De cela

あれからいろいろ、昔のアルバムから新しい発見まで

宝くじで1億円当たったら

2017-01-27 22:09:58 | パートナーシップ協働・行政
女房がたびたび夢を買うと言って宝くじを買う。
1億円当たったら私に使わせてくれと頼んだ。
その金で市民ファンドの基金を立ち上げると。
当然反対。
自分で買って!その金は孫の教育資金に使うのだから…だそうだ。
未だ買ったことはない。
1億円を基金としてCBを立ち上げるなど社会起業家を支援する。
これこそ本当の市民ファンド。市民の寄付と行政の拠出で「市民ファンド」という名の市民活動助成金組織はある。
しかしそれをファンドと呼ぶのは間違えている。
本当の意味の社会起業家を育てたい。
適切な事業計画に対しては1000万×n円の資本参加をする。
万一その事業が思い通り成功すれば配当金をいただいてファンドマネーを回転していける。
そういう思いで宝くじを買ったら当たるかも。
プレゼンで若者の夢を審査するなんて、ついにできなかったことだし、今後もできないけど夢はいいね。
里山資本主義を実現しそうな提案がいいな。

緑区地域デビュー絆つくり(相模原市)

2016-03-23 10:45:04 | パートナーシップ協働・行政
地域デビュー、はじめの一歩)
緑区絆づくり交流会体験談講話趣旨
和田達夫 中央区中央5丁目在住
平成28年2月19日


地域デビューのはじめの一歩はどこにおいたらよいでしょうか。気軽な第一歩はすでに公民館などで行われているサークルや趣味のグループに参加することかと思います。
しかし、前にお話しされた森川先生もおっしゃっておられたように社会には「人のために何かをしたい」という第二のステップ、地域活動ないし市民活動と言われる活動団体に参加する大きな期待があります。
趣味のグループやサークル、生涯学習の企画に参加されるということは自分の生きがいや友達を通じて絆つくり、話し相手や健康増進に役立ちます。ですから気軽な趣味の活動に第一歩を置いたうえで、地域活動などに参加するというのはいかがでしょうか。地域活動は自分の持っている能力や経験を社会のために役立てたいという奉仕の精神の上に成り立つものです。

私は、やや敷居は高いかもしれませんが、これから地域に進んで参加しようという方にぜひ後者の地域活動、すなわち市民活動であり奉仕活動に皆さんの力を提供されることお勧めする次第です。この後、私の話す体験談も地域にあるニーズを発掘し、そこに市民の持てる能力を分担して提供し、結果として行政にも地域の住民にも貢献し、事業に参加して働く仲間たちも生きがいを見出すことができたと自負する事例であります。
繰り返して述べておきますが、公民館活動などの古くからあったサークル活動や生涯学習など行政から提供された活動は内部完結型の活動と言われます。そのサークルの中の人たちの満足と生きがいを自ら作っていきます。地域活動は内部に組織を作るまでは類似しますが、目的はそのグループの外の人たちに利益を与える活動をすることになります。そこには不特定の受益者すなわちお客様が存在します。

では、私の事例について体験談をお話しします。私の事例は、荒廃し密林化し、行政も手の施しようもなくなった河川敷の再生事業に取り組んだ話です。場所は愛川町の中津川、仙台下川原と呼ばれる地域です。なぜ相模原でなく愛川なのかと思われるでしょうが、その時点では津久井4町と相模原市が合併するという話はまだ生まれていませんでした。里山の再生という課題を取ってみると、相模原中央地区からほど近いところに愛川里山地域が広がっていました。
ニーズはもちろん地域住民の中にありました。昔は自然豊かでアユ釣りに多くの人が集まった川原もダム建設で大きな増水など無くなり草が生え、外来種の樹木が茂り、廃棄物の不法投棄や害虫・害獣のねぐらとなりました。
もう一つのニーズは河川を管理する行政部門にありました。特定外来種の樹木は行政によって取り払わなければなりません。しかしそのコストは膨大で数年の間隔を空けての作業では結果的に成果は得られません。さらに神奈川県では水源環境保全の目的で特別県民税を徴収しています。水源環境改善に役立つ市民活動に対して補助金を出して奨励をしています。

その環境の中で私はまず、横浜に拠点のある竹林整備団体NPO法人日本の竹ファンクラブに参加し、河川に接した段丘崖の民有地の竹林の整備を開始しました。竹林も放置されると外に向かって根を張り、たちまち密林化します。竹林整備のあとは川原の片隅を切り開いてBBQの場を作り、メンバーの懇親が行われました。愛川の竹林や川原の整備に着手したのは横浜や相模原の市街地からのメンバーでした。地元にしてみればよそ者がやってきて断りなく何をやっているのかという対立「感情」が生まれます。

そこで地域の人たちの参加を促し、できたばかりの「愛川町民活動サポートセンター」に団体登録し、行政のニーズも聞きながら中津川を再生する地元の人の活動に替えていきました。川原は県の管理下にあり県の意向や指導に従う必要があります。県担当部局との話し合いも重ね、川原5haの整備を委託され、それをもとに水源環境改善事業としての補助金も獲得して今日に至りました。現在の内容についてはお配りした団体活動のパンフレットをご参照願います。

当初は思い及ばなかった成果を生んでおります。それは、行政の承認も得て行政も町民も期待する市民事業となると事業参加者は一転して目標に向かってあらゆる能力をつぎ込んでくれるということです。月に1度の集合整備活動ということでスタートしたものの、ほぼ毎日のように川原のどこかでチェーンソーや刈払機の唸りが聞こえます。作業に参加しているメンバーは、作業そのものが生きがいでもあるでしょうが昔のきれいな川原を再現したいという一心と、それによって特に町外から多くの人が来て、憩い楽しんで帰って行ってくれるということに喜びを感じるからです。

緑区にも多くの資源が眠っているに違いありません。昔からの固有の産物が継承されずに消えていってはいないでしょうか。手つかずになった果樹園や竹林が荒廃を進めていないでしょうか。そして何より緑区の市街地に住む人たちの中に眠っているブレーンがあるのではないでしょうか。緑区内の資源とブレーンのコラボによって地域活動の輪はどこよりも大きく広がっていくのではないでしょうか。
ご清聴ありがとうございました。


若者・よそ者・ばか者

2016-03-23 10:22:14 | パートナーシップ協働・行政
市民活動の主体は若者・よそ者・ばか者にやらせるとよいという話が良く出ます。
先日の緑区地域デビューの会でも出ました。
藤野など典型的な成功例が挙げられます。

この自虐的で卑屈な発想の真の意味は何でしょうか。
まず若者。これは間違いなく活動の原動力となります。エネルギーとなります。

次によそ者。彼らは地域のしがらみなど知らない。地域の重鎮のご機嫌を壊しては…などという心配はしない。だから思い切ったことが発案でき実行できる。

最後のばか者。怖さを知らない。失敗を恐れない。頭の良い人がすぐにいう「できない理由」なんて知らない。こういう法令条例があるからできない。前例がないからできない。なんてことは頭にない。

逆にいえば、こういう人を排除したがる風潮の中では決して地域活性化はできないということを明言しておきたい。

スマートシニアコミュニティ

2016-03-19 20:57:13 | パートナーシップ協働・行政
標題のスマホグループに入っている。
今日は珈琲樹里でオフ会。6人集まる。
管理人の主導で会が進むのでなかなか口を挟む機会は生まれない。
管理人は緑区絆つくりプロジェクトの代表で、やはり「絆」が関心の的。
しかし、今日参加した新たなメンバー2人は理論派で実践経験豊富。
私を含めて少し「市民による公益事業」の期待が後戻りできない課題になってきそうだ

水源環境保全市民活動

2015-07-05 22:46:28 | パートナーシップ協働・行政
県担当職員にお願い

先日、水源環境税から補助金を支給されて水源環境保全事業を行ってる団体が集まって、ファンドレイジング講座が行われました。

その質疑の中で、県職員に対する要望を問われたとき私は以下のような要望をさせてもらいました。

我々団体がこの事業でお付き合いをさせていただいて3年が経過した。その間に担当職員は3人交替した。異動は県職員のキャリヤアップにも大切なことで、やむを得ないことではあるが、市民活動とこのように深く触れ合う機会を得たことはこれからの職員としての成長や出世にも大きな意味を持っているはずである。
担当期間は短くとも、現場に触れるということもぜひやってほしい。いままでそういうことを自主的に行った職員は知らない。これからの行政サービスにおいて、市民力の活用は決して無視できない重要なファクターである。市民活動に触れるチャンスを得たことはキャリヤアップに大変寄与するはずなので、積極的に現場を見る機会を作って自分の役に立ててほしい

地方議員に立候補予定している人へ100の質問・その1

2015-02-17 15:15:09 | パートナーシップ協働・行政
地方議員選挙に立候補しようとする人への100の質問

はい、いいえという回答のほかにコメントもつけてください。
成るべく肯定文形式の質問に心掛けていますが、はい・いいえはyes・noとおなじ使い方をしてください。
① あなたは地方議員の先に国政などプロの政治家になることを見据えていますか。
② それとも地方議員として自治体に最後まで身をささげるという方針ですか。
③ あなたは地方自治体の議員の役割と国政の役割は共通だと考えていますか
④ あなたの自治体議員の報酬だけではあなたの生活に不十分だと思いますか。
⑤ 自治体議員の報酬だけでは政務活動に回す金がないと思いますか。
⑥ あなたは議員になれないと何で生計を立てていくのですか。
⑦ 今あなたはどんな職業についていますか、それとも無職ですか。
⑧ あなたは今出馬しなければならない緊急の自治体課題を持っているのですか。その課題とは何ですか。あなたがやらなければ誰がやりますか。
⑨ あなたには労働組合や協同組合、業界の後ろ盾がありますか。
⑩ あなたはあなたが住んでいる地域の利害関係を代表して出馬しますか。
⑪ あなたは支援してくれる地域住民(地盤)、政党・組織、支援団体や利益団体の安定票で、特に施政演説や文書を配布しなくともなんとか当選ラインに入りそうですか。
⑫ あなたは頼る団体・政党もなく、すべて自分の信念と政策、個人的評価(知名度)だけで票を獲得しなければならない立場ですか。
⑬ あなたは政策信念や考え方、具体的な実行課題について有権者に分かってもらうためにどんな行動を取ろうとしていますか。
⑭ 議員は、地域や団体、政党などの支援を得て市議会に送り出された彼らの代表なので、市民全体の利益には反しても支援団体の利益の方を重視して働く、という考え方に同意しますか。
⑮ 議員は市民の代表なので、議員になった以上は投票してくれた有権者より市民全体の共通利益のために働く、という考え方に同意しますか。
⑯ あなたはある程度の業界保護が崩れてもTPPの早期妥結を望みますか。
⑰ あなたは安倍政権が言っている地方創生に賛成で協力しますか。
⑱ 地方創生政策によって国から降りてくる補助金・交付金をどう獲得していくか案がありますか。
⑲ 地方創生は国の指導や音頭でやるべきものでない。地方のことは地方に任せて、その資金があるなら一括で交付すべきだ・・という意見に対してどう思いますか。
⑳ 私は一市民としてふるさと納税を実行していきたいと思っています。こういう市民をどう思われますか。
21 地方のことは地方で・・・、ずいぶん下火になってしまいましたが、究極は道州制で、運営は徴税も含めてすべて道州で行うように権限を委譲するべきであるという考え方に賛成しますか。
22 あなたは安倍政権がやろうとしている農協改革は骨抜きせずに断乎として実施すべきと思いますか。
23 あなたは農業者の高齢化が進み、休耕農地が増えてそれが活用できない状況をどう考えますか。
24 あなたの自治体の少子高齢化・人口減少は将来大きな課題になりそうですか。具体的にどんな問題が起こりえますか。
25 あなたは自治体の少子高齢化・人口減少をどのように対処する政策を打ちますか。
26 あなたは高齢者医療負担を少しずつ減らしていっても、教育・保育支援の方を充実すべきと思いますか。
27 あなたは地域の元気な高齢者をもっとボランティアで働いてもらうための政策を行うべきという考えにどう思いますか。
28 あなたは、結婚しない、出産しない女性に対して行政としてどんな行動・政策をとるべきだと思いますか。
29 限界集落株式会社というドラマがあります。ドラマのことはさておき、あなたは限界集落株式会社という構想が立てられますか。
30 あなたは「もしドラ」(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)という小説を読んだことがありますか。あるいは映画を見たことがありますか。これは行政職場、議会、議員にも応用が利くと感じましたか。
31 あなたはドラッカーの「マネジメント」を読んだことがありますか。それは企業現場にいた時ですか。いまあなたの立場で彼の教えをどんなふうに役立てられそうですか。無関係であれば無関係という答えで結構です。
32 あなたが議員になって、あなたの顧客は誰ですかと聞かれたら誰と答えますか。
33 行政の顧客は誰でしょうか。その顧客のニーズはどうやって発見したらよいのでしょう。
34 行政のやるマーケッティング活動とは何が目的で、具体的にどんなことだと思いますか。
35 あなたは役所の組織にある「市民協働推進課」あるいは「行政推進課」の役割は何だと理解していますか。
36 これからの自治体運営に市民との協働あるいはパートナーシップはどうあるべきだと考えますか。「市民協働」が自治体の政策の中でどの辺の重要度に位置づけられると思いますか。
37 あなたは議員になって住民の声をどうやって取り込みますか。議員控室に呼ぶ、NPOなど市民団体の集会に出る、地域のミニ集会を開く、アンケート調査をする・・など具体的な手法を教えてください。
38 議員であるあなたに行政課題などを質問・要望したいと思ったとき、有権者はどうすれば聞いてもらえますか。政務活動事務所に行けばいつでも会えるのですか。これから議員になろうとするあなたならどうしますか。
39 あなたの政策と全く違う住民要望を受けた時、あなたはどうしますか。その関係の議員に紹介しますか、それとも直接行政窓口に行くことを勧めますか、それともその要望は間違えていると説得しますか。
40 あなたの自治体で現在優先的に取り組むべき行政課題を重要なものから3つだけ挙げてください。


自治体議員選挙

2015-02-07 11:45:27 | パートナーシップ協働・行政
FACEBOOKに載せた記事。

ここで言うと嫌われるかもしれないけど、あえて書く。
統一地方選挙が近づいた。
立候補予定者の姿がぽちぽち見え始めた。
SNS上でもたくさん顔を見るようになった。

でも、そこで言っていることや朝立ち・駅立ち、どれだけ顔を公開したか、握手をしたか、笑顔を振りまいたかの数の勝負と決め込んでいる。

私(一般のひと)が選ぶのはただ一人。でもまだ誰のことも知らない。現職なら、これという人の過去の議会実績や個別のやり取りである程度知っている。しかし、まだ私に認識の中にない人だって主張を知りたいしやってきたことを知りたい。でも、そういう知る機会はなかなかない。勉強会・議会報告会もあるが、身内、仲良しクラブの集まりにはよそ者扱いされそうで行けない。

選挙の本当の意味なんかほとんどの人は認めてない。でも、地方選挙は自分たちの「自治体」の運営について私たち一人一人の市民の代理人としてパイプ役を選ぶ大事な手段。笑顔と連呼だけではそんな大事な判断ができない。

やってくる地方の、自治体の難題を解決するために市民が立ち上がらなければならない。市民でできることは、岩盤規制を打ち砕いてもやらなければならない。でもそんなことは簡単ではない。そこに代理人となってくれる議員が要る。

住民と触れ合うといっても、お祭りや式典で顔を売る「だけでは」足りない。私たちが払っている、払ってきた多額の税金を生かしてくれる行政とそれを監視し住民の要望をも伝えてくれるパイプ役。

議員は市民の代表として・・・と品位と格式をもつものと議会条例にある。品位が悪くとも、それが正しく選挙民の代弁者として送り込まれたなら、立派な議員だ。市民が選ぶ市の代表者はせめて市長だけ。議員は住民の一部から送り込まれた代理人。だから私の代理人を作りたい。

自転車が快適に通行できる環境整備(相模原市)

2015-01-03 21:53:53 | パートナーシップ協働・行政

自転車通行環境の改善計画に対するパブコメがあって、その回答が遅ればせながら発表された。回答を読む限り、この整備については課題認識と相模原市独自のモデルを意識していないことがわかる。「地域の皆さんと道路管理者の意見を聞き検討…」という答えばかり。
ここで、私の質問は、連番2,8,13,14,15に取り上げてもらっていた。質問要望の意味・課題をあまりよく理解されていないようだ。一緒に現場に立って実態を互いに認識する機会を作らないと「改善」は望めない。
1例を挙げて、最後の15番についていえば、一方通行出口の標識を無視して自転車侵入する実態を違反とはとらえていない様子がわかる。この件は現場の警察官さえ、それが違反だという認識に立つまで繰り返し「これは違反でしょ?」と畳みかけ「・・は、はいそうです」やっと応えるのが現状。「さっそく自転車除外の補助標識を取り付けます」と決断すればすぐすむこと。
相模原を自転車の快適に走れるモデルタウンにしませんか。



http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/…/266/iken_kangae.pdf

相模原市の自転車走行環境

2014-11-01 21:19:15 | パートナーシップ協働・行政
相模原市も自転車走行環境のモデル市に成るべく計画をしている。計画書を読んで意見を提出してほしいというパブコメ募集に応募した。

パブコメで市民の意見を取り入れたことなどほとんど無い市だから私の意見や希望が取り上げられるわけもないが、掛け声だけで終わらず、他市からも評価される自転車の走りやすい空間と利用者のマナーが整った街といわれるようになってほしい。

パブコメに出した原稿をそのままこのブログに掲載しておく。パソコンのリカバリーで多くのデーターを失った経験から、長文になるが載せておく。

 め大通りのうち16号線から相模原駅までが整備済み区間として表示されているが、現状では自転車走行環境のモデル地区とはとてもいえない。
次の問題点を考慮し、最優先整備区間として再考してほしい。
1) 歩道の中に双方向の自転車通行帯があることは安全面・自転車通行環境面で不十分である。左車線側の歩道のみの片側通行とする。
2) 車道側には車道外側線が設けられている。これを少し拡幅して自転車通行帯を設け(青色塗装)、歩道内通行帯と併用できるようにする。法にはないが、車道を通行する自転車はヘルメット装着を義務化することも将来的に必要。
3) 自転車駐輪場とのアクセスを向上させるため、通行帯を道路標示するなどの改善。具体的には駐輪場に向かうルートと駐輪場から出てくるルートをそれぞれ整備し、出てくるコースは迂回して三菱銀行側ゆめ大通り歩道に出る。
4) 三菱銀行裏側の交差点南行き道路は一方通行出口で車両進入禁止。これを自転車除外とすれば安全な通行帯が得られる。
5) 自転車通行環境モデル地区として表示し、徹底する。歩道内の駐輪を厳格に禁止し、町内や商店が置いたとみられる花壇などは極力取り除く。ごみの集積所もしかり。

自転車安全対策と法規制、県警指導の整合
1) 歩道併用の走行方法;図6「自転車歩行者の視覚的分離」の図でも示されているが、歩道を自転車通行と併用し、双方向走行を許可する場合、対向する自転車を左に見てすれ違うのが法的根拠があると思う。歩道を走る自転車はいつでも車道に出られるように車道側端を通行することと決められている。したがって逆走する自転車が車道側を走るよう指示することは整合性がない。歩道は車道と一体の道路であって歩行者専用の区分帯であると考えるのが自然である。どうやら、歩道という独立した道という解釈をしてその道で走る自転車は「左側通行」という主張があるらしいが法的根拠は明らかでない。
2) したがって、歩道走行を許可する場合は片側しか歩道がない場合を除き、逆走を許可しないことが安全上及び走行環境上必要である。
3) 自転車横断帯がある場合、自転車はそこを通らなければならない。車道を通行している自転車にも適用される。これはきわめて安全を無視した法規である。たとえば市役所通りにある交差点。横断歩道はきわめて深い(交差点から離れた)ところにある。車道を走行していて、交差点を直進したい自転車は大きく左に曲がってそのまま自転車横断帯を通行しなければならない。並走して左折しようとするトラックがある場合、トラック運転者は自転車が左折するものと判断して巻き込む結果になる。矛盾した法規である。法を変えることができない限り自転車の直進を指示する青塗装道路標示を設けることで解決する。

車両進入禁止の緩和と下車歩行
1) JR相模原駅周辺の一方通行道路において、そのすべてが自転車除外をしていない。自転車通路ネットワークを完成させるためには必要に応じ一方通行出口車両進入禁止を解除し、「自転車を除く」補助標識を取り付けるべきである。この進入禁止は現実にはほとんど守られておらず現場の警察官も全く意識していないことが尋ねてみてわかった。一例をあげれば更生病院前踏切から南に向かう道路。三菱銀行裏手は車両進入禁止である。特に自転車通行の多い夕刻に観察すると出てくるより違反侵入する自転車のほうが数が多い。自転車走行環境レベルを上げるためこの規制は選択的に緩和することが現実的である。
2) ネットワークを結ぶため、駅前歩道など自転車走行に適していない場所は下車して曳いて歩く地域を指定することもやむを得ない。

首長選挙

2014-06-12 21:48:10 | パートナーシップ協働・行政
ある自治体の首長選挙立候補者に選挙事務所で会う機会があって、私も偉そうなこと言える身分じゃないけれど、候補者心得を10発ぐらい述べてきました。ご無理ごもっともと9割までは素直に聞いてくれましたが、一つだけ大変な抵抗を受けました。

でも、聞き流していたわけでなく自分の説に合わないところは反発してくることで、却って安心・信頼感も出ました。

しかし、その一件はもっと本当に心を入れてわかってほしいこと。表面的な議論でなく、それが理解できればその奥深くの、自治体の長としての役割が見えてくる課題。

年の差は小1と大学3年の差の後輩だから威圧的説得的な言い方は勘弁してほしい。

ところで、抵抗を受けた課題とは
○○町町民活動(サポートセンター)という呼び名は現在の地方分権の一番大事な課題取組の上から○○町、市民活動と変えてくれといったこと。
選挙のためにここでややこしいことを表明すると誤解を受けて票に影響するだろうことはわかる。
しかし、住民を「市民」と考えてこそ地方分権の第一歩が見えてくる。
これを理解させることは至難のようだ。
でも、選挙に勝ったらもう一度じっくり説明・説得に行く。

こんなことを議論しなければならないなんて不思議な現象だが、これがほぼ全国で誤解されている節があるので言い続けたい。

この町の町長選に3人が出馬表明した。当選しそうなのはどうやら前々町長のお抱え元総務部長。だから、彼との差別化政策をはっきり述べることが大切。

先頭を走っている候補は地盤割りをしっかりと固めている。しかしこの町も戦後急拡大した人口。浮動票が圧倒的に多い。だから、田舎選挙といっても勝てる方策はあるのだが。

そこへもってきて3番目を走り始めた候補から、出陣式の時応援演説を・・と頼まれた。選挙権のないよそ者だから、ここは気軽に引き受けておいた。票は取れないが唯一の市民派であることは信じるから。