廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

”東京の歓喜”に向けて

2008-06-13 22:22:22 | Weblog
 今日はプロ野球の試合がありませんでした。 それなので今回は気になった新聞記事を”勝手に引用”し、それを基にして書いて行きたいと思っています。 今回無断でお借りしたのは日本経済新聞の『スポートピア』と言うスポーツコラムです。 日本経済新聞殿、記事を無断で借りてしまって申し訳ありません...

                  以下、引用部分...

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                  『複数チームの可能性』

 新潟にサッカー、バスケットボール、チアリーディング、陸上、スキー・スノーボード、野球とアルビレックスを名乗る6つのスポーツチームがあることはかなり知られてきた。だが、同じ名だから同じ経営母体による総合型スポーツクラブで、経営者が私だと誤解している人も多いようだ。
 実はすべて別会社で、独立採算で運営されている。集客力のあるサッカーが、他のアルビの運営を助けているような関係ではない。私はそれぞれの発足を呼び掛け、出資したり、アドバイザーとして助言したりはするが、経営に直接関与しているのはサッカーのアルビレックス新潟だけである。
 サッカークラブの経営に参画した時、私のイメージにあったのはスペインのFCバルセロナだった。12万人といわれるソシオ(会員)が支え、世界的人気を誇るサッカーはもちろん、ハンドボール、バスケットボールなど様々なプロチームを運営する市民クラブ。アルビレックスもこうした形になれれば理想と思う。
 だが、スポーツ文化のベースにクラブが根付いているヨーロッパと日本では事情が違う。こちらは「まずチームありき」から始まる。
 サッカーのアルビの年間予算は約29億円。バスケット3億3000万円余り、野球1億5000万円。経営規模からいえば、サッカーのお金をバスケットや野球に回すという考え方もできるだろうが、それではサッカーを応援するサポーターを裏切ることになる。
 6つのアルビレックスのロゴ、キャラクターなどはすべて違う。各チームが所属するリーグとの関係があり、共通のものを使うことはできない。チーム名を統一したからこそ「アルビレックス=新潟」と強くアピールできるのだが、同じ名を持つチームを複数運営するのはなかなか大変だ。
 スポンサー探しもチームごとに動く。別会社だから当然だが、お金を出す側の受け取り方は違う。アルビレックスを地域の公共財ととらえ支援してくれる企業や事業所も多い。「チームが増えるたび、新たな支援を求められるのもきつい」と言われても仕方ない面がある。
 経営が一つの総合型クラブとなるのは当面難しい。だが、連携はいろいろ考えている。特にやりたいのはジュニアの育成にかかわる各チームの下部組織の一体化だ。
 組織として統合が無理なら、子供たちを集めるスポーツフェスティバルのようなイベントを年に何回も開き、アルビの指導者や選手が参加、子供たちが自由に複数のスポーツの指導を受けられるという形でもいい。そこで自分に合ったスポーツを見つけてもらいたい。
 子供たちに選択肢を与え、才能を発掘する。複数のチームがあるアルビは、そこでも大きな役割を果たすことができる。

(池田弘さん アルビレックス新潟会長 2008年5月27日付紙面より)
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                  ...引用部分終わり

 この記事を読む前まで、実は私もアルビレックス新潟は同じ経営母体でやっている総合型スポーツクラブだと思い込んでいたのですが、実際は違ったみたいですね。 でも、新潟に同じ名前を共有する複数のクラブチームの存在があるのは事実ですし、しかもその中でサッカーとバスケ、野球は”プロ”としてやっている事も重要な事実です。 上の記事にある通り、新潟もまだ発展途上でヨーロッパの様な総合型スポーツクラブへの道を探っている途中みたいですが、他の地域でも新潟の様に複数のクラブ、それもプロチームを持てる様に新潟を手本にして行けば良いのではと思っています。

 ご存知の通り私は岡山にこだわっていますが、岡山では地元サッカークラブの『ファジアーノ岡山』がJリーグへあと一歩のところまで来ています。 まだ今の段階で言うのは早過ぎますが、最初の段階から新潟をモデルとして意識し、Jリーグに上がったサッカークラブを軸にして同じファジアーノの名を持つ複数のプロスポーツクラブを抱えられる様になれれば面白いと思いますし、将来はファジアーノもバスケやハンドボール、バレーボールなど複数のクラブチームを持ち、オリンピックがある度に”岡山”の名が付いた選手が各種競技に登場して地域の存在をアピール出来るのではと期待しています。

                       

 先日、バレーボールのオリンピック最終予選が行われ、それを勝ち抜いて日本は男子も女子もオリンピック出場を勝ち取る事は出来ました。 でも”最終予選”と言う場所に来ている事自体、世界トップクラスの強豪国との差がある事を証明しています。 引用させて頂いた池田さんのコラムの中にスペインのFCバルセロナの事が紹介されていましたが、バルセロナはサッカーだけでなくバスケやハンドボールの”プロチーム”も持っているそうです。 サッカーの天皇杯などでJリーグクラブと大学や社会人のアマチュアクラブが対戦すれば私達は”プロ”のJクラブが勝って当然と思うのでは? だったらプロリーグを有する国の代表チームと、プロリーグの無い日本の代表チームが試合をすれば...

 私が最近、東京オリンピックの誘致に賛同してこうして書いている大きな理由として、オリンピック招致を勝ち取って”ホスト国”になったのなら、自国開催の大会で日本代表が好成績を出せる様、今までどうにも進まなかった競技のプロ化を国を挙げて推し進めてもらえると期待したからです。 今まででもバレーボールではプロ化を目指して上手く行かなかった事がありましたが、それなら既存の企業チームをプロ化するやり方では無く、今のJリーグがやっている地域サッカークラブの総合化の中から地域のプロチームを各地に育てて行くやり方でプロリーグの整備を進め、来るべき東京オリンピックに備えれば良いのではないかと思っています...

             

副都心線開業へ記念式=東京メトロ-都知事、「五輪に拍車」(時事通信) - goo ニュース

 東京メトロの副都心線、随分と話題になっているみたいですね。 もっとも私は同じ池袋⇒新宿⇒渋谷なら地下鉄より料金の安いJRを利用するでしょうけど、混雑の緩和になる上に郊外から乗り入れている私鉄各社の路線からの乗り継ぎで便利になるらしいですね。 ただ、これが”五輪に拍車”になるのかと言われると私はちょっと...相変わらずスポーツそのものには関心が無いと言うか。 長らくオリンピックをやっていないアメリカの大都市・シカゴに勝つのは容易ではありません。 シカゴには有名な『リグレー・フィールド』など大リーグ2球団の立派な野球場があります。 これだけで既に東京は完敗です。 日本で最も長い歴史と伝統のある球団・ジャイアンツの為に大リーグに負けない”野球専用球場”を造ろうと言う発想は東京には無いのでしょうか...?

 サッカーだってそう、東京には東京ヴェルディと言うJリーグでもっとも歴史と伝統のあるクラブがありますが、そのクラブの為に世界に誇れるサッカー専用スタジアムを用意している訳ではありませんから。 ちなみに東京同様、2016年大会に立候補しているマドリードにはスペインリーグの名門・レアル・マドリードの本拠地である『サンチャゴ・ベルナべウ』を始めとして世界に誇れるサッカースタジアムがいくつもあると思いますが、国際オリンピック委員会の招致(条件)基準として明文化されているところ以外にこう言う部分も実際には見られていると思うのですけど...

                  

G・由伸が帰ってきた!38日ぶり実戦復帰(サンケイスポーツ) - goo ニュース

 故障明けの高橋(由)選手が復帰して来るみたいですね。 残念ながら交流戦はほとんど出られませんでしたけど... 状態が問題無いなら交流戦明け、私も見に行く予定のカープとの試合にも出る事になりそうですね。 守備位置も今まで通りライトでしょうし、ライトスタンド専門の私との”マッチアップ”になりそうです。 出来る事ならカープ戦が終わった頃に本調子になって欲しいものですね。

クチコミblogランキング TREview

 ...以上です。
コメント
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