”紳士”の街

　先日、広島の街に出て十合に行ったのだが、その際に久しぶりに隣接する新館に入って見た。　本館との連絡通路から入った三階は婦人服売り場で、男の私が見てもさっぱり分からないな。　そこからエスカレーターでとにかく上まで登って見ると最上階は『広島ロフト』なるテナントが入っている。　見るとなかなか楽しくて生活を面白くしてくれそうな品物が色々と売られていた。　現在、目立つ場所で力を入れて売っているのは服の上から吹き付けて清涼感を得られるスプレーなど涼しさを得られる品物でした。　今のところ広島など中国地方では夏も”電力危機”にはならないと言われていますけど節電はしないといけませんね．．．　ところでふと気が付いたのですが、この店は平日だと言うのに客が多い。　そごう新館の中でこの店だけ”人口密度”が高いと言うか。　その事で思いましたが私は旧市民球場跡地のサッカースタジアムとそごうデパートをぺディストリアンデッキで接続して試合を見に来たサポーターを試合後にバスセンターへ引き込む事を考えて書いて来ましたが、実際にスタジアムに行って見ているとこれだけの人数が一斉に入り込んで来たらバスセンターの機能がマヒしてしまうでしょう。　それで考えたのがその通路に”←そごう新館・広島ロフト”と看板を出して連絡通路から新館の方へサポーターの一部を誘導し”分流”させる方法です。　それを可能にする集客力がロフトにはあると思いますので．．．

　そのロフトの下の階にあるのが紳士服売り場です。　そごうに紳士服売り場が無いと思ったら新館にあったのか。　男としては紳士服売り場が新館の方に追いやられたみたいであまり良い気はしませんが、その分でも無いけど他のデパートと違って２フロアを割いてくれている事には意義がある。　個人的な趣味では三井越後屋の紳士服売り場の方が好きなのですが、２フロア使っている分、こちらの方が全体的な品揃えは当然ながら多くなります。　デパートも郊外型ショッピングセンターも女性向けの服に重きを置いていますけど紳士服も専門店と言う業態が存在する位だから意外と旨みのある世界なのかも知れないし力を入れてみるのも手なのでは？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　ところで何気無く紳士服と書いて来ましたけどそもそも”紳士”とは何なのでしょうか？　そして婦人服とは言いますけど”婦人”とは何なのでしょう？　デパートを歩いていて気が付いたのですけど”紳士”が少なくて紳士服が売れない時代だから女性も”婦人”である必要はありません、だから婦人服も売れなくなるのではと。　最近”○○女子”などという言葉が幅を利かせていますけど、その影に隠れている言葉”○○男子”の存在を考えてしまいます。　私の周囲も口を開けばパチンコの話しかしない男が多いですし．．．　今の時代が一概に良く無いとは言いませんが、”女子”の時代の裏側には大人になり切れない”男子”達の存在もあるのでは．．．

　先日、夜勤の帰りに道で犬の散歩をしている男を見掛けました。　その男はいかにもこれから土木作業の現場に出勤すると言った感じの作業着姿でしたが、その作業着の着こなしはなかなかビシッとしていて格好良く、連れている犬も恐らく血統書付きっぽかった。　もしかしたらこの男のクローゼットには人に会ったり高級な店に行く時に着る”自慢のスーツ”の一着や二着もあるのかも知れませんね。　前にも書きましたが広島市はサッカースタジアムもそうだし駅前などの再開発もあってまさに”建設の時代”に入ろうとしています。　官民挙げてのプロジェクトによって土建屋にお金が落ち、そこで働く男達がデパートで一張羅となるスーツを買い、”男子”は”紳士”になり、それによって連れの女性も相手のレベルに合わせて”女子”から”婦人”に変わり、同じデパートで婦人服や化粧品も売れるのでは？　もっとも、こんな事を書いている私自身こそ夢みたいな事ばかり語るガキっぽい”４０代男子”なんですけど．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

マーケティング・ゼロ　クールビズを阻むのは社長さん　(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

　日本の夏は高温多湿で夏場にスーツ上下にネクタイを締めて歩いているサラリーマンを見て昔からおかしな習慣だと思っていましたけど近年はエコの観点からネクタイを外しても相手に失礼にはならない、”みんなで外せば怖くない”とクールビズと言葉を作って夏場の薄着を呼び掛けて来ましたけどオフィスには外部から人が来るかも知れませんし、他の企業を訪問するのにクールビズスタイルだと失礼だからとやっぱりネクタイを締めてしまう．．．となかなか普及しませんでしたが今年は電力危機で否応無くやっているみたいですね。　朝、夜勤の帰りに擦れ違うサラリーマンもネクタイ無しの人がほとんどですし。　まだ過渡期ですが定着させたいですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

機が熟した「１２球団１リーグ制度」財政危機が球界直撃　(夕刊フジ) - goo ニュース

　確かに最近の交流戦を見ているとパ・リーグの強さが目立ちますね。　それでいっそ１リーグにまとめてはと言う事ですか。　私の考えは前から同じで、別に１２球団２リーグへの拘りはありません。　サッカーみたいに実力で分かれる階層型のリーグ構成にしてプロ野球参入のハードルを下げ、市民球団による地方からの新しい風を吹き込めればと思っていますし、一方で一番上にはレベルの高い８球団による上級リーグを置いて大リーグのＭＬＢ（メジャー・リーグ・ベースボール）に対してＰＬＢ（プレミア・リーグ・ベースボール）で対抗すると言う構想を私は持っています。　その下に新規加入球団を入れた東西地区制１２球団を置くと．．．

　話が逸れましたが１２球団による３地区制・１リーグと言う構想が出て来れば真っ先に反対するのがタイガースではないでしょうか？　だってジャイアンツとの”伝統の一戦”の試合数が激減する事になりますし、ジャイアンツと別の地区になってしまえば直接の優勝争いも出来なくて客が減ると恐れるでしょうから。　球界再編騒動の時もそれで１リーグに反対したのですし．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　明日、私はマツダスタジアムに交流戦で苦戦するカープの応援に行って来ます。　試合中に食べようと以前買っておいた”シャア専用”ウエハースなるお菓子をいよいよ食べる時ですね。　そして弁当用には地元のスーパー・イズミゆめタウンでちょうど売られていた焼肉用牛タンで我流の牛タン弁当を作って持って行きます。　酒ですが去年まで試合前に立ち寄って酒を買っていたビックカメラが閉店してしまいましたので、ビールもこっちで買って持って行きます。　イズミは酒はあまり安く無いのが残念ですけど。　今回買ったのは岩手の『銀河高原ビール』です。　イーグルスとは敵として戦いますけど東北の被災地の復興は強く願っていますから．．．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



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　．．．以上です。