要するに、
21インチクラスのブラウン管式テレビ(@パナソニック テレビと家電の歴史)が「でっけー」って感心したレベルの時代なんですよ。
今じゃ、高いは高いが、100インチ(要置き場所)だって買えるし
でね、SSRにしろSPY-6にしろ……@毎日
https://mainichi.jp/articles/20180725/k00/00m/010/007000c
ある意味、最新のGaN素子(ちな、SSRもSPY-6も、実は日本製の素子だったかな)を採用している訳で、ポーランドなどですでに稼働してい物と比べて性能が……級数的に違って来るのよね。
そして、イージス戦闘システムですが、洋上艦艇装備用ではなく陸上設置……要するに、システム規模の拡張に事実上の制限がない上に、地上回線の高速ネットワークに接続されていてデータリンクも暴力的な通信容量を誇るでしょう(もしかしなくても、防空システム直結よね)
また、拡張する上での制約が事実上存在しないのだから、別にミサイルランチャーの数も場所も誘導する上で問題が無ければどこでも良いし数の制限も存在しませんよね。
それこそ、ターゲットドローンの延長線上にある無人機(すでにコンセプトモデルの開発がアメリカで進んでいて、文字通り使いつぶせる空飛ぶミサイラー&外付け弾倉)をスクランブル発射するような使い方だって可能になるかもね(あー……あるいみ、マクロス・プラスとかマクロスF的なのって、日米にとっては理想なのかもしらん)
それに、多少高くついても(ま、多少のレベルがアレだが)じつのところ安いんですよ。
システムそのものは、警備の人間と24時間稼働用の交代人員に緊急用発電機で、電力は外から供給される訳で、人件費や艦艇の稼働コストを考えるなら地上配備型のシステムは非常にお得です(稼働コストの高い艦船は、より機動的に敵にとってイヤな位置に配置できる)
なので、最初が多少高くとも、恐らくイニシャルコストは随分安くつくでしょう(必要な頭数と燃料コストが違いすぎるしね)
それでもイージスシステムですからね、SM-3とその発展型だけでなく、普通にSM-6だったり、想像力をたくましくするなら……昔の沿岸砲兵よろしくコンテナ密閉式のランチャーを配置してにらみをきかせたりできるだろうし、非常時にランチャーだけトレーラーで牽引配置……って地対艦ミサイルがあるからこっちは要らないか(^^;
で、なぜにあちこち騒ぎ立てるか……邪推するなら、中国やロシア的に見るならば、下手すると対日戦向けだったり下手しなくても全面核戦争の先制攻撃用核弾頭を振り分けて先生核攻撃に踏み切ったとしても、全弾迎撃されて被害ゼロを達成されてしまう可能性があるからでしょう(で、多層に渡るシステムの一つでしかないし)
とりあえず二基、更に拡張して四基だったり、目処が立ったら国内産だったり研究中の物が参加したりとかその両方にF-2後継機(と言いつつ、実はF-15後継の制空戦闘機色が強い?)
仮にやってしまったら、その時点で中国にしろロシアにしろ国際的な地位は終わるでしょう。
非核保有国に対して先制核攻撃を仕掛けて失敗しましたなんて、世界に対して殺処分してくださいと叫ぶような物(それこそ、安保理臨時理事会開催の上で、名指しで除名レベル)
まぁ、アメリカも報復核攻撃を行わなければならないでしょう(じゃないと終わりますアメリカが)
でもって、その延長線上に乗っかったとしたら、核ないし核に比する兵器システムの保有は不可避となるでしょう(つまり、中露にとっての悪夢が永遠化)
それだけのリスクを相手に負担させる事が可能だし、そもそも非核保有国でミサイル防衛に関して一貫してフリーハンドであるのだから、アショア含めた防衛システムの強化は日本にとってプラスであると言えるでしょう。