に体”の状態になってしまうファンドが実に多いのだそうです。

・投資先として新たなファンドを模索する時には、金融機関に勧められるがままに買うのではなく、そのファンドの運用哲学と、長期間の運用実績を必ず自分で確認すべきだと..

・さわかみファンドの投資方針は一貫して“世界経済の成長を下支えする会社に投資する”です。
一例として設定当初から一度も投資対象から外したことのない<東レ>について触れられ、この会社への投資が今実を結んでいるという話をされていました。

・以前より炭素繊維で有名ですが、一つの事業の柱として水ビジネスが注目されています。
新興国のインフラ整備の中でも生活に直結する水処理の問題は要です。
自社開発で各種の水処理膜を揃えているメーカーは、世界でも東レのみとのことで競争力に秀でている。
個人的な投資対象としても、充分魅力的だと思います。高いですけど..

・今の市場環境ですから、さわかみファンド自体の運用実績も良く、直近の実績は私の場合で、×1.5で、個人的な私自身の運用実績に迫ってきています。

・ちなみにさわかみファンドの組み入れ銘柄116社の内、私の保有する銘柄は9社でした。
それ以外の保有銘柄の内容は私と全く異なっています。
成程と思わされる銘柄が並んでいます。堅いですね。プロが運用していることを感じます。

・NISA制度との関わりについても触れられましたが、熱心ではありません。
現在の税制では申込みはどちらかの金融機関1つに限定されるので、もしさわかみ投信を選択すると“さわかみファンド”1本のみの適用になってしまいます。

・いかに全幅の信頼を置いていても、投資対象がこのファンド1本のみということは考えられないので、
多くの方は他の金融機関・証券会社を選択されていると思います。
非課税に出来ないのは今の制度上仕方ないのですが、これは残念なことですね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・年末が近くなった関係で、金融機関や証券会社から“2014年のNISA枠を使い切って下さい”のコールが激しくなりました。“使い切ったら○○の特典があります”などのお誘いまであります..

・これは他のセミナーで聞いた話です。
少しデータが古くなりますが某証券会社を通じてNISA枠で購入された日本株の銘柄ベストランキングが発表されていました。それによれば購入上位の銘柄は以下のような結果でした。

1.武田薬品工業
2.みずほフィナンシャルグループ
3.○○証券
4.キャノン
5.三菱UFJフィナンシャルグループ
6.トヨタ自動車
7.三菱商事
8.あおぞら銀行
9.三井住友フィナンシャルグループ
10.イオン

・値動きの安定している大手企業、又高配当で知られる企業が多い。
売買益を狙うよりも、長く保有して配当を非課税で受け取りたいという個人投資家の思惑が伺えるようです。

・私は、昨今の為替相場の影響で、保有していた【ブラジル債券】のファンドが納得のいく水準に戻ったのを機に売却しました。サッカースタイルは好きですが、どうも国として見ると危うい部分が多いと感じるのです。
かつてのブームに乗じて買ったファンドです。1国だけに集中するのも良くないと思い、日頃から売却のタイミングを伺っていました。

・4年8ヶ月の保有にて×1.15の結果は運用実績としては低いですが、損をしなかったことで良しとします。

・ところで、NISAの枠内で低位の日本株をいくらか購入しました。
その残枠にて<ピクテ新興国インカム株式ファンド>を【金額買付】しました。
今は状況が良くないですが一国に集中することなく、マイルドな成長を期待しています。

・【金額買付】は約定日に基準価格が変動しても、口数を調整して指定の金額で購入できるので、
NISAの残枠をきっちり使い切るのには適していると思います。
家族の枠は残していますが、自分の枠はこれで無くなりました。

・ANAの株価が増資前の水準に戻してきましたね。一時×0.6位まで落ちた時には、
元に戻るまでに長い時間がかかるだろうと思っていました。
原油価格の下落など取り巻く環境が良くなり、思いの外早い回復でした。

・同様に海運業についても長い海運不況のトンネルを抜けた処で、燃料費の削減が追い風となって株価を戻してきています。5年間もずっと水面下で私の保有銘柄の中で問題児だった<日本郵船>が普通の子になったのが嬉しい。全く何が幸いするかわからない..

・NISAの制度は今年が初年度でしたので、使いづらい面が多々ありました。
税制改正によって来年からは、窓口となる金融機関を1年毎に変えたり、口座廃止後の再開設が可能になったりと改善が図られます。

・使用する個人の立場では、金融機関の縛りなく、NISA枠が自由に使えるのが一番有難いのですが、それは管轄する側にとって、とても手間の掛る仕組みになります。
ですから検討は進められているものの、実現は中々難しいような気がします。

・SBI証券では、NISA預りで保有している分配金再投資型の投資信託について、再投資の預り区分をNISA(非課税)扱いに出来る様になりました
受け取り金額が、ロスなくNISA預りで再投資できるのがいいですね。

・NISAの制度は来年以降もより合理的にかつ利用し易くする為に、官でも民でも継続的に改善が図られていくものと思います。

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・最近読んだ投資関連の本で、これが目に止まりました。

<富の不均衡バブル~2022年までの黄金の投資戦略~>若林栄四著 2014.6月発行

・米国経済を中心とした世界経済の方向性について8年先を展望。
日本経済については混迷の時期を脱したとして、明るい見通しを述べられている。

・著者は金融の歴史を知り、的確な相場の大局観で個人投資家に大きく支持されている方のようです。
独自の視点から導かれる見解は、他で聞いたことが無く、とても興味深いものでした。

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・最近良く見掛けるようになった<皇帝ダリア>2014.11.27
ご近所のものです。
背丈の倍にもなるので我が家ではとても育てることは出来ません。
広い畑をお持ちでしたら是非!!。


Investment I think that we should be cautious.
See you.

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新興国どうでしょう?

2014-07-19 | 投資
【2014.07.19(sat)】
ETF:自由度の高い投資信託に少しシフト

・一昨年やその前の日記を見ると、この時期でも気温34℃~37℃の記録がちらほら。それに比べると今年は過ごし易いですね。寝起きが楽です!

・米Googleが17日に2014年第2四半期の決算を発表し、結果は増収、利益は前年同期比で2桁アップでした。それでも市場予測を下回ったとのことで株価に与えた影響は僅か。
アナリストの期待値は更に上の水準にあった訳ですね。

・自分の投資配分が国内の個別株に偏重気味であることと、相場がある程度上った結果、私のような長期運用タイプですと、利回りで満足できる銘柄が少なくなったので、日本株は少し様子見をして休んでいます。

・投資対象を以前より興味のあった<ETF>に少しシフトしています。
(ETFはExchange Traded Fundの略で上場投資信託。証券取引所に上場され株式と同様の手法で取引が可能。SBI証券の場合、自分のポートフォリオも国内株と同じ欄に表示されます。)

・一番の魅力は指値を設定しての売買が可能ということだと思います。公募型の投資信託はこれが出来ないので、自分が売買したい価格を設定して待つことが出来ませんし、約定価格は自分が注文を出した時点の価格から変動します。

・ETFは投資信託ですから、中身は運用会社にお任せなんですが、毎年設定本数が増えてきて、昔からある日経平均、TOPIX、海外株価指数に連動するもの以外に、電機、銀行などの各業種の物、REIT、金やパラジウムなどの材料価格に連動する物、為替に連動する物など実に様々な商品が出ています。

<SBI証券の扱い商品例:国内ETF>です。

・これに<海外ETF:SBI証券の扱い商品例>が加わります。
(外国株式取引口座の開設が必要ですが、既に取引口座がある場合は簡単です。)
そして殆ど円での決裁が可能です。

・私など海外企業の個々の分析をするような手段も時間も持っていませんので、そのような向きには合っている商品かと思います。国内ETFだけでなくて海外ETFと組み合わせることと、更に時間分散をすることで、平均的な投資成果は期待できると思います。(一つ、人任せなのが気に入らないところではありますが..

・リスク管理型、又戦略的資産配分が可能な商品ということで、NISAの制度にもマッチしていると最近良く話題に取り上げられます。
以下紹介記事(参考)
<日経> <NISAなび> <モーニングスター社> <大竹のり子氏インタビュー>

・昨年5月、バーナンキ議長がQE3の縮小可能性について示唆して以来、緩和マネーが引き上げられ新興国に元気が無くなりました。
ですが新興国の中でも、天然資源に恵まれ、人口が多くて勤勉な国民性を持つ国であれば長~い目で見ると必ず成長する筈だと思うのです。今は少し上向いてきていますね。

・そんな観点にて、特定の新興国の株価指数に連動するものを組み込もうと思っています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・最近出会った“株入門”本の紹介です。


<ど素人がはじめる株の本 NISA対応版 なべ著 翔泳社>

・いつものように図書館からお借りして読んだのですが中々興味深い内容で、何度も借り直して読みました。
まずはこの著者が有名な経済アナリストなどではなくて、個人投資家であるというのが他の本とちょっと趣が異なる要因なんだと思います。
著者自身が自ら“中長期運用タイプ”と語っておられたのも読んだ動機の一つでした。

・題名が“ど素人がはじめる~”となっているので書き方は堅苦しくなく、未経験者でも文章は理解できますが、実際に運用の経験がなければ実感できないことも多いでしょう。

・従って私のようにすでに運用を始めてはいるものの、経験年数が短い、知識が浅い、実際分からないことだらけ、といったレベルが読者として一番ふさわしいかと..
ベテランは多くを読み飛ばしていいと思います。

・初心者の投資心得8項の中に、いくつか面白い項目がありました。
※倒産しない会社を選べ。財閥系低位株を買うべし。
※暴落時に買うべし。暴騰時に売るべし。
※買った株が下がったら、ナンピン買いすべし。
※損切りは絶対しない。

・一般的には、してはいけないとされていることも含まれています。
私もしているので可笑しかったのですが、書かれている真意を良く理解しないと火傷の元ですね!

・情報を得る手段として各種サイト、雑誌、本、TV番組の紹介まで有り。
NISAの制度を有効に活用する手段についても詳しい。

・初心者が心得ておくべき内容は全て盛り込まれていると思います。
私にとって非常に有益な本でした。

・この本の著者が運営をされている【ど素人の株日記】の<hp><ブログ>です。
本と合わせて読むと面白いです。


<先日のPC教室の“写真クラブ”にて 2014.7.16>


To predict the future is difficult.
See you.

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これもNISAが使える

2014-05-19 | 投資
【2014.05.17(sat)】
どうやってNISA枠を使い切るか考えています。

<DIAMアセットマネジメント>さんの投資セミナーがありました。
足踏み状態の市場動向ですから、講師の方も明確な方向性は示せず、話振りは至って慎重です。

・講義内容の主体は扱い商品をテコ入れする為か、REITの優れた点を強調するものでした。
REIT特有の優位性(税制面の優遇:法人税の免除から生まれる高配当)と、<DIAM世界リートインデックスファンド>というファンド固有の優位性についてです。

・現在の運用状況はまずまずなようです。私の場合でも、持っているREIT3本の内で実績は×1.63で最も良く、知人の方もほぼ同様の結果でした。積立型で時間分散したのと、基準価格が急落したタイミングでの追加スポット購入などセオリー通りにしたのが奏功していると思います。

・分配金は2011年3月から50円→35円に下がったものの、今の基準価格で年利回り10%程度なのは、まだ魅力があると思います。(DIAMさんも当面上げる見込みはないと言っておられました。)

・REITで運用するファンドもNISAの適用範囲なので、<DIAM世界リートインデックスファンド>も当然対象のファンドです。

・年初から先週末まで4,400~4,800円位の狭い範囲で推移しています。
このどっちつかずの変化に乏しい現況は、NISA口座への乗り換えタイミングとしては良いかなと思っています。

・一旦清算してNISA口座で再投資することにより分配金に掛かる税が20%→0%(最長10年)になるのは大きいと思いますが..

NISAの制度開始からもうすぐ半年経過です。個別株を含めNISA枠の有効な使い方を模索しています。

・別件で、世界株への投資をするファンド<DIAMハッピーインカム>の説明では、このファンドを運用している同社の優秀なファンドマネージャー:筧田裕之氏の紹介をされていました。

<DIAMコラム(2014/4/28)>

・こちらは「DIAMアセットマネジメント」が提供しているレポートです。
今回のテーマは「ボラティリティ~投資先を「変動幅」から検討してみる~」。
年4回位更新されていて、解説は分かりやすいと思います。

・SBI証券投資調査部作成の情報で、時価総額が大きいREIT銘柄ランキングが紹介されていました。

 コード 銘柄名                決算月 時価総額
-----------------------------------------------------------------------
【8951】 日本ビルファンド投資法人 投資証券    6月・12月 8,161
【8952】 ジャパンリアルエステイト投資法人 投資証券 3月・ 9月 6,864
【8953】 日本リテールファンド投資法人 投資証券   2月・ 8月 4,725
【8960】 ユナイテッド・アーバン投資法人 投資証券 5月・11月 3,694
【3283】 日本プロロジスリート投資法人 投資証券 5月・11月 3,370
------------------------------------------------------------------------
※時価総額は2014年5月12日取引終了時点。時価総額の単位は億円。~ご参考

Please take care to physical condition.
See you.

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銘柄選びの参考に..

2014-02-24 | 投資
【2014.02.24(mon)】
外資系運用会社のお話から

<フィデリティ投信株式会社>さんのお話を聞く機会がありました。
1946年にボストンで創業とのことですから、半世紀を超える歴史ある投信会社です。

・1969年に東京事務所開設。外資系運用会社として初めての日本進出。
40年以上の日本株の調査・運用経験あり。

・旗艦ファンドの<フィデリティ・日本成長株・ファンド>の騰落率は、設定来でベンチマークを32.9%上回り、日本株ファンドで純資産残高1位の商品に。

・お話のテーマは【今、考える日本株への投資機会】
リーマンショックから現在までの世界経済の動きを大まかに振り返り、中長期上昇トレンドが期待される日本株への投資機会はどこにあるのかを探るというものでした。

・自社投信商品としては、アクティブ運用の<フィデリティ・日本配当成長株投信>に絞って解説。

・この投信は設定が07年06月でリーマンショックが起こる前のスタートですから、過去4年程度長く水面下だった訳です。ここへ来て持ち直し、設定来の累積リターンで-2%と回復し、TOPIXの-21%よりはかなり良い実績を上げていると自賛されておりました。

・ファンドの中身はほぼ100%近く東1の株式です。技術力、資金力があり利益成長が持続する見込みがあり、かつ配当性向が良い銘柄を選定して組み入れているとのこと。

・国を超えた調査ネットワークを持ち、グローバルな視点で調査。
対象企業の経営陣、IR、営業、工場の実態把握と共に仕入先、納入先の評価、国内外の競合他社に対する優位性など調査を徹底する為に、700人ものアナリストを擁しているそうです。

・その結果、組み入れ銘柄98社が決まっているのですが、直近の<月次レポート>の中に【組入上位10銘柄】(2013.12.30現在)が参考に掲載されています。

・この10社の中に私が個別株で保有している銘柄が5社含まれておりました。
私はアナリストのように専門的な財務分析が出来る訳もなく、偶々自分の考えでメジャーな銘柄を買っていて、結果が似通っていたというだけの話ですが..

・考えてみますと、しっかりとした企業分析をする能力を持った運用会社が、結果として選定された銘柄を、自分自身のポートフォリオ構築の参考にするのもいいかと思っています。⇒自分の拙い分析よりよっぽど当てになる?

・購入していないファンドでは月次レポート等で、組入銘柄の上位を参考程度に知る事しか出来ませんが、少額でも一旦購入しますと運用報告書の送付は義務となりますので、それにより組入銘柄の全貌を知ることができます。

・私の場合は、さわかみファンドと<日本株式SRIファンド>の両方を見比べて参考にして来ました。

・せっかく信託しているんですから、運用会社が調査分析に多大なコストをかけられた結果得られる情報を、個人的な運用にも大いに活用すべきだと思っています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

・話は変わりますが、昨日の<フェブラリーステークス>如何でしたか?大穴でしたね。
馬券が舞い散ったことでしょう。こんなことが実際起きるんですねー、唖然としてしまいました。
皆さん承知の上でなさっているのでしょうが、こちらは投資の世界より遥かにリスキーですね



I wish you good luck.
See you.

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どうなる?来年

2013-12-26 | 投資
【2013.12.26(thu)】
NISA始動!

・本日12/26からNISA口座での取引が可能になりました。
約定日は今日でも、受け渡し(決済)は2014年になるからです。(来年の場合1/6)

・ポートフォリオに入れていた低位株の1銘柄をNISA口座で購入しました。
にわか投資家含め、個人投資家が動くことが予想できましたので、値動きの少ない銘柄を市場が開く前に成り行き注文したのですが、結果は前日比1%高にて約定しました。想定内でした。
(SBIのNISA対応の注文画面への切り替えは深夜3:00~4:00位だったようです。)

・昨日、6年振りに16,000円超えを記録し、驚いていましたら今日の日経平均の終値も更に前日比1%高で年初来高値更新でしたね。
円安進行の要因もありますが..

・SBI証券さん、この新しい制度のスタートによって取引に混乱が発生しないかと注意して見ておりましたが、コールセンターがつながりにくくなった程度で、新しいシステムの稼働は順調だったようです。
流石<ネット証券最大手>。

・約定成立後の画面では、「特定預かり」と「NISA預かり」が完全に分離されており
其々に於いて“評価額”“含み損益”等の諸項目が計算され表示されます。
又、今回の取引で使用した金額を100万円から減じた額が、NISAでの今後の投資可能枠として表示されています。

・売買手数料は無料です。
注文画面で「NISA預かり」を選択するだけの手間ですから、操作面でややこしいことは全くありません。画面設計もなかなか良く出来ていると感じました。

・将来このNISAの枠を使うかどうかは未定でも、取り敢えず口座開設はしておいたほうが得策ですね。
口座開設、維持にかかる費用はありません。強いて言えば申請時に必要な住民票の発行手数料位ですね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最近のTV番組から

・12/19、BSフジの「プライムニュース」のテーマは“どう変わる?マネーの流れ”と題して、2014年の日本経済と【投資】のあり方を論じると言うものでした。
ここの処の株式市場の活況を受けての緊急企画だったように思います。

・ゲスト出演は次の2名の方でした。
※<いちごアセットマネジメント㈱> 社長 スコット・キャロン氏
※さわかみ投信㈱ 会長 澤上篤人氏

・スコット・キャロン氏自身がかなりの日本びいき、「世界経済の発展に寄与している日本の優良企業を長期に渡って応援して行きたい」という方針の元、長期運用を投資スタイルとしているようで、2社の運用の方向性はかなり近いと感じました。実際この2社でタッグを組んで仕事をするかも、と言う話も出ていました。
まあ番組構成上、最後に意見の一致を見ないと収まりが悪いですし..

・さて番組では、何時もの立て板に水の“澤上節”を聞かせて頂きました。
必ず登場する話の一つ..
「日本人の持つ膨大な預貯金、これを眠らせるのではなく、この内10%だけでも投資に回してくれたらその経済効果は計り知れない。」と。
この論理は合っていると思います。私も実際こうなってくれた方が良いのですが..

・只、これからはインフレだ..預貯金が目減りする。だからインフレに強い株式投資にシフトせよといくら言われても、はたして皆さん雪崩を打つようになびくでしょうか
ベースが農耕民族である日本人の守りの特性はそう変わるとは思えません...
ましてや米国のように有価証券の保有額が預貯金額を上回るという事態にはならないでしょうね。

・これも良く話される、もう一つの側面の話..
「若し今、突然世界金融恐慌が起きたと仮定して、貴方は自殺しますか?おそらくしないでしょう。歯を磨かなくなる?電気を使わない?そんなことはないでしょう。夕御飯、酒、お風呂、TV、車、等々止めますか?止めないでしょう。即ちどんなことがあっても人々の生活は営まれる。その生活を支える物を供給している企業も無くなることはない。」
人々に必要とされている優良な企業を、応援する気持ちで投資をするのは正しい姿であろうと。

・未曾有の災害発生の場合はどうでしょう。間違いなく相場は暴落で、戻る迄には長い時を必要とするでしょう。南海トラフのことも頭を離れません。
次回、会長が鳥取にいらっしゃった時にはこの辺りの見解を是非聞いてみたいです。

・ゲストのお二人のお話からは、何とかここらで日本人のマインドを変えていきたいとの意気込みが伝わって来ました。

・「自分の会社の商品の宣伝になるのであまり言えないが」と前置きしての話。
「若くて月々の給与収入がある方なら、そのごく一部でも定額積み立ての形で投資(信託)に回せば、結果何年か先には、預貯金で置いておくのと大きな差を生むことになるでしょう」と。
リスクを時間分散する考え方であり同感です。私もやっておけば良かったと今更ながら後悔しています。

・取り敢えず投資への一歩を踏み出してみよう..というのが番組からのメッセージだったと思います。
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お薦めしたい本

・個人対象に“お金の運用”について述べられた本があります。


全面改訂 超簡単 お金の運用術><山崎元>著 朝日新書425 発売日:2013年9月30日第一刷
(図書館に有り。)

・以前から出版されていた本ですが、この度全面改訂されました。
株、債券、信託など個別の投資方法について述べるのではなくて、一般的な個人がとりうる運用手段を全般的に洗い出し、どの様な商品を選択し、どの様な資産配分とするのがベストなのか、筆者の広い知見を元に紹介されています。

・人生のあらゆる場面での「お金」との付き合い方を教授する本。
著者の山崎元氏、よく経済解説でTVにも登場され、私はこの方の控えめで確かな見解、誠実な語り口に好感を持っています。

・改訂版の新たな項目として、第三章にNISAでの運用方法についても述べられています。
“世の中にある金融商品の中で「買っていい」商品は1割もない!”など過激?な表現もありますが、本を良く読めば納得できるでしょう。

・個人が知っておくべき運用の知識についてはこの1冊で得られると感じました。
読んだ上で、やっぱりリスクを取りたいと思われる向きは、自己責任で実行すればいいだけの話ですよね。

・最終的な結論だけ読んでも充分役立つと思います。
<カスタマーレビュー>も読んでみて下さい。私が説明するより、余程的確な指摘がなされています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・専門家の予想ですら大外れするのが投資の世界の通例です。
素人が来年のことを云々出来ませんが、より良い方向に向かってくれたらいいですね!

Please welcome a good New Year to you.

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懐かしい出会い

2013-11-09 | 投資
【2013.11.09(sat)】
自立して堂々と生きて行こう

・毎年1回、<さわかみ投信>の勉強会が開かれます。口座を持っている人にはメール配信で案内があるのですが、無くても受講できます。

・今回のテーマは<自立して堂々と生きて行こう>でした。澤上会長は来られませんでしたがNo.3?の仲木威雄取締役と担当の佐藤紘史氏を講師に進行。

・冒頭、佐藤氏からの発言..“今朝は8時半に鳥取に着き、直ぐに「久松山」に登りました!”とのこと。
仲木氏は昨日の高松市の勉強会では、ファンド仲間とランニングして来たとか。
のっけからやたら元気のいい話が飛び交う。これって本当に投資の勉強会??と思う位。聞けば「さわかみ投信」の社員はスポーツ好きが多いんだとか..余談

・1999年8月に<さわかみファンド>を設立してここまで順調にファンド仲間、純資産共に増えていることに対して感謝の意を述べられた。

1999年8月スタート時:純資産16億2,776万1,581円、ファンド仲間487人
 2013年11月現在   :純資産約2,994億円、ファンド仲間約11万8,000人


“世界の成長に寄与出来る企業に投資していく”というスタンスは変わっていない。

・佐藤氏から30分程度、昨年11月から現在迄を振り返っての話があった後、1H30分はすべて質疑応答形式。これがこの勉強会の特色で、投資のプロ対素人がひざを交えて話せる機会はそうそうありません。

・的を得た質問~馬鹿馬鹿しい質問(私ですが..)まで雑多に飛び交います。

さわかみファンドの基本ポリシー“長期投資”に関連して..
約130強の国内企業に投資しているが所謂先端産業、下賤な言葉でいえば“はやりもの”に投資しないのは何故か?
⇒変化が激しすぎる。“はやりもの”に乗る投資家は必ず手離す。それよりは“重厚長大産業”に重きを置きたい。

現状で個人投資家はどう動けば良い?
⇒債券は勧めない。特にブラジルはいかに専門家が入念に解析したとしても予測不能。
予測不能なものへの投資はギャンブル。
株式投資の流れでしょう。但し上昇局面では買わないこと。

4,000余りもあるファンドから何を選択?
⇒※営業マンが薦めるものは買わない。(過去から耳にたこができるほど聞きましたが...)
※投資方針、哲学が明確でないものは否。
※ファンドの運用コストを把握する。
※客数の増減実績をみて運用に支障のない契約口数が保たれているか確認する。

・ここで自社の<さわかみファンド>の買い方に触れられ、時間分散の考え方から「定期定額購入」を基本として、基準価格が下がった局面で余剰資金によるスポット買いを入れていくのがベストな運用方法でしょうと...

・これは個別株の購入についても言えることだと思います。考え方に納得。
少額ですが私も<さわかみファンド>の「定期定額購入」をしています。
自分自身の日本株の運用実績が<さわかみファンド>に負けないよう頑張ります。

・今回は15名の参加でしたが、その中に懐かしい顔がありました。長く投資の相談でお世話になった某銀行のA氏でした。
今年初めから松江に赴任され、市内全域の営業外回りをされているとか。
単身赴任であり、偶々休みで帰った鳥取での勉強会に参加されたとのこと。
さして勉強は必要ない方だと思いますが...

・立ち話ながらしばし運用状況の話をして別れました。
又こちらに帰られる機会を待ちたいと思います。


“建屋を這う蔦も色付く”

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新たな分散の考え

2013-10-18 | 投資
【2013.10.18(fri)】
NISAを睨んだ新種の投信

・2014年スタートのNISAの制度をめぐっては、証券会社や銀行の間で熾烈な顧客の囲い込みが行われていて、口座新規開設の際の優遇条件もエスカレートするばかり...

・これは至極当然の流れですよね。これを機に口座を開いて貰えば、将来も引き続き顧客となって貰える可能性は高いと思われます。一人1金融機関1口座しか開設出来ないので尚更です。

・SBI証券が“銘柄検索機能を大幅バージョンアップ”しています。(ご参考)

・そのSBI証券はNISA口座開設に伴う優遇の目玉として売買手数料0を打ち出しています。
これはキャッシュバック○○円などより、よほどインパクトがあります。

・一人一年100万円の枠があるものの、NISA口座の中での売買収益、配当収益が課税0であることに加えて、売買手数料まで0ですから収益が丸々残る訳ですね。但し首尾よく運用益が出れば...ですが。

・損失が生じた場合に一般口座との損益通算が出来ないという面は気をつけないといけません。そんな税制に着目したファンドが登場しつつあります。
(1例です。)



<スマート・ファイブ:日興アセットマネジメント>


・ファンドを構成する資産の配分比率を投資環境によって機動的に変えることが出来る為、リスクコントロール型ファンドと謳われています。

・投資対象は、日本国債、高金利海外債券(G20構成国内)、グローバル高配当株式、グローバルREIT、金の5つ。リーマンショック前も債券、株式、REITの3資産に分散投資するファンドは沢山見られましたが、今回は“金”が加わっています。4つの資産とは異なる値動きをするということで、他を補完する意味で組み入れられています。

・マンスリーレポートを見ると、大部分の資産は日本国債のようで(60%超)残りの4資産は8~11%の間で同じ比率になっているようです。これでみると超安全運転のファンドですね!日本国債は為替の影響も受けませんのでローリスクですが、一方で大きなリターンは期待出来ないですね。

・個人はNISA口座の枠内で、一旦購入した資産を売却したらその金額枠は再投資に使えませんから、この【スマート・ファイブ】のように商品の中で運用資産の中身(比率)を変える事が出来て長期保有にも適するファンド、そして損失の可能性を出来るだけ回避するファンドが向いている。と言う説明には一応納得できます。

・固く固く運用したい方には適しているのでしょうね。

・政府機関の一部閉鎖により遅れを生じていたUSAの9月の雇用統計は現地時間10/22に発表があります。
久し振りに市場を動かすイベントですね!

・依然として世界経済に占める比率22%でトップのUSAです。その70%は消費であり、物が買えるかどうかは、仕事があるかどうかに掛かってきますので、この発表に世界中が注目。
日本時間では10/23早朝となります。
拡大方向と言われながら動きの乏しい昨今ですが、この日の東京マーケットに注目したいと思います。

See you.

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いけいけどんどん

2013-09-07 | 投資
【2013.09.07(sat)】
ずっと変わらないスタンス

・ニッポン経済が再び元気を取り戻せるようにとの趣旨で、東京証券取引所が【+YOUニッポン応援全国キャラバン】という取り組みをしています。

・9月7日は“澤上篤人”氏を講師に招き山陰での講演セミナーが開催されました。

講師:澤上篤人 氏(さわかみ投信取締役会長)
テーマ:長期投資がもたらす明るい未来
【“長期投資家”日記】 ←ブログに澤上氏の想いを知る事が出来ます。

・午前中は鳥取市での講演があったのですが、都合で参加出来なかった為、
夕刻の松江会場での講演を聞きに訪れました。
鳥取の講演を終えて松江に向かわれる澤上氏と同様に移動
まるで追っかけですね。

・それと言うのも、2010年に鳥取市で開かれたごく少人数の勉強会で、直接話を聞き質問に答えて頂く機会があったのですが、私のような初心者の素朴な疑問に、丁寧な説明で分かるまで誠実に答えられる姿勢に感心したのです。

・今回のテーマはやはりと言うか“長期投資”です。これが澤上氏のまったくブレない信念のようですね。

・骨子は...成熟社会になり、皆がお金を使わずそれが預貯金となり785兆もの眠れる資源になっている。この内の数%でも投資に回れば日本経済は元気になる。
非常に長いスパン(1900~2011)で過去の株価を均してみると年率は10%位の伸びを示している。
世の中で広く分散投資が言われるが、長期投資は時間分散である。
現在、又将来に渡ってあなた方が生活を営む上で必須と思うものに関わる企業をスクリーニングして投資してはどうか。←ここが最も肝要な部分で、個々に力を振り絞って考えないといけない処だと思います。

・講演の冒頭で澤上氏曰く、今日は30分話して残り1.5hは全て質疑応答の時間にします。どんな質問もokだが、個別の銘柄の質問だけは受けないとのこと。即ちこんな質問を投げかける人に限って6ヵ月先の相場の結果云々を口にすると。これは長期投資の考え方にそぐわないので遠慮するとのことでした。

・40年以上の投資経験、人生の殆どを投資の世界で生きて来た人が言うのですから、駆け出しの私などが他人に特定の銘柄を薦めるなどとんでもないこと。肝に銘じました。

・折角の機会ですから、又初歩的質問を投げかけてみました。
“現時点で利益の出ている銘柄を処分したとして、その資金の次の運用先はどこに向けるべきか”と尋ねたのですが...今の段階で保有している日本株を売る必要は全くない。持ち続けなさいと。昨年末からの株価上昇の動きなど澤上氏にとってはほんの小波の感覚なんでしょう。

今は買い!日本株100%買いだよ!の強気姿勢。但しその結果の出るのは8年以上先になるかも知れないと。8年って東京オリンピックも終わっていますよ!その時点で自身が健在であるのかも不安。

・お若い方ならこの考え方に賛同するのも有りですが、そうでない方はよくよく考える必要があります。大波を味わう前に人生が終わってしまうことの無いように...。

・ところで、さわかみ投信は「さわかみファンド」1本で運用されていて多くの投資家の支持を得ています。
少額ですが私も「さわかみファンド」の積立投信をしています。
澤上氏の投資スタイルに共感する部分があるからですが、もう一つの理由は自分自身の日本株の運用実績との比較、競争をしてみる狙いがあります。

・「さわかみファンド」の投資対象の中核は日本株ですので、結果は近いのですが、
ファンドの実績+32%に対して、私個人の個別株投資分は+43%で若干リード!
この結果は多分、仕込みの時期によるのだと思います。他人の資金を預かる機関投資家は休むことが出来ませんが、個人投資家は時期が悪いと思えば好きなだけお休みできますからねー。これは唯一の強みだと思います。

・今回のセミナーは有意義でした。東京証券取引所監修の書籍が出ています。
ご参考迄

<初心者でもスラスラわかる 「株」の超バイブル >プレジデント社

・東京への招致が決まってから初めての週明けマーケット、オリンピック関連株がどれだけ動くでしょうか?

See you

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鬼に金棒!

2013-08-08 | 投資

【2013.08.08(thu)】
USAがサウジアラビヤになりつつある...

・シェールガス・シェールオイル革命に沸くUSAのことを上の様に表現されているのを聞きました。エネルギー需給面で懸念があったUSAが、自国で格段に安いエネルギーを手に入れることで、製造業復活を宣言しています。まず間違いなく世界最強国への道を歩むことでしょう。羨ましい。

・USAの景気拡大は顕著で長期的には、ドル高、円安進行が考えられるのですが、金融緩和の引き締め等、USAの出口戦略が時期を明確にせず、実行先送りになっていて、方向性の乏しい市況になっています。株価が殆ど為替動向によって動いていますね。


 


・資産運用について易しく述べられた2冊の本があります。

11歳のバフェットが教えてくれる「経済」の授業
2010/3/19発行「田口智隆」著 フォレスト出版



・(注)ウォーレン・バフェット氏の自伝ではありません。11歳のバフェット少年が、その当時どう考え実行したか、エピソードを交えて「田口智隆」氏が解説をされています。軽る~く読める本です。

***日本人はお金儲けを悪だと思い込まされてきた。そうではなく、「経済の仕組み」を知った上で、その後「かしこく稼ぎ」「ムダを省き」そして「うまく運用して増やしていく」ことは“悪”ではなく“善”なのだ。と述べられている***

・常識的なことが多く、当たり前すぎて面白くないかもしれません。ですが、私が共感を覚え実行していることが2点ありました。

※1:バフェット氏は一旦購入した株は基本的に離さない。私は完全な【インカムゲイン】狙いですので、同様に実践しています。(勿論世の中の方々の多くはキャピタルゲイン狙いであり、その結果株価が大きく変動している訳ですが...)

※2:複利運用をする。売買益や配当収入を小遣いにするのではなく、必ず再投資に回す。

・世界的投資家の「ウォーレン・バフェット」氏の少年時代に学ぶ書です。

・図書館に所有有り、Amazon中古有り

投資ミサイル
2010/4/8発行 「竹内謙礼」著 PHP研究所



・とっつき易く面白い。笑わせてくれる本です。然し中身は濃い

・某上場会社の営業三課課長 道明美穂が、そのメインバンクから出向してきたロボット取締役を上司として、新規事業に取り組むところから話がスタートします。フィクションです。ロボット取締役の指南を仰ぎ、美穂は着実に成長する。

・最初の部分は新規事業の事業計画の話ですが、後半に株式投資の話が出てきます。

・TOPIX連動のETFを買うのが、堅く運用するには良いが、これでは勉強にならないので、個別の株を保有して、その値動きの要因を考察するのが大事だと。分散投資の重要なことも説いています。
全く同感で自分の所有物にしないと市況など真剣に見ないですからねー。取り敢えずは少額で始めるのが良いと思います。

・理論的に述べられていて、内容が全て簡単という訳でもありません。
断片的でも充分役に立ちます。最初はパラッと見て、経験を積みながら読み返してもいいと感じます。

・美人OL美穂に自分を重ね合わせて読むのが楽しいんじゃないでしょうか?

・図書館に所有有り、Amazon中古有り、「電子版」もあるようです。

I.O

コメント (2)
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