ブログ用渡辺松男研究2の18(2018年12月実施)
Ⅲ〈錬金術師〉『泡宇宙の蛙』(1999年)P93~
参加者:泉真帆、M・I、岡東和子、A・K、T・S、曽我亮子、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:泉真帆 司会と記録:鹿取未放
138 生を鈍き音たてながら行く父よごんずいごんずいごんずいの花
(当日意見)
★ごんずいって花は地味だけど、赤い実がなりますね。(慧子)
★北原白秋の歌にありましたね。父親を見ている作者の目もちゃんとあって、ごつごつしながらも
生きる父への情があっていい歌だと思います。(A・K)
★ごんずいはウツギ科の花だそうです。この歌、よくわからないけどリズムが面白くて好きな歌で
す。生を鈍き音をたてながらいくお父さんというのは象徴的で、資本主義にべったり組み込まれ
ているお父さんというのとはやっぱり違う、何かそこに隙間があって、だから摩擦を起こして鈍
い音を立てている。前の歌の流れる自動車も、同じ象徴の手法なんだろうと思います。
(鹿取)
Ⅲ〈錬金術師〉『泡宇宙の蛙』(1999年)P93~
参加者:泉真帆、M・I、岡東和子、A・K、T・S、曽我亮子、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:泉真帆 司会と記録:鹿取未放
138 生を鈍き音たてながら行く父よごんずいごんずいごんずいの花
(当日意見)
★ごんずいって花は地味だけど、赤い実がなりますね。(慧子)
★北原白秋の歌にありましたね。父親を見ている作者の目もちゃんとあって、ごつごつしながらも
生きる父への情があっていい歌だと思います。(A・K)
★ごんずいはウツギ科の花だそうです。この歌、よくわからないけどリズムが面白くて好きな歌で
す。生を鈍き音をたてながらいくお父さんというのは象徴的で、資本主義にべったり組み込まれ
ているお父さんというのとはやっぱり違う、何かそこに隙間があって、だから摩擦を起こして鈍
い音を立てている。前の歌の流れる自動車も、同じ象徴の手法なんだろうと思います。
(鹿取)