いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

日本の郵便配達は恵まれている

2013年12月12日 17時59分31秒 | 社会全般
当方にとっては、戸別配達が常識だった。

郵便や新聞が戸別配達というのが、どれほど有難いことか。それが当然なのではない、ということを知った。


>http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE9BB02120131212


国土が広い、というのは、不利な面もある、ということかな。
日本にいると、ありがたみがよく分かってなかったが、郵便や宅配便が家まで届く、しかも、迅速に配達される、というのは、本当に凄いことなんだね。


なのに、TPPでこうした戸別配達業務を開放しろ、とか求められるのは、おかしいと思う。そんなにやりたいなら、アメリカやカナダでやればいいじゃないの。だって、実際そうした需要が存在するわけでしょう?


民間企業がやれば、うまくできる、というのなら、アメリカとカナダの郵便事業で優れた事業をやってみな。



安倍政権のプロレスごっこ

2013年12月11日 11時28分02秒 | 政治って?
TPP交渉が妥結せず越年となった、という報道があった。

これは、タイミングとして「特定秘密保護法」が通ってしまった直後に、「交渉妥結」という大宣伝が行われてしまえば、あまりに都合が悪い、ということだ。拙ブログでさえ、何を秘匿せねばならないか、ということを書いたわけで、そうするとピッタリ一致してしまいそうな感じを与えてしまうでしょう?


だから、ここは無理せず「年内妥結」宣言を出すことは止めたのだ。

宣言を出すだけなら、以前に各国首脳が集合して大宣伝をやったのと同じ効果は演出できたろう。
首席交渉官を集めて、「我々の成果だ」と妥結ムードを演出することなど造作もなかったはずだ。


だが、それはキャンセルされたのだ。
どうしてかと言えば、コアリション軍団の方から「ムードが悪い」と文句が出たから、だろう。


日米で交渉が激突しているかのような報道が出されているが、それは見せかけの所謂「プロレス」でしかない。
日本側には、守るべきラインなど初めから存在してないし、アメリカの腰ぎんちゃくとして行動する以外には許されていない。


甘利大臣の病気報道くらいでは、妥結できなかったことの理由付けが弱いと見て、しょうがないので「プロレスごっこ」にして、あたかも日本側がアメリカとは同一歩調ではないかのように見せただけだろう。根底では、これまでと何ら変わっていない。それは、アメリカの言いなりになるよりない、という安倍総理の立場は依然同じということ。



後は、妥結宣言を出す頃合いを見計らうだけだろう。

自民党が勝利した後、どうなるか、ということを何度も警告してきた。が、どうにもならなかった。衆院選挙では、不当選挙で正統性なき政権が誕生した。



そして、今。
特定秘密保護法案が簡単に通された。


予想通りだったろう?

12年11月

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/972c516ea2cb04a8b48ad74143eabbde

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/faf547f3f3673c278ce041f7a54648d8


13年6月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/ab395064ea9cca9cd19d52a9971fa582




打たれ弱いぼく(笑)は辞めた方がいいのかな…(追記あり)

2013年12月08日 14時18分12秒 | 俺のそれ
ナイーヴな人はブログを辞めたら?、論、か。


>http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20131208-00030458/



さすが切込隊長こと、山本一郎さんです。
彼のことは、好きではありませんし、信用もしていません(笑、つーか、向こうはこっちを全く知らないから、オレがどうこう言うことでもないわな。一度も面会や会話したこともないから、彼がどういう人物なのかもオレ自身よく知らん)。が、ありがとうと言いたい。

全く関係ない所の記事で、自分に何かを生じさせてくれるのは、ネットの良い所かもしれない。



昨日のお詫び記事についてであるが、当然ながら誰からか指摘を受けたわけでもなく、メールその他のお知らせが舞い込んだ、というものではない。法案成立後の新聞記事でみたら、やっぱり当初の通りの4分野が別表として紹介されていたので、ああ間違ったな、と気付いた。


しかも、特定有害活動が「外国の利益となるような活動」(平たく言えばスパイ行為のようなものだ)みたいなややこしい別の言い方だった頃の法案趣旨を見ていたのに、衆院の法案可決後になってから「まさかの大幅変更」かと勘違いしてあの記事を書いてしまった。要するに、自分の思い込みからくる落ち度だった。


拙ブログ記事はメジャーではないので、そうした折角読みに来て下さる稀少な読者の方々に、全く間違ったことを書いてしまったのでは、大変申し訳ないなと思った。それで、あの訂正、ということになった。


だから、特定の誰かに対して謝る、といった主旨のものではなく、拙ブログ読者全体への謝罪ということだ。間違ったのだから、当然といえば当然なのだけれど。



で、最近の出来事ということで、例の削除問題があった。「中嶋よしふみ」さんという方が、はてな法務部に削除を要求した、ということだった。


>http://d.hatena.ne.jp/trapds/20131129/1385699737



当方は、「中嶋よしふみ」さんがはてな法務部に出した主張に対して、全て真正面から答えたつもりである。指摘を受けた記事についても、一切変更を行ってないし、表現を変えたりもしていない。「中嶋よしふみ」さんの指摘してきた時点と全く同じ記事のままだし、逃げたりはしてないつもりだ。


勿論、拙ブログ記事が褒めらたものではなく、というより「悪い記事」であるとする批判は甘受したい。読むに堪えない記事だ、と言われたら、そうだな、とは思う。元から下衆だしね。しかしながら、記事の全削除を求められたら、それには抵抗を示すことになろう。
周囲から心配される程、ナイーヴでもなけりゃ弱者気取りというわけでもないんですが、さすがに法廷闘争ということまでになれば、そんなカネも時間もないので、面倒なだけですから。余計な面倒には巻き込まれたくない、というのが本音のところではありますよね。




さて、「中嶋よしふみ」さんのとった行動とは、次のようなものだ。



11月9日 拙ブログ記事を書く

11月27日 はてな法務部より「中嶋氏から削除要請があった」旨メールあり

11月29日 はてな法務部に当方の見解を回答

12月4日頃? はてな法務部から中嶋よしふみ氏に回答

12月5日  中嶋よしふみ氏は近藤はてな社長宛てに以下のツイート



>http://twilog.org/valuefp/date-131205


@jkondo 法務関連窓口の対応について質問です。誹謗中傷を理由にはてなブログに削除申請を出しましたが「疑問形で書いているから誹謗中傷にあたらない」という、発信者の屁理屈のような反論を合理性があるとして削除されませんでした。

@jkondo 要は「こいつはバカだ」は問題アリだが「こいつはバカなのか?」はただ疑問を呈しているだけで問題無いと。実際にはもっと酷い表現です。これがまともな判断と言えますか? 目に余る状況だから仕方なく申請したのですが世間の常識とかけ離れていませんか? 見解をお聞かせ下さい。

@jkondo 散々当方にふれた文章を書き、最後に何行かあけてから誹謗中傷をしている箇所も「主語の無い文章だから誰かに向けて書いたものでなく一般論」という反論もありました。これを合理的反論と受け入れる感覚が全く分からないのですが。

@jkondo これ以上サポート窓口を相手にしても話にならないと思い、直接伝えておきます。以前大手メルマガスタンドで同様の事案があり、社長に直接文句を言った所「下請け会社に依頼しているサポートがいい加減な対応をして申し訳ない」という謝罪がありましたので。以上。


========



少なくともぼくは、自力で主張した。「中嶋よしふみ」さんは拙ブログの見解には対抗意見を主張したりはしていない。が、2週間くらい経過(恐らく26日頃?)してから、削除要請をはてなに出したものと思われる。こっちは、記事のことなんて、すっかり忘れていたんですがね。で、メールに気付いたのは29日の朝で、とりあえず何か回答を、と思って、法務部に返事をしました。それがあのブログ記事です。



「中嶋よしふみ」さんの場合は、はてな法務部という別の権力機構に削除を要求し、それが通らなかったら、今度は社長に直接要求するという形で、圧力ともとれるような意見を述べていたように見受けられます。通常ルートでは「話にならない」からということで、社長出せ社長を、みたいな。


過去に同様の事案で「社長に直接文句を言ったら、社長から詫びが入った」と皆さんに教えて差し上げることで、「今回もそうなりかねないぞ」的な、半ば脅し文句であるかのような効果を持っているようにも思えるわけです。



当方の見解が屁理屈だろうと世間の常識から外れていようと、自らの手で反論を行い、「中嶋よしふみ」さんからの指摘に対して包み隠さず回答を行っただけです。それではてな法務部さんの説得に成功したわけではないかもしれませんが、とりあえず当方の言い分は伝えてもらえたようです。


「中嶋よしふみ」さんが当方に削除要求の根拠として指摘してきた点について、当方が返答したのですから、「そんな屁理屈通用せんぞ」ということであるなら、当方の言い分を打ち負かせばよかったのではないでしょうか。法務部の対応がおかしいと言う前に、当方の見解を粉砕すべく主張を行えば法務部さんとしてもそれを受け入れたかもしれません。



しかし、「中嶋よしふみ」さんは、そうはせずに、はてなの近藤社長宛てに直接クレームではないが、どうなってるんだと問い質したように見えるわけでしょう?
過去に同様の事案で社長に言いつけたら「詫びが入って覆ったぞ」ということは、暗にそれを要求しているかのように思えるわけです。


「中嶋よしふみ」さんは、次のような立派な記事を書かれている。

>http://bylines.news.yahoo.co.jp/nakajimayoshifumi/20130821-00027413/


批判者を撃退した、ということもあるようですね。
また、アカウント削除やブログ全削除といったことをさせたこともあるのかもしれません。かなりの強者として行動しているように思えますよね。


そうであるなら、はてな法務部(サポート)の対応について、近藤社長に言いつける前に、何故当方の見解を否定する反論を行わなかったのだろうか?と不思議に思えます。



人間の行動、本質というのは、大変分かり難いものである、ということでしょうか。


拙ブログは、いつまで続けられるか、分からない。

だって、滅法打たれ弱いから。



◎追記(9日10時頃):


えー、「中嶋よしふみ」さんのツイートから、上記引用部分が削除されておりました。全く読めません。
これは、一体全体、どういうことでしょうか?


ぼくが削除要請をしたわけではありませんよ(笑)。そんな卑怯なマネをしたりはしない。


では、自ら消し去った、ということでしょうか?
どうして、そんなことをする必要があったのでしょう?


自らの発言に責任を持て、とか言っておきながら、発言を無かったことにしようということでしょうか?

自分に何ら恥じるべき点がないなら、消す必要性などなかったのではありませんか?
誹謗中傷記事を書きやがって、と非難されるべきは拙ブログであり、「中嶋よしふみ」さんは当方に対して何らの誹謗中傷も行っていないではありませんか。責められるべきは、当方でしょう?


にも関わらず、何故かはてなの近藤社長宛てツイートを消したわけだ。


それは、自分にとって、大変マズいことか、都合の悪いことがあったからなのではありませんか?

そうでなければ、消すはずがない。
正々堂々と、発言記録を残せるはずだ。


国会の議事録だって、発言内容が後になって「やっぱ、なかったことにして下さい」と自分勝手に改変できたら、どうやって発言の整合性を検証できるでしょう?


あれか、今流行りの「特定秘密」指定でもした、とか?


情報は、隠してしまえば、「無かったことにできる」、と。
それが、この発言削除の教訓でしょうかね。特定秘密法が同じような手口が通用してしまえば、事後的に行為や発言や経過なんかを検証できなくできてしまう、ということだな。


因みに、当方は「中嶋よしふみ」さん宛てにTBとか送ってないし、ツイートやメールも送ってないですよ。でも、彼は、数時間後には当方の記事に気付き、そして件のツイートを削除した、ということだ。どうやって、こちらの記事に気付いたのだろう?


消すことなかったのにね。
極めて残念である。





W杯1次予選~日本は…

2013年12月07日 14時28分24秒 | 俺のそれ
組み合わせが発表になりました。


>http://www.sanspo.com/worldcup2014/group_division.html




日本の話は後にして、とりあえず目についたところは…


G組、死んだな。

ドイツ、ポルトガル、ガーナ、アメリカ、って、厳しい~。
ドイツは一歩抜けてるかとは思うが、引き分けの具合とかで、どうなるか分からんな。
いずれも強豪なので、勝ち抜けは予想できなさそう。というか、ここから2つは消える、というのはあまりに厳しい。


それにひきかえ、H組は良さそう。韓国クジ運いいな。

ベルギー、ロシア、とくれば、02年の日本が初の16強進出だった。当時、アフリカ勢としてチュニジアが入っており、日本は2勝1分で決勝Tに進めた。
今回の韓国の相手はアルジェリアが代わりに入っているだけで、勝ち抜けチャンスが最も大きい組ではないかな。


他には、B組のスペイン、オランダ、チリ、がかなりキツそう。D組のイタリア、イングランド、ウルグアイも似たようなパターンか…。こういう組に入らなかっただけでも、ラッキーと思った方がいいよね。


で、日本の相手はコロンビア、ギリシャ、コートジボワール、ということで、頑張れば何とかなるような気がするでしょ?(笑)
上位を目指すなら、必ず予選を勝ち上がらないとダメだし、トーナメントで強豪国に勝てないとやっぱりベスト4とかには入っていけないから、どこと当たってもそういうもんだ、と思えばいいのかもね。

ただ、H組だけは、ねえー、羨ましいよねー、やっぱり本音の所では。





続・特定秘密保護法案の狙いはどこにあるか

2013年12月07日 10時44分40秒 | 法関係
特定秘密保護法が遂に成立してしまった。


ところで、先日書いた記事で、当方の錯誤により根本的に間違っていたので、まずお詫びしたい。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/4db590edc18ca0e018a5524e3a39002f


この記事中で示した、『特別安全保障秘密の適正な管理に関する法律』(http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g18501011.htm)は、民主党の誰かが提出していた、全く別の法律だったみたいです。

これを本件の特定秘密法案だと勘違いしていました。申し訳ありません。
普段、見たことのない衆議院のHPの使い方を間違えました。


コレ>http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_gian.htm

で、この中にある法律案がそうなのかと思ったのですが、別物でした。自公とみんなや維新との修正協議を経て、4分野から2分野に削除されたものと早合点してしまったのですが、全く違いました。



本物は、議員提出法案ではなく、内閣提出法案で調べるべきものだったようです。
参議院の法律案を見てみたら、やっぱり当初の4分野のまんまでした。


>http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/185/pdf/t031850091850.pdf



ここにあるように、法律名は『特定秘密に関する法律』ということのようで、別表の4分野も当初説明のあった通りに、自衛隊、外交、特定有害活動、国際テロ、ということでした。すみませんでした。


ただ、ここに自衛隊法関連と特定有害活動があるとしても、外交分野でのTPP関連の交渉内容については秘匿される危険性があることは同じであり、例示した普天間基地移設問題についての交渉も同様であると考えています。



いずれにせよ、当初別表で4分野あったものが外交と国際テロの2分野になった、というのは当方の間違いであり、成立した法律においては4分野のままである、ということです。


申し訳ありませんでした。




検察審査会議は、これを公開しない。

2013年12月06日 11時45分01秒 | おかしいぞ
日本は真の意味において、狂気の国である。
知るべきことが不当に邪魔されて、知ることができなくなっているのである。これに加担しているのは、大手マスコミなのだ。本来追及すべき立場にあるマスコミが権力サイドと結託して、あらゆる出鱈目を許してきたのである。


特定秘密保護法案が内閣の命運を賭けるほどの緊急性・必要性があるのかと言えば、それは違うだろう。この法が制定されずとも、国民は何ら困らない。もっと急ぐべきことはあるのに、どういうわけだか、この法の成立を必死でやっているわけだ。


どうしてそうなるか、というと、安倍政権誕生を支えたものがそういうものであったのなら、手下の安倍総理としては逆らえず、何が何でも言うことを聞いて成立させねばならない、ということになるわけだな。ほら、映画やドラマなんかでも、よく悪事を働く連中の支配関係というのがあるでしょう?
「こいつをさっさと始末しろ、さもないとお前はどうなるか分かってるな?」
みたいな。


下っ端は、親分の言いつけには逆らえないわけ。
守れないと、消されるから。なので、必死でやり遂げようとするわけだ。映画なんかであれば、ヒーローがそういうのを撃退したりするけど、現実社会は違う。


自分の権力基盤を支える部分に関係しているのであれば、何が何でもやらねばならない、という行動に出るのは当然だし、よく分かる反応でしょう?
だから、これほどまでに強行突破にこだわるわけだ。


本題に入ろう。

これまでの日本において、いくらでも特定のことを隠してきたんだよ。その顕著な例が検察審査会法だ。


26条の条文が、タイトルにある通りである。
そうすると、官僚どもはこれをいくらでも拡大解釈するし、こじつけだろうと情報を隠す盾として、都合良く利用するのである。


法務省刑事局長も、最高裁事務総局刑事局長も、いずれもこの26条を根拠として、検察審査会のあらゆる情報の開示を拒否できたのである。東京第五検察審査会事務局長なんて、「検察審査会議」ではないだろう?だが、この人物の開示を拒めるし、参考人招致もさせないのだ。
審査会の生年月日のうち、生まれ年の開示もできないし何月生まれかも開示できないと拒否できてしまうのだよ。それを改めさせる方法は、日本には存在していない、ということだ。誰にも覆せない。こんな国があるか?まさしく狂気。民主国家ではないんじゃないか、としか思えないわけだ。


さて、今後、更にこうした開示拒否の「法の盾」らしきものを与えよう、というのが特定秘密保護法案なのだよ。これがどんな未来をもたらすか?
東京第五検察審査会の出鱈目が何故守り通せたかといえば、何でもかんでも「秘密にできる」という捏造の特権のお陰だった、ということ。

それと同じことが、何度でも繰り返されることになるだろう。



特定秘密保護法案の狙いはどこにあるか

2013年12月05日 02時12分53秒 | 法関係
安倍政権は何故ここまで強硬に秘密にこだわるのだろうか?
不思議ですよね?
何が何でも通そうというのには、それなりの理由というものがあるだろう。


バイデン副大統領来日で念押しされたか、改めて直に「確認」されたものだろう。
本当に大丈夫なんだろうな、と。


それは、TPPに関連しているということだ。
以前にも指摘した。

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/ea18958f3b3b444e051ad7829bd6cc7c

(再掲)
当時、農水省が何故情報漏洩の虞を指摘されたのだろうか?
それは、TPP交渉に関して、本来「テキストを見てないはずの日本人ども」が何故か情報の一部を知っている風だったから、ではないですかな?
で、そのことは、”アメリカさま”から厳しいお叱りでも受けたんじゃないですかね?
「日本の政府か霞が関あたりで漏らしている人間がいる、情報管理はどうなっているんだ!」
とかね。
或いは、グリード企業連合のロビー軍団に関与する人脈あたりから文句でも出て、交渉の具合が漏れている虞を、やはり指摘されたもんだから、当然その筋と繋がりのある讀賣新聞なんかが大騒ぎをしたりして、農水省が漏らしてるという嫌疑をかけたりしたんじゃありませんか?
そういうことがあったりしたもんだから、グリード企業連合のみなさんたちは激怒して「交渉内容は発効後4年間は秘匿な」という、厳しいルールを課したりしたんじゃないでしょうかね。


=======


拙ブログ記事を読めば、確かに情報を扱う国家公務員の管理を強化しよう、という話は意味があると思えるでしょう?(笑)
TPPコアリション軍団が「発効後4年は秘匿せよ」と厳しく言ったりすると、やたらと目立ってしまって、余計に反発を招くもんだから、今度は日本政府自身で「秘匿するようにしろ」と厳しく要求されたりしても不思議ではありませんな。


それに悪だくみがたったの4年くらいでバレてしまっては、商売が軌道に乗る前に頓挫してしまうかもしれない。しかし、知らせずにおけば、どうせ日本人なんて従順だからどうとでもできるぜ、と。そういうことなら、納得ですな。


さて、衆議院を通過した特定秘密法案と一般的に呼ばれる法律ですが、全く間違った解説をしている人たちがいますね。反対派に「条文を読め」だの「法を知らない」だのと猛烈に批判している割には、当人が読んでいるのだろうか、と疑問に思えたりする(爆)。


まず、特定秘密に指定されるというのは、4分野だ、というのが、そもそも違うんじゃないか?
防衛情報がどうだの、スパイ活動防止だのというのは、全然見当違いだわな。
当初、確かに4分野の素案が公表されていたわけだが、あまりに批判が多いので削られたものと思われる。それが、「自衛隊法」関連と「特定有害活動」だ。通しやすくするため、という意識も働いたのであろう。


これは何を意味するかと言えば、本当に守りたい情報なんて、自衛隊の持ってる情報云々なんかじゃない、ということなんだよ。それは、今までの国家公務員法や自衛隊法でも十分だ、という判断があるから、だろう。特定有害活動というのも、かつては端的に言うと所謂スパイ防止を目的としたような意味合いだったが、範囲が曖昧とか反対意見が多かったので、そこは「本当に秘密にしておきたい」という本質部分ではないので、削除されたものであろう。


残るは、2分野で外交と国際テロだ。テロ関連なんてのは、誰も反対なんぞしてないから、最初から問題視されてない。残るは「外交」、これなんだよ、大事なのは。だが、スパイ防止法だ、とか豪語している連中には、その意味が考えられないのだ。


■■■ 特別安全保障秘密の適正な管理に関する法律

>http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g18501011.htm

別表部分を見てみよう。


別表(第三条、第六条-第十条関係)

 一 外交に関する事項

  イ 外国の政府又は国際機関との交渉又は協力の方針又は内容及び国際約束に基づき保護することが必要な情報のうち、国民の生命及び身体の保護並びに領域の保全に関する安全保障上重要なもの(次号ロに掲げるものを除く。)
(中略)

 二 国際的なテロリズムの防止に関する事項

以下略




外国政府又は国際機関との間で、交渉内容とか「国際約束」に基づく情報ということにできれば、指定できるのだよ。国民の生命身体の保護や領域保全に必要なものだけに限られている、とは言っても、霞が関文学方式の詭弁を用いれば拡大解釈なんかは可能だから。

例えば、普天間基地の移転先を辺野古にする代わりに軍用機の部品発注を日本企業にも少し回すことにする、という密約があったとしよう。これは交渉であり、相手がアメリカ政府だし、アメリカ政府は秘密にしてくれと言うに決まっているから、そうすると秘密指定が延長され続ける、ということができるわけだよ。日本の政府が何をやったか、誰の元に利益が転がり込むことになったのか、全く不明になってしまうわけだな。

特定企業が政党支援を行い、特定企業利益優先の為に沖縄県民に犠牲を強いる、そういう交渉さえも可能になる、ということ。それが政治的に望ましいのか、という話だ。


勿論、TPP交渉も含まれる。国際約束だし秘匿義務がある、と言われたら覆せないのだ。国民の生命身体保護に関する部分だけだ、といくら言おうとも、例えばSPSがあるからこじつけであろうと何だろうと「SPS等生命身体保護に関連する分野を含む国際条約であることから、特定秘密(正確には特別安全保障秘密)指定です」と言われたら、永久に知ることなどできなくなってしまうだろう。

復興関連の支出先を見れば、そういうこじつけがいくらでもできる、というのは、みなよくご存じではないかね?いくら被災地にどう関係してるか、復興支援にどういうつながりがあるのか、と言おうとも、いくらでも言い訳もこじつけもできる、ということさ。実際、国会答弁においても、TPP交渉は秘密指定されるであろうことが大臣から発言されたわけで。


30年以上の秘匿はできない、ということもなくて、情報適正管理委員会なんて作っても、どうせ時の権力中枢によって都合のよい人選がなされるだけなので、言いなりで終わるだろう。
郵政公社解体後の、承継財産評価委員会のメンバーを覚えているかね?

>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/6c8f0ce5618fbdc3953c1a30e1fff721


あれで、何が適正な評価が出来ていたと?委員会なんて、所詮はこんなもんだ。
そういうのとほぼ似たようなもんだろうな、という話さ。



特定秘密法案の条文(第四条第4項)を一応確認してみる。


○第四条

4 前項の規定にかかわらず、行政機関の長は、政府の有するその諸活動を国民に説明する責務を全うする観点に立っても、なお指定に係る情報を公にすることにより、我が国の安全保障及び外国の政府又は国際機関との情報の共有に著しい支障を与えるおそれがあることが明らかであることについて、その理由を示して、情報適正管理委員会の承認を得た場合(行政機関が会計検査院であるときを除く。)は、通じて三十年を超えて指定の有効期間を延長することができる。この場合において、当該行政機関の長は、当該指定に係る特別安全保障秘密の保護に関し必要なものとして政令で定める措置を講じた上で、情報適正管理委員会に当該特別安全保障秘密を提供することができる。



このように、有効期間延長がいくらでも可能なのだ。


TPPの実現には、どうしても情報秘匿が必要なのであり、日本人に知られては大変困る、非常にマズイことになってしまう、そういうことだからこそ特定秘密法案が必要とされたのだよ。侵略サイドは何が何でも秘密にしておきたい、ということだからさ。そうじゃなけりゃ、何ら隠す必要性なんかないもん。だって、いいこと尽くめなら、どんどん「とってもいいですよー!」って大宣伝しちゃったりするでしょう?
ガイジンなんて、不必要なまでにアピールしたりプレゼンしたりするし、広告もうまいでしょう?そういう人たちが揃っていながら、どういうわけだか「どんどん広告」しないんだよ?ヘンだと思いませんか?わざわざ隠したい、秘密にしたい、と言うんですから。


ま、バイデンがやってくるには、それ相応の理由があるということさ。
真の目的というのは、日本の安全が云々なんてものなんかじゃないことは、よくお分かりだろう。



最低賃金引き上げ提唱は反経済学的か

2013年12月03日 12時24分48秒 | 経済関連
何と、あのFTにさえ、最低賃金引き上げの話が出ていたようだ。

>http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39335


なるほど、賛同できる部分は多い。
なお、拙ブログにおいて、とりわけウォルマートを目の敵にしているわけではありません(笑)。参考(喩え)として取り上げたことがある、というだけです。


ここに登場>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/b485761e87c5f5c9ff2341021ada6057


直近ですと、以下の記事でマンキュー教授に異議を述べました。

13年11月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/4a179a2882353c1a11bef530d1f50816


拙ブログの以前からの主張は以下。

13年9月
>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/1d9cf32bef8fc2e6a233bd2615681ae4>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/7d075f04633bdda3dc12cf77b3c3361b

09年12月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/99e9c190457dba2c705e38e02ca1da5a

10年3月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/4e58a971c25f8ec1a42eb73c608b1f0a



日本の経済学界隈には、学術的に調べる・考えるという風潮があまりないのかもしれません。実際の政策効果として、どうなんだろうな、ということを真剣に考えていない、ということではないかとしか思えません。

結論が出てもいない事柄について、あたかも正解を知っているかのように振る舞えるという、その習性(or気質?信奉者的態度?信念?)が本当に不思議。虚心坦懐に「どうなのかな」と考えたり疑問に思ったりする人というのは、登場しないということなんだろうか?


ぼくが本当に知りたいのは、現実にはどうなのかな、ということ。経済学の理屈がどうであれ、それがどのように現実に適合できるのか、だ。そして、結果としてどうなるんだろうか、ということだ。実証、ということ。それが一番知りたいのだよ。一知半解の屁理屈や詭弁なんかじゃない。


そうしたことは、研究者じゃないとできない。
当方のような、別の仕事を持つただのド素人が解明できる事柄ではない。だからこそ、経済学の研究者たちは何の為に存在するのだ、と常々言っているのだよ。