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見どころの多い…

2019-05-13 | 山歩き
【2019.05.13(mon)】
それぞれに趣きのあるコース。 

・島根と広島の県境にある<大万木山(標高1,218m)>へ向かう。「琴引フォレストパークスキー場」が近い。
開通したばかりの鳥取西道路の恩恵にあずかって鳥取を快適な滑り出し。
以降も順調に車は流れて、おおよそ3hで現地飯南町の登山口の一つとなる門坂谷駐車場到着。 

・今日はガイドブックに多く紹介されているコースを辿ることに。
(門坂谷)出発~滝見コース(3.1㎞)~(頂上)~渓谷コース(2.8㎞)~横手コース(1.3㎞)~(門坂谷)帰着の予定にて。

・コース中程にある地蔵尊。ここからの眺めは良くこの日も三瓶山が見え、条件がいい時には大山も望めるらしい。
ここを過ぎると穏やかな上り斜面にブナ林が現れる。


・気持ちも軽やか!ブナ林歩き。


・登山道脇の山草も種類豊富。チゴユリ、ユキザサ、イカリソウ、エンレイソウなどが目に付く。
水飲み場を過ぎた辺りから登山道の両脇に<サンカヨウ>が現れる。どちらかと言えば左側に多いようだ。



・少し枝が揺れただけでも花弁がはらはらと散る。脆い花のよう。




・サンカヨウの群落は避難小屋周辺まで続く。
地元の観光協会さんの主催で、毎年花を観賞するツアーが行われているが今年は昨日の5/12(sun)が実施日。
御担当者の話では「5/13~14日がベストかも」とおっしゃっていたが、その言葉どうりでした。

・頂上手前にある避難小屋。

・小屋を過ぎると登山道脇のサンカヨウは見掛けなくなる。
この種の群生場所は限定され、更に花期は1weekと短い。今回は貴重な経験をしたようです。

・頂上着。広場にはベンチが置かれている。

・北から上ってくる権現コースを少し下ると、展望台と名物になっているブナの巨木あり。

・その形状から別名“タコブナ”とも呼ばれる山頂大ブナ。

・山頂の案内板は分かり易く下るコースをここで確認。間違って尾根道を直進すれば琴引山方面へ。

・大万木山のコースで最も林相が美しいとされる渓谷コースを下る。樹齢の高い巨木が多い。
疲れからつい俯いて歩きがちだが、見上げれば新緑が眩しい。


・横手コースを歩くと急峻な最短コースの権現コースと交わる。
沢を越えるごとに小さなアップダウンを繰り返し、朝出発した門坂谷駐車場に帰ってくる。

・地元飯南町の観光協会の方が親切で多くの情報を頂く。
歩行距離の合計は7.2㎞となり、ピストン往復よりは長く歩くことに…。
たおやかで女性的な山だと思います。ブナの新緑とサンカヨウの花が同時に楽しめる山歩きでした。 

【note:大万木山】
◆中国百名山
◆標高1,218m
◆コース例/コースタイム
・門坂谷駐車場~滝見コース(3.1㎞/1h20分)~(頂上)~渓谷コース(2.8㎞/1h)~横手コース(1.3㎞/50分)~門坂谷駐車場
◆頂上までの標高差:約580m
◆アクセス:R9(山陰自の開通部分)~松江自~R54~地方道~門坂谷駐車場へ 約200㎞:3h(実走行)
◆駐車場:平日は充分な余裕あり。但しサンカヨウのシーズンは土日満杯になることがあるらしい。


See you.  

I.O
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