ブログ版 清見糺の短歌鑑賞
鎌倉なぎさの会 鹿取 未放
202 いい加減な人生だったとわが骨は海に撒くべしひとつかみずつ
「かりん」01年7月号
これはどういう心境からでてきた歌であろうか。前後の脈絡もなくこの歌がでてくるのだが。ロシア旅行に出発する少し前の作である。ふと心をよぎった飛行機事故などを想定しての思いだろうか。ちなみに、同号に載る他の歌。
舎利われは海に撒かれてわだつみのいろこの宮の庭に降るべし
インド洋あるいはエーゲ海あたり藻屑となりてただようもよし
鎌倉なぎさの会 鹿取 未放
202 いい加減な人生だったとわが骨は海に撒くべしひとつかみずつ
「かりん」01年7月号
これはどういう心境からでてきた歌であろうか。前後の脈絡もなくこの歌がでてくるのだが。ロシア旅行に出発する少し前の作である。ふと心をよぎった飛行機事故などを想定しての思いだろうか。ちなみに、同号に載る他の歌。
舎利われは海に撒かれてわだつみのいろこの宮の庭に降るべし
インド洋あるいはエーゲ海あたり藻屑となりてただようもよし
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