縛り地蔵尊/仙台市青葉区米ヶ袋
以前、縛られた不動明王のことを記事にしましたが、今度は縛られたお地蔵様です。
2体とも広瀬川の近くなので、江戸時代のこの辺りは「縛る」という風習があったのかな?
願かけに縄で縛る習わしから縛り地蔵尊と言われるようになったようで、
仙台空襲の際に当時の石地蔵は焼け崩れ、現在のものは後年有志により再建ともある。
多くの縄で縛られ、俗人の願いをしっかと受け止めていらっしゃるお姿。
毎年1回だけ縁日に解かれるとのことで、
その日はさすがのお地蔵様もやれやれという感じなのだろうか。
(2021年2月訪問)