葉牡丹や健気が美徳だとしても (夏井いつき選 人)
ののしりを夢と知る朝遠雪崩
おごそかに抱かるる心地酸辣湯
一月や西行芭蕉も杣に消ゆ
船倉に爪あぐ泡ぶくずわい蟹
突き刺さる星は夜空に霜は地に
優駿の凪ぎわたる眼や霜の朝 (夏井いつき選 地)
青女なら一歩はなれて眺めたし
ストーブに甘酒匂ふ雪平鍋
帰れない一人と二匹寒夕焼
晩学や雪降りしまく橋の上
反転す竹馬のステゴザ . . . 本文を読む
人生のその時々に、影響を受ける俳句はあります。
私のような、まさに吹けば飛ぶような俳句を作る者でも、「この句いいよね!」と言ってくださる人も、いたりするのでありますね~^^;
まぁ振り返れば、暗い句や怒りの句を集中的に作っていた時期があったような?・・さすがに今はそこを抜けたと思っておりますが。
夫さんの定年後から、家族との関係性や対応の仕方に悩む妻、試行錯誤し、言えば精神的地獄を味わって . . . 本文を読む