1998年頃の話のときに出たPC9801DSの話。
たか丸から引き取ったマシンの一つでもある。
(以降、PC9801DSをDSと表記しますが、某ゲーム機のことではありません)
1996年の夏だったか、パソコンショップの移転先のオープニングセールで
PC9821Xa7eが安く入手できるということで、
たか丸の代わりに、早朝、ならんで整理券を買ったことで、DSは報酬のようなものだった。
(ちなみに、このとき買ったXaも、この更に1年後くらいに、かなりの安値で引き取ることになった)
DSのスペック
初期状態
CPU i80386SX(16MHz)
RAM 640KB
HDD 無し
FDD 5吋2基
Cバス 4スロット
他 アナログ、デジタルCRT対応、
外付けFDDのI/F、FM音源、
シリアルポートは9600bps
引取時の状態
CPU i486クラス
RAM 12.6MB
HDD 120MB(SCSI内蔵)
当時はまだインターネットよりも主にMS-DOSで
Nifty等のパソコン通信を使っていたし
まだWindows3.1を使っていた。
内蔵HDDから外付け用のコネクタが出ていたので、
容量が340MBのHDDや
SCSI接続のCD-ROMドライブを外付けで繋いでいたため、
そこそこ使えるものになっていた。
しかし、インターネット全盛になってきて、
Windows95が使えないDSではインターネットの用途にできず、
当時としても低スペックなゲーム機としてしか使いようがなくなっていた。
その後、FM音源に対応したDOS用ゲームが減り、
発売されるゲームがWindows95対応のになってきたため、DSはしばらく眠らせることになった。
しかし、更にその後、インターネットエクスプローラforWindows3.1の存在を知った。
つまり、Windows95以上の対応とされていたie(インターネットエクスプローラー)が
Windows3.1用にリリースされた。
当時はクロムとかもなく、ブラウザといったらモザイクとかネスケとかはあったものの
Windows3.1でインターネット接続するには敷居が高かった。
しかし、Windows3.1でもieを入れることで
ダイヤルアップでのインターネット接続ができるということで
すなわち、DSでもインターネットが使えると思い、
MSのサイトからダウンロードしてインストールしてみた。
DSでも動画再生できるように、拡張スロット(Cバス)に
グラフィックアクセラレータ、
PCM音源ボード、
高速RS232Cボード、
を装備して、これでインターネットマシンになるかと思いきや、それは甘かった。
環境を整えてインターネットに接続しようとしたが、モデムが動作しないのである。
アプリやドライバも手順通りにインストールしている。
他に原因らしい部分が見あたらないと思ったが、よくよくネットで調べてみると、
どうやら、このie、IBM-PC/AT機と、その互換機でないとダメらしい。
PC-9801シリーズとその互換機では
このieに付属のダイヤルアップ接続が使えないとのことだった。
出来るだけ正しく表現するなら
「考慮されていない」
とか
「想定されていない環境」
と言う事らしいが、使えないという事実には変わらない。
ちなみに、もともと、このieはフリーに提供しているという事で、
サポート対象外のソフトらしい。
つまり、使えなくても動作保証はしないということらしい。
MSもコレを作ったところで利益が上がるとも思えないし、企業としてはよくやってくれて
いると評価するべきなのだろうか?
とりあえず、振り出しに戻った感じ
他にネットワーク利用できないかと、とりあえず、旧機種にUNIXライクなOSを入れてみました。
当時はOSの詳しいことをネットで調べるにも時間かかったが、FreeBSDとかLinuxとかを調べて、
FreeBSDをDSにインストールした。
その時のスペックは
CPU i486クラス
RAM 12.6MB
HDD 340MB(SCSI外付)
解像度 640*480ドット、フルカラー
サウンド PCM音源、FM音源
LAN 10BASE-T
FreeBSDのバージョンは2.2.2だったかな。
インストールは途中までスムーズだったのだけれども、カーネルの再構築では数時間かかってしまった。
これがペンティアム2とかだと、数十秒で終わるらしい。
FreeBSDが動作したので、webサーバとして動作させて、
古いノートPCをダム端末っぽくモニタ代わりにしようかとも思ったのだけれども、
いろいろいじくる前にイヤな事があったので処分しました。
その、イヤな事と言うか、
なんか、人間以外の生き物らしい何かが内部に棲んでしまった感じなので、
恐くて触れなくなって、処分してしまいました。
意外に唐突な終わりで申し訳ないという感じ。
CPUがi486クラスとしているのは
サイリックスか何か忘れたが、CPUをi486にするアクセラレータのようなものを使ったから。
windows95ではi80386のCPUには対応してなく、i486以降のCPUが必須だった。
どっちも32bitなので使えても良さそうなのだが、i80386のDSにはインストールできなかった。
それがi486として認識させることでDSでもwindows95がインストールできるだろう、
ってことで試してみたら、インストーラのチェックで弾かれることは無かったが
インストール開始後、いつまで経っても画面が変わらず(青っぽい画面だった気がする)
半日放置しても変化がなかったんで中断した。
原因はわかっていないが、単に遅いからだろう、と思って、
たとえインストールできても、遅さに絶えられないだろうと、再挑戦することもなかった。
たか丸から引き取ったマシンの一つでもある。
(以降、PC9801DSをDSと表記しますが、某ゲーム機のことではありません)
1996年の夏だったか、パソコンショップの移転先のオープニングセールで
PC9821Xa7eが安く入手できるということで、
たか丸の代わりに、早朝、ならんで整理券を買ったことで、DSは報酬のようなものだった。
(ちなみに、このとき買ったXaも、この更に1年後くらいに、かなりの安値で引き取ることになった)
DSのスペック
初期状態
CPU i80386SX(16MHz)
RAM 640KB
HDD 無し
FDD 5吋2基
Cバス 4スロット
他 アナログ、デジタルCRT対応、
外付けFDDのI/F、FM音源、
シリアルポートは9600bps
引取時の状態
CPU i486クラス
RAM 12.6MB
HDD 120MB(SCSI内蔵)
当時はまだインターネットよりも主にMS-DOSで
Nifty等のパソコン通信を使っていたし
まだWindows3.1を使っていた。
内蔵HDDから外付け用のコネクタが出ていたので、
容量が340MBのHDDや
SCSI接続のCD-ROMドライブを外付けで繋いでいたため、
そこそこ使えるものになっていた。
しかし、インターネット全盛になってきて、
Windows95が使えないDSではインターネットの用途にできず、
当時としても低スペックなゲーム機としてしか使いようがなくなっていた。
その後、FM音源に対応したDOS用ゲームが減り、
発売されるゲームがWindows95対応のになってきたため、DSはしばらく眠らせることになった。
しかし、更にその後、インターネットエクスプローラforWindows3.1の存在を知った。
つまり、Windows95以上の対応とされていたie(インターネットエクスプローラー)が
Windows3.1用にリリースされた。
当時はクロムとかもなく、ブラウザといったらモザイクとかネスケとかはあったものの
Windows3.1でインターネット接続するには敷居が高かった。
しかし、Windows3.1でもieを入れることで
ダイヤルアップでのインターネット接続ができるということで
すなわち、DSでもインターネットが使えると思い、
MSのサイトからダウンロードしてインストールしてみた。
DSでも動画再生できるように、拡張スロット(Cバス)に
グラフィックアクセラレータ、
PCM音源ボード、
高速RS232Cボード、
を装備して、これでインターネットマシンになるかと思いきや、それは甘かった。
環境を整えてインターネットに接続しようとしたが、モデムが動作しないのである。
アプリやドライバも手順通りにインストールしている。
他に原因らしい部分が見あたらないと思ったが、よくよくネットで調べてみると、
どうやら、このie、IBM-PC/AT機と、その互換機でないとダメらしい。
PC-9801シリーズとその互換機では
このieに付属のダイヤルアップ接続が使えないとのことだった。
出来るだけ正しく表現するなら
「考慮されていない」
とか
「想定されていない環境」
と言う事らしいが、使えないという事実には変わらない。
ちなみに、もともと、このieはフリーに提供しているという事で、
サポート対象外のソフトらしい。
つまり、使えなくても動作保証はしないということらしい。
MSもコレを作ったところで利益が上がるとも思えないし、企業としてはよくやってくれて
いると評価するべきなのだろうか?
とりあえず、振り出しに戻った感じ
他にネットワーク利用できないかと、とりあえず、旧機種にUNIXライクなOSを入れてみました。
当時はOSの詳しいことをネットで調べるにも時間かかったが、FreeBSDとかLinuxとかを調べて、
FreeBSDをDSにインストールした。
その時のスペックは
CPU i486クラス
RAM 12.6MB
HDD 340MB(SCSI外付)
解像度 640*480ドット、フルカラー
サウンド PCM音源、FM音源
LAN 10BASE-T
FreeBSDのバージョンは2.2.2だったかな。
インストールは途中までスムーズだったのだけれども、カーネルの再構築では数時間かかってしまった。
これがペンティアム2とかだと、数十秒で終わるらしい。
FreeBSDが動作したので、webサーバとして動作させて、
古いノートPCをダム端末っぽくモニタ代わりにしようかとも思ったのだけれども、
いろいろいじくる前にイヤな事があったので処分しました。
その、イヤな事と言うか、
なんか、人間以外の生き物らしい何かが内部に棲んでしまった感じなので、
恐くて触れなくなって、処分してしまいました。
意外に唐突な終わりで申し訳ないという感じ。
CPUがi486クラスとしているのは
サイリックスか何か忘れたが、CPUをi486にするアクセラレータのようなものを使ったから。
windows95ではi80386のCPUには対応してなく、i486以降のCPUが必須だった。
どっちも32bitなので使えても良さそうなのだが、i80386のDSにはインストールできなかった。
それがi486として認識させることでDSでもwindows95がインストールできるだろう、
ってことで試してみたら、インストーラのチェックで弾かれることは無かったが
インストール開始後、いつまで経っても画面が変わらず(青っぽい画面だった気がする)
半日放置しても変化がなかったんで中断した。
原因はわかっていないが、単に遅いからだろう、と思って、
たとえインストールできても、遅さに絶えられないだろうと、再挑戦することもなかった。
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