Dell Wyse 3040シンクライアントをモニタレスにしようとしても
起動時にキー入力待ちになってしまうというところで、
BIOSの設定かと思ったが、そもそも電池切れのようだった。
それに気づかず、BIOSの設定でどうにかしようとしていた。
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F2でBIOS
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デフォルトパスワードはネット上で閲覧できる取説に書いてある。
ここに書いても良さそうだが、念の為、先頭はFとだけ書いて、あとは伏せておきます。
設定後、再起動でキー入力待ちナシでOSが起動した。
しかし、ACアダプタを外したら、戻った。
ってことで電池切れだと気付いたわけです。
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電池は2芯のケーブルで、CR2032と書かれている。
電池だけならダイソーで3個110円のがあるのだが、
ケーブル付きを注文すると、これが1個280円、
交換したらACアダプタをいったん外して接続し直しても、
電源入れればOSまで起動するようになった。
あと、モニタ繋がなくてもsshで接続できて、VNC起動サーバを起動すれば
他のPCから入れることがわかった。
つまり、DPのダミーが不要だったわけです。
OSインストールするときにモニタやキーボードが必要になるものの
リモートで使うならOSを入れておくUSBメモリと無線LANがあれば何かに使えそう。
有線LANで済んで、内蔵ストレージの8GBだけでもlubuntuが最小インストールできるので、
追加無しで簡易的なサーバくらいにはなりそう。
シンクライアントなのに。
lsusbで見てみると、
bcdUSB 3.00
とあるので、USB3.0ということがわかる。
この時点での使用量を見てみると、
df -h .
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda2 56G 7.3G 46G 14% /
/dev/sda2 56G 7.3G 46G 14% /
ってことで、余裕。
ちなみに、読込速度を計測してみると、
sudo hdparm -t /dev/sda
/dev/sda:
Timing buffered disk reads: 166 MB in 3.01 seconds = 55.24 MB/sec
/dev/sda:
Timing buffered disk reads: 166 MB in 3.01 seconds = 55.24 MB/sec
数回やってみて、だいたい55MB/sなので、
とても遅いHDDくらいかな。
ちなみに、USB3.0のUSBメモリ使う前にあまりに遅くてUSB1.1かと思ったやつは
同じように見てみたらUSB2.0だったし16MB/sだった。
どっちにしても遅い。
ここまでできると、普通の低スペPCになった。
ストレージがeMMC64GB、メモリ2GB、電源あり、wifiありが
¥5Kくらいだとすると、珍しくもなんとも無い。
ただ、同じPCが3台あるので、無理矢理使いたい。
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