いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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結果を活かす検討をしてみるべきでは

2009年08月28日 17時24分42秒 | 教育問題
一喜一憂になりがちな、競争民族ニッポン、か(笑)。


「09年度学力テスト 正答率向上も「上位固定」鮮明」:イザ!


下位に来るのは、大抵が似たようなメンバー(笑)で、実際の学校のテストに近いのが笑えるかも。

沖縄、北海道、福岡、高知、とか…、かな?
大阪も入っていたんだけど、今回はちょっぴり浮上したそうな。

で、思い起こすのは、ざっと見て「生活保護世帯比率」の高い都道府県では下位グループに入りやすいのかもね、と。それは、経済格差の問題なのだろうか?

ただ単にDQN親からDQNが引き継がれているだけ、といったご意見が出されても不思議じゃないのかも。
都道府県単位でよいので、成績(学力テストの点数、結果)と幾つかの項目の相関などを調べてみたらいいのにね、と思うよ。

上位に来てる都道府県というのは、例えば「持ち家比率」や「2世帯同居(祖父母)比率」が高いとか、「離婚率」や「母子(ひとり親)世帯比率」が低いとか、そういう傾向にあるんじゃなかろうか、とか。成績下位グループの都道府県では逆の傾向になっているんじゃないのかな、と思ったりするんですよね。

いや、まあ、新聞社の「新聞をもっと読め」というのを正当化したいとか、新聞業界の危機だからどうにかしたいというのはあるかもしれないが、新聞購読の家庭では成績がよい、なんて、そんな要因を調べなくてもいいのに、とか、思ったりもしたよ(笑)。だって、本当に貧しい場合には、そんな新聞なんて取ってる余裕だってないだろうからね。結局は、金のあるなし、というところに行き着くのかな。


でもまあ、データというのは取ってみないと判らない、という部分はあるので、過去3回のデータは貴重なものとなったのではないかな。あとは、それを有効に活用できる研究が必要では。

それは教育分野の研究者だけではなくて、もっと違った視点とかがあってもいいんじゃないのかな、とか。
おもしろ研究といえば、日教組の組織率との相関とか、誰か調べてたんだっけ?日教組のせいで、成績が悪い、みたいな話だったか。

そういうのばかりではなくて、色々と調べてみるといいんじゃないのかな。県民一人(世帯)当たり所得とかでもいいし、児童の平均睡眠時間でもいいし、家事手伝い経験(時間)でもいいけど、意外な関係とか出てくるかもしれないよ。


研究者は多数いるんだろうから、手分けでもして、色々とやったらいいんじゃないのかな、と。




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