日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

銘柄選びの参考に..

2014-02-24 | 投資
【2014.02.24(mon)】
外資系運用会社のお話から

<フィデリティ投信株式会社>さんのお話を聞く機会がありました。
1946年にボストンで創業とのことですから、半世紀を超える歴史ある投信会社です。

・1969年に東京事務所開設。外資系運用会社として初めての日本進出。
40年以上の日本株の調査・運用経験あり。

・旗艦ファンドの<フィデリティ・日本成長株・ファンド>の騰落率は、設定来でベンチマークを32.9%上回り、日本株ファンドで純資産残高1位の商品に。

・お話のテーマは【今、考える日本株への投資機会】
リーマンショックから現在までの世界経済の動きを大まかに振り返り、中長期上昇トレンドが期待される日本株への投資機会はどこにあるのかを探るというものでした。

・自社投信商品としては、アクティブ運用の<フィデリティ・日本配当成長株投信>に絞って解説。

・この投信は設定が07年06月でリーマンショックが起こる前のスタートですから、過去4年程度長く水面下だった訳です。ここへ来て持ち直し、設定来の累積リターンで-2%と回復し、TOPIXの-21%よりはかなり良い実績を上げていると自賛されておりました。

・ファンドの中身はほぼ100%近く東1の株式です。技術力、資金力があり利益成長が持続する見込みがあり、かつ配当性向が良い銘柄を選定して組み入れているとのこと。

・国を超えた調査ネットワークを持ち、グローバルな視点で調査。
対象企業の経営陣、IR、営業、工場の実態把握と共に仕入先、納入先の評価、国内外の競合他社に対する優位性など調査を徹底する為に、700人ものアナリストを擁しているそうです。

・その結果、組み入れ銘柄98社が決まっているのですが、直近の<月次レポート>の中に【組入上位10銘柄】(2013.12.30現在)が参考に掲載されています。

・この10社の中に私が個別株で保有している銘柄が5社含まれておりました。
私はアナリストのように専門的な財務分析が出来る訳もなく、偶々自分の考えでメジャーな銘柄を買っていて、結果が似通っていたというだけの話ですが..

・考えてみますと、しっかりとした企業分析をする能力を持った運用会社が、結果として選定された銘柄を、自分自身のポートフォリオ構築の参考にするのもいいかと思っています。⇒自分の拙い分析よりよっぽど当てになる?

・購入していないファンドでは月次レポート等で、組入銘柄の上位を参考程度に知る事しか出来ませんが、少額でも一旦購入しますと運用報告書の送付は義務となりますので、それにより組入銘柄の全貌を知ることができます。

・私の場合は、さわかみファンドと<日本株式SRIファンド>の両方を見比べて参考にして来ました。

・せっかく信託しているんですから、運用会社が調査分析に多大なコストをかけられた結果得られる情報を、個人的な運用にも大いに活用すべきだと思っています。

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・話は変わりますが、昨日の<フェブラリーステークス>如何でしたか?大穴でしたね。
馬券が舞い散ったことでしょう。こんなことが実際起きるんですねー、唖然としてしまいました。
皆さん承知の上でなさっているのでしょうが、こちらは投資の世界より遥かにリスキーですね



I wish you good luck.
See you.

I.O
コメント
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