小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

リアル野球盤。再考察

2012-01-25 14:17:00 | 武道・スポーツ
リアル野球盤。再考察。リアル野球盤についての再考察。私は、こうも考えてみた。プロが5イニングで負けた時、プロは、もう2イニング、試合を申し込む。これは、必ずしも番組プロデューサーの意志ではない可能性もある。つまり、単純に、プロ選手の口惜しさから、プロ選手の意志で、2イニング申し込んでいる可能性もある。その理由。それは、あの試合そのものは、八百長ではない。かなり、アマに大きなハンデをつけて接戦になるようにしている。だから、勝負のゆくえは、わからない。5イニングで負けても、もう2イニング試合をすることによって、プロは、逆転で勝つ可能性もあるのである。やはり負ければ、口惜しいし、逆転で勝てる可能性は、あるのである。なので、プロデューサーに頼まれなくても、プロ選手の意志で、もう2イニングの試合を申し込んでいる可能性も十分ある。それは、プロ選手の表情からわかる。土下座させられる屈辱といっても、所詮は、遊びであり、余興である。本当の実力で負けたわけではない。土下座させられることも、プロ選手は、ファンサービスもするから、たいして口惜しくはないだろう。所詮は余興であるのだから。なかには、プロがアマに負けることに面白さを感じているプロ選手もいるだろう。それと、5イニングで負けた時、もう2イニング試合を申し込む、というのは慣例になっているから、慣例が自然に、プロ選手に行動を起こさせている、とも十分、考えられる。そして、もう2イニングすることによって逆転勝ちする可能性もあるのだから、試合をつづけて逆転して勝ちたい、という思いは非常に強く起こるだろう。たとえ5イニングで負けて土下座しても、もう2イニング試合して逆転して勝てば痛快であるだろうし、逆転して勝ちたいという欲求は非常に強いだろう。そうすれば土下座の屈辱も帳消しになる。だから、あれは、小細工はしていない、とも考えられる。むしろ、そっちの方である可能性の方が大きいだろう。ただ、本当はどうなのかは、わからない。である。

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リアル野球盤

2012-01-25 13:06:10 | 武道・スポーツ
毎年、正月の二日にやっている、石橋貴明の、リアル野球盤について。あれは、プロがアマに負ける面白さが、売りであることは言うまでもない。では、プロが負けるよう、八百長にしてもいいようにも思う。しかし、八百長ではない。いつも、接戦で、いい勝負である。だから面白いから視聴率が高いのである。しかし、気づいたことがある。

去年は、日本シリーズで優勝したロッテが相手だった。西岡剛と里崎智也と井口資仁と今江敏晃と清田育宏の5人が出ていた。何気なく見ていると、八百長は無いように思える。しかし、面白くするための、裏工作はある。裏工作という言葉が適切であるか、どうかはわからないが。去年は、プロのロッテが負けた。5イニングの勝負である。最初から、そう決めている。なら、負けた時点で、試合終了にして、放送を終わりにすれば、それで、いいではないか。しかし、5回の時点で、負けたプロは、もう2イニングと必ず、申し込む。それで土下座させられる。頼めば、土下座させられることは、わかっているのに頼む。これは負けるより屈辱である。プロは負けても恥ではない。アマにはハンデがつけられていて、球速は遅いし、球種も少ない。バットもよく飛ぶ金属バットである。しかも、TIMのレッド吉田とゴルゴ松本は甲子園出場の経験があるほど野球は上手い。さらに、森本稀哲などという現役のプロ野球選手まで加えている。だから、プロは負けても恥ではない。なのに、もう2イニングと申し込む。この申し込みが、プロ野球選手側の、本当の、口惜しさからの意志ではないのである。では誰の意志かといったら、それはプロデューサーの意志である。つまりプロデューサーが、5回の時点で、負けたら、必ずもう2イニング試合をして下さい、と申し込むよう、あらかじめ、プロ野球選手の方に、番組の企画の絶対の条件として、言い渡しているのである。だから、5イニングで、勝負がついた時点から後の2回の延長線は必ず放送する。5回までの試合は、全部は、(放送する時間がないので)放送しないで、面白い山場だけを放送する。これは今、気づいたことだが、こんなことは、誰でも気づいていることだろうか。しかし、気づいていない人も間違いなくいるだろう。

さらに石橋貴明が、プロ野球選手を土下座させているのも、単純にふざけていて、強がっているだけではない。石橋貴明も、こわがっているのである。5回戦で勝った後、2回、延長して、試合を続けて逆転されて負けてしまっては、きまりがわるいのである。プロ側でもアマ側でも、5回戦で戦って勝ち、2回延長しても勝つ、というパターンが、きまりがよく、延長して逆転されてしまったのでは、きまりがわるい感じになってしまうのである。

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