イノベ俳句・咳してもひとり10句(13)

2022-02-04 20:12:49 | 青萄イノベーションHAIKU

 

 

 

 

 

今日の葉痕探し〰️タラの木

 

 

 

 

もう鶴であるはずはなし凍てし杭 青萄

 

アオサゆれ原始の森に黒兎

 

石蕗の花迫る山気と青天頂

 

やまぬ雪煙突は煤つまらせて

 

寒灯下機械居ならぶ整体院

 

のこさるる汝の身の暗し寒椿

 

脱半世紀いまも主任はラガーマン

 

貌みせぬ看板猫も狩の宿

 

やくそくの男おとのう雪おんな

 

春立つやふるることなき星騒ぐ

 

 

 

 

葉痕探し〰️クサギの木↑明日からはうんと寒いというので今日歩く~🚶‍♀️

 

 

 

 

 

 


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4 コメント

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Unknown (知青)
2022-02-07 11:23:44
もう鶴であるはずはなし凍てし杭 青萄

わたしは、この句がずっと気になっていました。
鶴も杭も作中主体自身の投影したものだろうと
思うのですが、
「もう鶴であるはずはなし」ではなくて、
<まだ鶴であるはず>であるはずだと
わたしはおもうのです。
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知青さんへ (青萄)
2022-02-07 19:43:14
まだ鶴であるはずだがただの杭のように見えてくる凍鶴、素直に言えばそうなのですが…もう鶴ではなくなったほど凍っている、という愛惜を詠んだつもりでしたが…無理があったでしょうか?💦
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Unknown (知青)
2022-02-08 11:29:37
おそらく感覚的な言い回しの違いかと。

もう~であるはずはなし
と言われれば、
私には悲しすぎ
まだ~であるはずと
その残っているだろうところに
賭けたい気持ちがありました。

愛の表現って難しいですね。
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知青さんへ (青萄)
2022-02-08 20:53:59
こんばんは~🌠
できれば思念を深めて内側からつかみ出す、そんな作句を目標にしたいです🥵
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