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茂木大臣が「あちらの工作員」だということは明らかだった

2012年12月28日 20時54分00秒 | 政治って?
今更ですけれども、大臣の着任早々、原発再開へ向けて、財界や讀賣新聞論調なんかの要請に早速応えてくれてるみたいですね。


茂木大臣というのは、前から書いてきた通りに、まことに都合よく振舞う工作員です。

6月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/3ffd4fb919a65ed3a7b00e3b9ee9fea1



茂木は、財界や讀賣新聞の手先となって働いてくれる、大変優秀な議員さんなんですよ。だからこそ、これまで生き延びてきているわけで。

これは原発問題だけではありませんよ。TPPも同じです。


>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/6072b48eaa69deadc9484a594ba8b2a8

茂木は、財界や讀賣新聞の犬となって働くわけですから、財界や讀賣新聞社説を読んでみれば、茂木がどういう主張を行うのかは、一目瞭然なわけですよ。だから、ずっと前から警告していたではありませんか。


はっきり言って、今の3分の2以上を獲られてしまってからでは、もう遅いんですわ。
TPPを阻止してくれるのは、自民党議員さんなんかじゃないんですってば。百万回言うけど。


石破も、小泉進次郎も、茂木も、安倍も、林も、みーんな推進派なんだってば。
どうして、それが分からないんだよ。

自民に入れたら間違いなく、民主党が増税法案可決に突き進んだのと同じ道を歩むことになることくらい、分かりそうなものだろう。自民党議員をいくら支援しても、止められるわけがない。「わしが止める」みたいに言ってた人が、本当に止められると思いますか?



民主党の鹿野さんは、今頃、さぞかし臍を噛んでいることだろう。


引き返すチャンスはあったんだよ。
増税法案に賛成する前に、民主党内で前原や野田を討てば、簡単に数で勝てたのだ。
野田を降ろしておけば、ここまでの惨敗は避けられていたはずだろう。野田を討っておけば、こうはならなかった。


だが、TPPに反対していた民主党議員たちは、どうなったか知ってるか?

全滅だ。


誰一人、残ってないだろう?

な?
だから言ったろう。


自民党議員なんかを支援したら、まずTPPを止めることができなくなるんだよ。
そういう現実が見えてないんだ。


なまっちょろい考えでは、通じないんだよ。
絶対反対、と言い切れる政党でなければ無理。

参院選挙でいくら阻止と言ってみても、衆院3分の2でひっくり返せるし、条約締結は衆院の優越があるから、阻止する方法なんかもう残ってないんだよ。

敵陣営は、そういうことを十分考え把握した上で、今回選挙の仕掛けをやってきてるんだっての。


本気で戦いを挑まねば、阻止することなど不可能。
全力で叩き潰す覚悟がなければ、こうやって簡単に選挙後の「原発推進、TPP推進」をやってこられるんだっての。

自民党内で何かができるかというと、それは非常に困難だわな。
党内議員たちが、しかも「ひよっ子」たちが執行部に大反対をして阻止できると思うか?


民主党の無様な姿を忘れたのか?
コロッと騙されて、簡単に執行部に籠絡されたではないか。


そして、用済みとなれば、選挙で全員、打ち首獄門だ。
残らず切られた。


ただし、生方だの、階や、黄川田みたいな、特別な役回りを演じた者たちだけは、救済されるんだよ。そう、加担した仲間に加わるとそうなるってことだよ。



もう一度言います。

JA全中や農業関連の皆さま、戦争なんだ、という覚悟を持って下さい。
それくらい、敵陣営は強力であり、全力で反対派を潰しにきたんだ、ということなんです。

何が何でも、通す算段を立てて、選挙結果を得たんだ、ということなんですってば。


よく結果をご覧なさいな。
自民党議員の、反対派という人たちは、たとえ数がいたとしても、役には立ちませんよ。

民主党の山田さんや鹿野さんは、阻止することはできなかった、これは肝に銘じて下さい。野田総理は事前協議参加と言って、実質政府間協議を開始してしまったではないですか。裏取引で、交渉のテーブルはセットされ、事前交渉が難儀する分野で次々と妥結してしまっているではないですか。


そういう現実を見て下さい。

甘い考えは、一切通用しない、そのことを忘れないで下さい。



茂木は、工作員であり、推進派だ。こいつは、原発だろうと、TPPだろうと、財界や讀賣グループの為なら、どんなことだってやりかねない、そういう立場の人間なんだ、ということだ。



原発政策についてのご提案~2

2012年12月28日 17時57分27秒 | 政治って?
自民が政権を獲った途端に、早速「昔に戻ろう」運動でも展開しているようだ。醜悪そのもの。

原発政策を推進してきたのは、自民党だ。彼らは、元々は福島原発事故の「最大加害者」たる人間のはずなのだ。それを、何らの反省もなければ、総括もない。事故原因の究明も満足にできていない。旧政権に問題があったのなら、なぜその政府責任や東電の責任を厳しく問わない?


やつらにあるのは、財界や霞が関との関連で、その周辺に蔓延る権力サークル一派(マスコミ含む)の要望を安易に聞き入れて、「元通りの関係」にしましょう、というだけなのだ。原発も元通り、電力会社も、経団連はじめ原発メーカーも、国民から金を巻き上げるシステムも、みんな元通り、と。
本当に心底性根の腐ったヤツラなのである。大勢の国民を悲惨な目に遭わせて、世界中に大事故を見せつけ、環境汚染をやったヤツラが、何らの痛痒も感じることなく、悔恨もなけりゃ反省もなけりゃ、謝罪もないのだ。本物の愚か者だ。厚顔無恥の破廉恥者だ。世界中に恥ずかしくて顔向けできんわ。



政治の世界も、財界の上の方も、こんなんばっかりだが、当方は電力会社そのものを憎んだりしているわけではないよ。
こんな記事もあった>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/0c000657d7bd4978b46867f996cbfcc2


当方は、日本人のよい所として感じているのは、やはり現場の人々である。技術屋さんの現場力は、敬服するものがあると常々思ってきた。だから、電力会社の中の人たちが、全部悪人ということはあるまいと思う。これは公務員の人たちについても言えることなのであるが。


電力会社としても、というか電力会社のトップの方は財界関係とか経産省との関係とか色々とあって当然なので、恐らく雁字搦めで「原発維持、これまで通りだ」というのを言い続けねば、個人が没落させられるから、みたいなことがあるのだろうと思う。そういう人の意見をいくら聞いても無駄。でも、ニュースなどで表に出てくるのは、そういう上の決まり切った答弁しか言えない人の言葉だけ。当方は、そういうサークル内の人間の言い分は、信じるに値しないと感じている。


だから、電力会社を救済しようと思うなら、やはり原発部分は会社から完全分離すべきだ。同じ電力会社の中に原発部門があるから、再生可能エネルギーなんかの推進が難しかったのだろうと思うからだ。原発を推進せねばならない、という国策を押し付けられてきたせいで、原発が手枷足枷となってきたのではないのかな、と。その呪縛を解くことが必要だろう。

参考>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/30520c3c233d138d93869d3510ff982a


原発が分離されれば、電力会社は火力が主力となるわけだが、再生可能エネルギー比率が高まるとか、火力効率が上がれば、利益幅が多くなる得るから会社経営には有利に働く。つまり、このことが水力、風力や地熱などの利用促進に繋がるインセンティブとなるだろう、ということである。


分離した原発関連施設群は、例えば「原子力施設清算事業団」みたいな(懐かしの国鉄清算事業団と類似だ)形で、廃炉まで国の一括管理下に置く、ということになる。作業は、これまでと同じく東電管轄なら東電に委託、ということにできる。ただし、福島原発の作業があるので、以前にも書いたことがあるが、全国の施設をローテーションできるような仕組みを考えることが必要。作業員の確保もきちんと行う必要があるので、事業団の職員として正規採用というような直接雇用の形を作るべき。

参考>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/9d62f0ab4ba8a04d0ba3181f73ffbc6c


直接雇用ができれば、労務管理とか被曝放射線量管理といった点においても、国の責任で行えるので、作業環境は改善されうるはずだろう。廃炉作業の技術開発に関しても、清算事業団と民間企業との共同開発といった形にできるので、企業側のコスト軽減で開発リスク抑制になるのではないか。


重要なことは、日本にある核施設を安全管理せねばならないということ、福島原発の危険な状態を一日も早く解決へと向かわせねばらないということ、核物質を長期管理する責任を果たすということ、である。
原発を動かせないと金が損する、みたいな、生易しい話ではない、ということである。


自民党は、誰一人として、このことへの責任を負っていないし、どうするのかと言う点についても答えてはいない。要するに、最大の無責任政策を実施してきたのは自民党だ、ということだ。
自民党は選挙の時に、原発を再稼働させない、脱原発・卒原発なんて言うのは無責任だ、という批判を展開していたが、自民党に無責任を口にする資格などない。原発利権、電力利権に巣食ってきた連中だとか、電力株なんかの恩恵を与えられてきた特別な人たちにとっては、配当ゼロだの株安だのといった事態は「無責任だ」と言いたくなるかもしれないが、それは、そういう「蜜に群がってきた連中」にとってそうというだけに過ぎない。
電力会社で働く圧倒的多くの人々や、原発で作業する人々にとっては、そういう恩恵だの何だとのいうのはほぼ無関係であろう。彼らはごくごく普通の人々であるはずだ。


いいか、たった今停電したら、現場の人々は死に物狂いで電力復旧に尽力するだろう。それは、彼らが責任を負っていると確信している人たちだからだ。ここで「責任ある立場としては、3年以内に結論を出す」なんてバカなことを言うはずがない、ということだ。もしも停電さなかに「3年以内に停電し難い正解を見つけ出して実施するので、それまで待って」と答えたら、そいつはアホだろ。そんな寝言を言えるのは、責任を感じない無責任野郎だから、だ。自分が現場の責任者だったら、そんな悠長なことを言っていられると思うか?


そういう切実さが、自民党には決定的に欠けているのだ。だから、なおのこと許せないのである。ふざけるな、と。


電力会社の方としても、原発を好んでやりたい、ということでもないかもしれず、お荷物を押し付けられても困る、という思いがあっても不思議ではないだろう。だから、分離することを推奨するのである。そうすることが、電力会社も守られるし、原発作業に携わる人々も守られるのではないかと思えるからだ。

核ビジネス関連で利権にありついてきた人々は、困るかもしれないが、それは圧倒的大多数の国民ではない。


電力会社にお願いする。
技術屋さんの方々のお力をお貸し下さい。それは、次のことです。

・福島原発の管理、作業
・原発を稼働させない中で電力を確保


実際、原発を稼働させず夏を乗り切った地域が圧倒的に多かった(大飯しか動いてないので)わけですが、現場の管理の人々にとっては「冷や汗もの」とか「綱渡り」的な、内部事情に詳しい人たちにしか判らないご苦労というのは、かなりあったんじゃないのかな、というのは思っておりました。でも、日本の技術屋さんの現場力を信頼しているからこそ、そういう困難な状況をこれまでにも幾度となく乗り切り、ピンチを救ってきてくれたのではないのかな、と思っているんですよ。


そういう職人魂というか、プロ意識みたいなものは、名もなき人々に宿っているからこそ、日本というのは凄いんだな、と思うのですよ。政治や会社の上がアレでも、日々社会が回ってゆく、現場は動いてゆくというのは、そういうものの集大成というか、全部の力が合わさった状態なんだな、と思うんですよ。

だから、技術屋さんたちが力を合わせてくれれば、福島原発の処理とか、今後どのくらいの年数がかかるか判らないのですが、安全に廃炉に導いてくれるのではないかと思うわけですよ。福島ができるなら、他の施設もできるようになるのではないかと思われ、それを今後何十年か判らないですが、やっていける環境を作って欲しいのですよ。

これをやるのは、政治屋とか、経営者たちではないのです。
あくまで現場の作業を担当する人たちなのです。彼らなくしては、日本は二進も三進もいかないんですから。


ミサイル攻撃が云々とか言うけど、福島原発の作業員たちを攻撃されたりしたら、一巻の終わりだよ?今の冷却を支える電力関係や配管関係が破壊されただけで、もうおしまいなんだよ?
これがどういうことなのか、わかるか?
考えたことがあるか?

安全保障がどうとか妄言を言ってる政治家どもは、そういうことが切実に判っていないんだよ。もう、本当にアホかと思う。今の「ノーガード状態」で、防衛がどうとか核兵器保有がどうとか言う、その脳みその中身が不思議でたまらんわ。


すみません、話が逸れました。
兎に角、現場の人々の力を貸して欲しい、そういうことです。
技術屋さんの現場力を生かせる方法に協力してもらえませんか、ということです。


7月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/e86e7ca57d08ea20637c249807fcc20a