グンと暖かくなったので、気になっていた庭の整備をした。
まず、鉢物の整理。昨年、娘が友人たちに頂いた、寄せ植えの花かごが、一番の案件。
この冬に、瀕死の状態になっていたのだ。かなりアキラメの境地だが、もう少し暖かくなったら、植え替えをしてあげようと思いながら、その日を待っていた。
スパティフィラム、アジアンタム、緑と紫のサトイモの葉っぱ、ミニ万年青のような一株。まずは、古い葉っぱを除いて身軽にし、伸びすぎた古い根っ子も切って、風通しを良くした。
そして、せいせいと広めの鉢に植え替えてあげた。これで、元気になってくれれば良いのだけれど。
続いて、土に腐葉土と油粕をよく混ぜて、土作りをする。このまま10日ほど置いておくと、使えるだろう。本当は、鶏糞やら牛糞を混ぜ込まないといけないのだが、さすがに、そこまでの根性(?)は無い。
私の場合、生半可の見よう見まねだから、まったく信用のならないやり方である(良い子はマネしないように)えへ。
ガサガサとやっていると、お隣の奥さんが出てきて、声をかけてくる。自家栽培の「かき菜」を摘んで、私に手渡してくれた。
ついでに、わが殺風景な庭にやってきて、しばし花談義。とにかく、”水仙”が大好きな人なのだ。ご自分のお庭には、あらゆる種類の水仙を植えていらっしゃる。なのに、また昨日も、新種を2株買ってきてしまった、と言う。
お花を見てしまうと、買わなきゃ気が済まなくなるらしい。私も、気持ちは、若干分かる。
(クリスマスローズ、俯く)
この分譲地でも、6~7年ほど前、ガーデニングが流行していた。3年間ほどは、皆、競って木や花を植え、めずらしい鉢物を玄関先に飾りまくり、日々、必死に精進していた。
家の周囲を、それぞれのコンセプトにより、あれこれとデザイン。色石を敷き詰めたり、インターロッキング、拾ってきた流木の造形とか、工夫を凝らしていた。
しかし、斜め向かいの奥さんが、突然鉢物系を放棄してしまった。もう、やめた!も~う、も~う、やらない、やりたくない、と。
その年を境にして、わが分譲地のガーデニングブームは、徐々に衰退して行ったのだ。”流れ”というものは、恐ろしいものである。あれほどの過熱が嘘のように、皆、どんどんと手を引いていった。
現在は、植わっている植物を、ほそぼそと維持管理するだけである。お隣は、ご主人に文句を言われながらも、庭の3分の1を、家庭菜園にしている。
最初に手を引いた奥さんは、庭のフェンスに、現在はなにやら野草の蔦のようなものを這わせている。家の周囲のすべてが、この蔦に覆われている、といっても過言ではない。野生は強い。
とりどりに華麗な花々に、美しく彩られて人目を引いていた庭は、急速に色彩を失った。
聞くと、なんでも体に良い野草だという。葉っぱは天日で乾燥させて、それを煎じてお茶にして、飲む。高血圧に良いとおっしゃる。黒っぽい実も、籠に摘んでいたから、何かに使用するのだろう。
名前は、え~と馬の耳に念仏?、チガウ。確か、馬油?、これもチガウ。そうそう、たぶん、馬ぶどう?、だったか。
毎年、そこの奥さんに訊くのだが、全然覚えられない。きっと、興味がないからだろう、と思う。今年は、訊かないほうがいいだろう。
昨年も、前に教えてもらったのを忘れて、ウッカリ「これ、何ていう名前だったかしら。。。」と言ってしまい、うんざり顔をされたのだった。
今度訊いたら、グーで殴られるかもしれない。いつものウッカリに、気をつけなければ。くわばらくわばら(笑)
(クリスマスローズ、白)
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人間、興味のあるものは記憶力が働くようで。
我が家の方向音痴な娘でも、趣味が絡むと道を覚えます。
しかし、余計な記憶は入っていないようで、途中にあるものでも、記憶に無かったりします
また、食べたものが記憶のタグになっているようです。(旅行した場所は覚えてなくても)
記憶って、可笑しいんですよ。
娘の記憶は、どこそこに行った時は、こんなひどい目にあった、という記憶が多いのです
同じところに行っていても、人によって、覚えていることがまるで違います。その違いを言いつらって、娘と話していると、爆笑になります
自分にとって快かった事、インパクトの強かった事、得した事、そんなテキトーなことばかりを覚えています。
私の場合は、前後や途中のほとんどがスッポリと抜けています。マジで”記憶喪失”かと疑ってしまいますよ~(笑)
個風さんは、こと細かくきっちりと、すべてを冷静に記憶している感じですね。ブログの文章を見たり、短歌を拝見して、そう思います
コメント、ありがとうございました
私は全然興味ありませんが。(ごめん
母もいろんな花を植えています。
季節ごとに色や形の違う花が家の周りに咲くって、とても大変な苦労があるのですね。
いい趣味をお持ちだと思います。
チョキパンチを見たい・・・
いえ、たいした趣味でもありません。これでも、若い頃は、花なんて・・と思っていた口です。
男性で興味のない人は、ウットオォシィーと思うみたいです。その気持ちも私、分かるんです。
石川啄木でしたか?
「友がみな 我より偉く 見ゆる日は 花を買い来て 妻と親しむ」
お母さまも、お花がお好きなんですね。たくたくろさんも、その内、妻と親しんでください(笑)
コメント、ありがとうございましたハムチャン、グー
ホント、やばいです。今日、記憶をたどって、”馬ブドウ”。。。まで、やっと思い出しました。
良かったデス。危険が危ないところでした。ホッ
チョキパンチ?目つぶし?その場合は、私は”ちりとり”でかわします
コメント、ありがとうございました
今日は桜のほかにも水仙を撮りました。
白と黄色の両方です。
ポピーも♪
とても楽しい時間を過ごしました *^-^)
訊いたっけ、と思うことってありますよね。
そう思うのは可愛いほうで、初めて訊くような
顔をして聞くと相手は以前に同じ質問に答えた
ことをちゃんと覚えています。
こいつはアホか!また同じ事を訊いてきよる、
と腹を立てます。
一度訊いたらその場でも後からでもメモしとかんと
相手に失礼になります。
パソコンを同僚に教えてもらってる時、まさに
相手は僕のことをアホ、アホって言ってました。
山などで新しい花に会うと。写真を撮ってから特長をメモしておきます。
後で調べるのに役立ちます。
時間なども書いておくと自分の記録として残ります。
物を覚えるには特長を覚えると忘れません。
特に花などは葉っぱや茎なども見ておくとよいでしょう。
隣の奥さんが「グー」をだしたら、すかさず「パー」を出してください。
きっと勝ちますよ。
間違っても、頭の上でクルクル廻してから、出さないでください。
もっと怒られるかも知れません。
「何を忘れたのか、思い出せない!」という人がいますが、もうこうなると手遅れですね。
思い出せないから忘れたというのです。
桜の写真が、ド~ンとされていましたね。お見事!
こちらは、やっと、梅が。。。という感じですよ。
お忙しい中、お体に気をつけて、たくさん楽しんでくださいネ
コメント、ありがとうございました