大森第一小学校第40期卒業生同期会

卒業して幾星霜、さあ懐かしい面々と再会し、浮世の憂さも忘れて、思い出話に花を咲かせよう!

つぶやきの部屋2

2009-07-09 14:46:56 | Weblog

ここで使用している絵、吉永小百合さんを描いたものです。
不鮮明なのは、これを撮った携帯電話のカメラの性能故で
あって、決して意図的なものではありません。念のため。
30代に入って間もない頃に描いたと思うのですが、勿論
のことながら、天下の小百合さまが僕なんぞのモデルに
なってくれる筈はなく、写真をもとに描いた絵です。油彩の
ように見えますが、パステル画です。
「なぜ吉永小百合?」
「はい、僕がサユリストの端っくれ、ということもありますが、
小百合さん、『幕末』という映画で、お龍を演じているのです。
それよりも少し後の写真だと思いますが、似たような感じ
だったので、使わせてもらおうかな、なんて思ったもんです
から」
「チアキストだのサユリストだの、気が多いね」
「はい、何せ大森、それも第一ですから、『木』が多い」

お後がよろしいようで。



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40 コメント

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団塊の世代雑感(13-1) (4組の出石です(13))
2009-07-13 22:24:36
最近、夜空に浮かぶ月をよく眺めるようになりました。
月が段々と小さくなっていっているらしいですね。餅を搗く役が
ネズミに取って代わられるのはいつ頃のことやら。

ところで、「1Q84」読みました?
月が二つ、普段私たちが目にしている白っぽい月と、その傍らに
寄り添う、ちょっといびつな形をした緑色の小さな月、その二つ
の月のある世界が1Q84年。

以下は、現在進行形で「1Q84」を読んでいるひと、これから
絶対に読んでやろうと心に決めているひと、そういったひとは決
して覗き見てはなりません。
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団塊の世代雑感(13-2) (4組の出石です(13-2))
2009-07-13 22:43:33
「1Q84」、一言で云うと、煌びやかで妖しげにデコレート
されたスカスカのケーキのようなものかな。

村上ワールド、いくつかの綻びが見つかります。
物語の中では、1Q84年はパラレルワールドではない、線路の
ポイントが切り替えられたような別世界である、というような
ことを、その世界をよく知る「リーダー」に語らせていますが、
その別世界に移るまでに過ごしてきたそれまでの世界での人生と、
その別世界にそれまで暮らしてきた人々の人生があるわけで、
その両者を取り巻く社会環境に違いがあるのであれば、それは
パラレルワールドでしかないわけで、連続性を否定するのであれば
一睡での出来事でしかないということになります。

「青豆」という主人公のひとり(アラサーの女性)が、物語の終ろう
とするときに、自身が引きずり込まれたその別世界への入口のところ
(元の世界への出口に当たります)へ行って、それがあるか確かめる
場面が出てきますが、それはパラレルワールドの存在を認める行為で
あって、「青豆」自身が「リーダー」の言を信じていないということ
になり、その他の(リーダーの言葉を信じた)行いと矛盾することに
なります。

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団塊の世代雑感(13-3) (4組の出石です(13-3))
2009-07-13 22:56:05
それに「青豆」が、そこへ行く必然性は全く無いのです。「青豆」には、
やはり別世界に引きずり込まれた「天吾」(もうひとりの主人公で同い
年の男性)という恋人がいるのです。そして「天吾」のいない世界など
考えられないとまで思っているのですから、元の世界への未練など一欠
片も持ち合わせていない「青豆」にとっては、不要な行いでしかありま
せん。

「青豆」が、そこで死を選ぶ必然性も無いのです。
「天吾」が、「リーダー」亡き後に、「リトルピープル」なる存在に
よって、その後釜に据えられることが暗示的に語られていますが、
「リトルピープル」が「レシバァ」(「リーダー」がそうであった)
を通じて、自らの思うがままの世界、それも望ましくない世界を紡ぎ
出そうと企んでいることを「リーダー」から聞き知った「青豆」だか
らこそ、「リーダー」を葬ったのですから、「天吾」がそうなりつつ
あることを感知して、対決する場面が必要なのです。
そこで「愛」と「死」という命題が展開されなければならないのです。

ヤナーチェックの「シンフォニエッタ」や「青豆」と「天吾」の(ET
のような)心の触れ合いなど、意味ありげな複線らしきものが張り巡ら
してあるのですが、それらがひとつことに集約されていくための必然的
事項になり得ていません。
そのためにも、やはり対決の場面が無くてはならないように思います。
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団塊の世代雑感(13-4) (4組の出石です(13-4))
2009-07-13 23:14:30
物語は、村上春樹の作品としては、読みやすく、テンポも良いのですが、
読み終えた後に深い感銘を残してくれるものではありません。(全二巻
で、各々税別で\1,800。お腹は一杯になるけど、しみじみと「美味しか
ったなぁ」と云えるような満足感は得られません。)

読んでいないひとにはチンプンカンプンでしょ。何せ、全編を通じて、
煌びやかな小道具や妖しげな呪文にも似た言葉や名称のオンパレードなの
ですから。

と、以上は200Q年の真夏の夜の夢での僕のたわ言。
今夜は雲が厚く懸かっています。そこにどんな月が潜んでいるのかしらん。
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団塊の世代雑感(14-1) (4組の出石です(14-1))
2009-07-20 13:19:42
和歌山毒物カレー事件が起きたのは、1998年7月25日ですから、
もうじき丸11年を迎えることになります。
状況証拠ばかりで、物的証拠が無くて、捜査が難行しそうに
なったときに行われたのが、「SPring(スプリング)8 」と
いう高エネルギー放射光を用いた蛍光X線分析でした。
 *原理は、難しいので省略します。
カレー鍋にヒ素(亜ヒ酸)が混入されていたことは、早くから
分かっていたのですが、それが林真須美の家にあるものと同じ
かどうかを調べたわけです。
 *ヒ素が一般的な呼び名ですが、正確にはヒ素(As)に
 酸素(O)が結合した物質である亜ヒ酸(As2O3)。
 *初めは青酸カリが疑われたのですが、亡くなられた4人が
 約9時間から16時間の後に死に至っていることからも分かる
 ように、亜ヒ酸には青酸カリのような即効性はありません。
 それに青酸カリだと摂取して胃酸と反応するとアーモンド臭、
 オレンジ臭、アンズ臭などの甘酸っぱい香りがしますが、
 亜ヒ酸は無味無臭(さらさらとした白色粉末)です。
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団塊の世代雑感(14-2) (4組の出石です(14-2))
2009-07-20 13:26:46
亜ヒ酸といっても、産地・純度・製造場所・時期等によって、
不純物の混じり具合に微妙な違いがあって、まるで指紋を鑑定
するように、異同識別が可能になるそうです。
そして四種類の重元素(スズ、アンチモン、ビスマス、モリブデン)
で、その同一性を調べたそうです。
 *ヘリウム(He、原子番号4)から鉄(Fe、原子番号26)
 までの軽元素は、恒星の中の核融合反応で作られるのですが、
 鉄より重い重元素は、超新星爆発で生じた中性子を捕獲して
 ベータ崩壊することによって作られるため、宇宙における存在
 は著しく低いそうです。また、地球における分布にも特性が
 あって、そのために物質にそれらがどのような割合で含まれて
 いるか分析することで、産地を推定することが可能になります。
 *アンチモン(Sb、原子番号51)とビスマス(Bi、原子
 番号83)は、ヒ素(As、原子番号33)と同族元素(第15
 族元素)で、化学的性質が似ているので、不純物として入りや
 すい。モリブデン(Mo、原子番号42)とスズ(Sn、原子
 番号50)は、より正確を期して選んだようです。(実際、
 真須美の家にあった亜ヒ酸は、中国産だということが分かった
 のですが、それはスズが含まれていたからで、メキシコ産のも
 のには全く含まれていません。)
鑑定したのは、①調理鍋に残っていたカレー、②林真須美宅台所
のポリ容器、③現場付近から回収した紙コップ、④夫の林健治が
シロアリ駆除で使っていたドラム缶、から採取した亜ヒ酸です。
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団塊の世代雑感(14-3) (4組の出石です(14-3))
2009-07-20 13:35:10
そして、そのいずれもが「同一の工場が同一の原料を用いて同一
の時期に製造した亜ヒ酸である」と鑑定されました。
それと、ヒ素は1度付着すると5ヶ月は残るそうで、林真須美の
右前頭部の毛髪からもヒ素が検出されました。髪を掻き揚げる癖
がアダになったわけです。
 *真須美が別件で逮捕されたのが同年10月4日(12月9日
 には本件で再逮捕)で、以後87日間勾留して取調べに当たっ
 たそうですし、12月27日の新聞で亜ヒ酸の鑑定結果の報道
 がなされていますので、この間に毛髪も調べたのだと思います。
 であるならば、丁度事件当日が5ヶ月前に当たるわけです。
1審の和歌山地裁、2審の大阪高裁ともに死刑判決が出て、上告
していたのですが、今年の4月21日に最高裁で棄却、判決訂正
も5月18日付で棄却されたため、死刑が確定しました。
1審では完全黙秘、死刑判決が出て慌てたのか、2審では必死に
なって無罪を主張したそうです。
しかし動機については今もって不明です。それにしても100gもの
亜ヒ酸が混入されていたといいます。致死量は体重など個人差に
よって異なるようですが、平均して100mgだとすると1000人
を殺害できる量に相当します。
地域住民の冷たい態度への反感から起きた発作的犯行と看做され
ているようですが、意趣返しにしては、余りにも量が多いように
思います。
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団塊の世代雑感(14-4) (4組の出石です(14-4))
2009-07-20 13:43:04
それらの分析・鑑定にあたったのが東京理科大学(僕の母校
理学部応用化学科の中井泉教授で、一昨日(7/18)の日テレ「世
界一受けたい授業」でも、「目に見えない証拠を探せ!あなたの
知らない科学捜査の最前線」と題して、食品の産地偽装などを放
射光を利用したポータブル分析装置で見破っていました。
あのポータブル分析装置、米国製で、500万円もするそうです。
でも、それまでは実験室に検体を持ち込まなければ鑑定できなか
ったものが、どこでも簡単に(しかも検体を非破壊で)調べること
ができるようになったのですから、持ち出しが困難な国宝だとか
重文だとかいったものや出土品など、考古学にも科学的な光を当
てることが可能になりました。(中井教授は、ガラス製品の成分
をもとに、その流通ルートが陸のシルクロードの他に海のシルク
ロードもあったことを実証しようとしています。)
分析装置がもっと小形で廉価になれば、一家に一台、奥様必携の
道具となって、あっちでピッ、こっちでピッ、産地偽装も無くなる
かも。
でも人物鑑定だけは、長い人生経験からくる目利きが必要なようで。
間近に迫った衆議院選挙、その目でピッ!その耳でピッ!(でも
口で「ピッ!」と云わないようにね)
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団塊の世代雑感(15) (4組の出石です(15))
2009-07-30 20:19:59
現在、ローマで世界水泳選手権が開催されていますが、
シンクロは結局メダルには届かなかったですね。
今から8年前の福岡大会では、デュエットで金メダル
まで獲ったというのに。
そのとき、チームは銀メダルだったのですが、その銀
メダル、実際にこの手にしたことがあります。
メンバーの一人、川嶋奈緒子さんのメダルなのですが、
といっても僕が彼女の知り合いというわけではなくて、
彼女が通っていた新宿のトレーニングセンター、そこの
トレーナーにメダルを見せに来たときに、たまたま僕が
居合わせただけのことで、僕がそのトレーナーと知り合
いだったので、お相伴に預かったわけです。
意外と大きいのです。よく覚えていないのですが、全面
が銀色ではなくて、内側に黒色(漆?)の同心円があって、
そこに金で何か模様が描かれてあったように思います。
でも、その重さだけは今もたなごころが覚えています。
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団塊の世代雑感(10の訂正-1) (4組の出石です(10訂正-1))
2009-08-01 15:47:57
龍馬に関心のある方のために、僕なりの解釈ですが、正しいと
思えるものに書き改めます。といっても、以前にどこかで述べ
ましたように、そこだけを書き換えるわけには行かず、それ以
降を全て置き換えなければならないので大変に手間が掛かります。
そこで、関連するところだけを取り出して、手直しさせて頂く
ことにしました。(ご免なさいね。)

龍馬の二度の江戸行きについてですが、二度とも剣術修行では
なく武芸修行のための出府であることに間違いはないのですが、
ともに「軍役を兼ねて」というところが違っていました。
どちらも自費による遊学(龍馬は居候の身ですが、坂本家は
郷士で、父八平の禄は十石五斗と微禄でしたが、百九十七石の
領地を持っていたので、わりと裕福な家柄でした)であって、
最初の嘉永六年のときは、江戸到着後すぐにペリー来航があっ
たものですから、その備えに駆り出されたものの、九月に一度
免ぜられたようです。そのときに任に当たった場所は、海岸線
防備ということからやはり立会川の下屋敷だったように思います。
そして、当初予定していた佐久間象山の西洋砲術塾への入門が
十二月まで遅れているところをみると、任を解かれても、暫ら
くは待機状態におかれていたように思うのです。
それで十一月の浜川砲台構築のときにも再び駆り出されて、任
に当たったのだと思います。
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