ごっつおや 五島伊勢丸

「“お肉大好きＭちゃん”、ランチ行こうよ！」☆
「はい、ＯＫです」☆
「今日はさ、どうしても数量限定の“海鮮丼”を食べたいんだよね～」☆
「いいですよ、でもお店が１１時オープンですぐに無くなっちゃうから、早くしましょうよ」☆
「特に晴れの日はダッシュだな」☆

「あっ！お店の１階階段前に５人のサラリーマン風の人が居る～」☆
「横をすり抜けて階段を上がりますよ」☆
「２階を目指せ～！」☆

「いらっしゃいませー」☆
「二人です」☆
「どうぞ、テーブル席へ」☆
「ご注文は？」☆
「はい、“海鮮丼”を二つ！」☆
「あ～、すみません、あと一つで終わりなんです」☆
「あらら～、そうなんだ～、、、じゃあ、私にお願いします（笑）」☆
「あはは～、余程食べたかったんですね（笑）、自分はいいですよ、“ちゃんぽん”にしますから」☆
「わりーね～、わりーね、ワリーネ・デートリッヒ～！」☆
「それって、小松の親分のギャグですよ！（笑）」☆

　　　　　　　　　

「うっほー！きたきたー！！」☆
「凄い笑顔ですよ（笑）」☆
「だってね、こちらのお店の食材は、長崎県は五島列島から直送されている魚介類だから美味しいったらありゃしない！　ほら、真鯛、ヒラマサ、環八、いやカンパチがドドーンと乗っかってる～」☆
「もうちょっと早く来れば自分も食べられたな～」☆
「でさ、これで８００円だよ！　凄いよな」☆
「なんか、さっきから凄い凄いの連発ですね」☆
「じゃあ、ゴイスーって言おうか（笑）」☆

　　　　　　　　　


「味噌汁もよ～く出汁が出てるんだ～」☆
「なんの出汁ですか？」☆
「五島といえば、“アゴ”だよ」☆
「アゴ？？」☆
「トビウオの事だよ」☆
「クサヤの材料になるあれですね」☆
「そうそう、その出汁が効いてるんだ」☆
「いいな～、食べたくなっちゃった！」☆
「じゃあ、明日も来ようか？」☆
「いいですよ、でも今日みたいに最後が一つなら、次は自分ですよ」☆
「うん？　あっ！そうか！」☆
「えっ？どうしたんですか？」☆
「二人で来るからこうなっちゃうんだよ」☆
「はい？」☆
「明日は一人で来よう！」☆
「これだよー（笑）」☆


『ごっつおや　五島伊勢丸』
中央区日本橋茅場町２－３－９ハヤオビル２階
03-5652-1775