２０４０年広島オリンピック②

　オフ企画『２０４０年広島オリンピック計画』、その２回目は”コンベンション・シティ”です。　要するに”○○学会”とか”△△会議”みたいな各種会合を広島に積極的に誘致しようと言う訳です。　この構想の原案は広島市議の豊島岩白さんのブログで以前訴えてられたものを私が付け加えたものです。　豊島市議は旧広島市民球場は取り壊すべきだと言われているので私と全く同じ考えではありませんが、それでもサンフレッチェのサッカー専用スタジアムは市内中心部の別の場所で造るべきだと言われていましたので、ある意味では”同志”だとも言えます、だからこのブログにリンクも張っているのですけど。　話が逸れましたが豊島市議は広島市が世界に平和を訴えるのが使命だと言うのなら世界中から広島に人が集まって来る様な事をやるべきだと言う事です。

　豊島市議が各種会議・会合の誘致を訴えておられる理由のもう一つは”経済的理由”です。　大規模な会合が行われると当然、その街に（見学を含む）多くの参加者や取材するマスコミなど多くの人が機会中に滞在し、ホテルなどで宿泊し飲食店で食事して記念にお土産などを買ったり．．．と多大な”経済効果”が発生します。　それなので他の街にとっても魅力があり海外の都市も入れての”争奪戦”になっています。　実は隣県の岡山が官民を挙げて熱心に各種会合の誘致を行っていますが、大規模な施設を建設しても首都圏や関西圏、中京圏などの大都市との厳しい競争の中でかなり苦戦しており、既存施設で済ませられる１０００人以下の会合誘致に特化するべきか思案しているいるらしいです。　熱意無き市政の為に完全に出遅れた広島ですが、首都圏とも張り合える程の国際的知名度”だけ”はありますので新市長の下、戦略的に巻き返せば広島も定期的な国際的会合の誘致は可能なのかも知れません．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　私がオリンピック問題で国際会議などの誘致に目を付けた理由ですが、それは”ホテル”など宿泊施設の確保と言う観点からです。　広島市は今回の誘致構想における開催計画で、広島と呉など周辺都市だけでは宿泊施設が話にならないほど足りないので、岡山など隣県、山陰、四国、それに新幹線を使って関西や九州に滞在して広島に来て欲しいなどと馬鹿みたいな事を平然と書いていました。　確かに今の新幹線は速くて関西から広島まで一時間半程度で行けます、でも日本縦断の観光旅行と滞在しての取材とは訳が違いますから広島県内に滞在出来ないのでは資金面と移動時間の負担も掛かるのですが、市民の税金でファーストクラスに乗っている人達にはそう言う事が理解出来ないのでしょう、全くもって勘違いも甚だしいと思いますが．．．

　かつて広島でアジア大会がありました。　無論、広島市がスポーツに情熱があったから誘致したのでは無く、国費の補助を引き出して郊外の丘陵地を開発するのが目的だったのですが．．．　それで当時の広島市では全く足りなかったホテルが”需要”を見越して大量に建設されました。　しかし大会が終わると宿泊需要はあっさりと激減してかつてはジャイアンツの定宿だった広島グランドホテルを始めとする数々の老舗ホテルが次々と廃業に追い込まれています。　最近、広島市内の再開発地区では大型ホテルの建設もやってますがオリンピックには全く足りず、しかしオリンピック後の需要の目途は全く立たないし、アジア大会の時とは違って既存のホテルは老朽化などしていませんから新規で建ててもらえる事は期待出来ません、だからこそ県外に泊まって広島に通ってもらうなどと阿呆な事を言うしか無くなったのでしょうが。　これから３０年の間に国際会議などを積極的に誘致し、それによって”需要”を発生させて広島市内に宿泊施設を増やす。　もちろんそれでも足りないので別の手も必要になりますけど、それはまた改めて書きます．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

大雪の山陰、なお２６０戸停電　漁船３７０隻が被害(朝日新聞) - goo ニュース

　同じ中国地方の広島（瀬戸内側）では雪がチラつく程度なんですけど、中国山地を挟んだ向こう側の山陰では驚くほどの大雪が降っているらしいですね。　港に留めてある船が積もった雪の重さで転覆するとは信じられない自然の驚異です。　去年の夏も異常な猛暑で大変でしたが、冬は冬で暖かいなと思っていたところ年末から異常な寒さと日本海側の大雪です。　やはり地球全体の気候がおかしくなってしまったのでしょうか？　山陰自体は風光明媚で人情のある地域ですし、雪が溶けたらまた出雲大社や宍道湖、鳥取砂丘など観光地に多くの人が訪れてお金が落ちて、それが今回の被害の回復に繋がってもらいたいです．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

広島市の秋葉市長が４月の市長選不出馬を表明(朝日新聞) - goo ニュース

　”アカ市長”が４月の市長選挙に出馬しないと言ったのだとか。　別に引退しなくても今度の選挙で”市民球場の仇”秋葉忠利には消えてもらうつもりだったのですけどね。　前にも書いた通り私のバイト先の同僚が別の仕事でよく県外に行きますが、外から見ると広島は本当に活気が無く、勢いのある隣の岡山に抜かれると感じるそうです。　広島市は現在、問題になっている旧市民球場問題や広島西飛行場存続問題、未利用の空き地が残る旧広島大学跡地や広島駅周辺など問題山積にも関わらず、年の６分の１は海外で平和運動をやっている市長など不要だし、長々と続けている間に議会と地元マスコミも支配して独善の限りを尽くして市民もいい加減愛想を尽かしていましたので選挙での不利を察知して先手を打って辞める（”大政奉還”の可能性も？　また噂される数々の不祥事や疑惑から目を逸らす狙いか？）のでしょう。　これで４月の統一地方選挙の重要性が更に高まりました。　次期市長・市議・県議候補者の方々には旧市民球場問題など広島市が抱える数々の課題について積極的に意見をぶつけ合ってもらいたいです．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　ＤＦ槙野智章選手とストヤノフ選手の移籍で守備面の人材が手薄になっていたサンフレッチェですが、獲得オファーを出していたＪ２京都のＤＦ水本裕貴選手の入団が決まりました。　京都には悪いですけど水本選手が来てくれたのは助かりますね、実績もありますし若手中心の守備陣の中心として引っ張って行ってもらいたいです。　サンフレッチェには水本選手の”古巣”千葉出身の選手も多い上に、ＧＫ西川周作選手も北京オリンピックでチームメイトだったので比較的早く馴染めるのではと期待しています．．．



にほんブログ村



　．．．以上です。