串八丁

「今日は鶏に行こうか？」☆

この合言葉が出ると、訪れるお店は『串八丁』という事になります☆

「グルメッチー☆さん、ある日急に鶏を食べたくなる時ってありませんか？」☆
「うん、鶏に限らずね～、カレー食べたいとか、トンカツ食べたいとかあるよ」☆
「でもなぜかグルメッチー☆さんとお昼会うと、鶏が頭に浮かぶんですよ～」☆
「私は戌年なんだけどね～（笑）」☆

　　　　　　　　　

「さあ、今日もいつもの“八丁膳（８００円）”の照焼きでいくよ～」☆
「から揚げダブルか照焼きをチョイスできるんですよね」☆
「そうそう、これが一番好きだな～」☆

　　　　　　　　　

「こちらの肉質は自分好みなんですよ」☆
「柔らかい食感だろ？」☆
「はい、そうなんです、特にから揚げも外はパリパリ、中は柔らかジューシーでね～」☆
「ご主人の手際がいいからなんだね」☆

　　　　　　　　　

「もうこちらにお世話になってどのくらいになるかな～」☆
「１０年は経ってますよね？」☆
「１０年ね～、もうそんなになるか～早いね～」☆
「まだ自分は３０歳ぐらいでしたからね～」☆
「グルメッチー☆はヨンジッチャイちょっと（笑）」☆
「これからもずっと食べたいですよね～」☆
「何年？」☆
「グルメッチー☆さんは少しですけど、自分はまだずっと大丈夫です」☆
「あのな～！（笑）」☆

　　　　　　　　　

「そういえば、鶏肉でたくさん流通しているブロイラーってあるじゃん」☆
「はい、なんだかんだ言っても肉質が柔らかいから好きですね」☆
「アメリカから日本に持ってきた人って知ってる？」☆
「えっ？初めてですよね、、、う～ん、わかりません」☆
「その人はね、大阪ミナミにあった『くいだおれ』の初代社長の山田さんなんだ」☆

　　　　　　　　　

「そうなんですか？それは知らなかったです」☆
「終戦後なんだってさ、ブロイラーは丸焼き用にサイズを調整しているし、成長が早いんで１か月ぐらいで２キロの鶏肉が取れるのも重宝されてたんだって」☆
「大阪人は目の付け所がいいですね～」☆
「あれ？そういうＴＮちゃんも大阪人だったよね？」☆
「商売の上手さは関西ですよ」☆
「じゃあ、一緒に商売やる？」☆
「でも、東京暮らしが長いんで、ダメかも（笑）」☆
「ありゃりゃ～（笑）」☆


『串八丁』
中央区八丁堀１丁目４－７
03-3551-8807