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(踊子草)→訂正(ヒメオドリコソウ)
1962年、レイチェル・カーソンが「沈黙の春」を出版してから、すでに45年ほどが経過した。
アメリカの作家で、海洋生物学者でもあったレイチェル・カーソン。化学物質による環境の汚染を、早くから指摘、警告していた。
1974~75年に、有吉佐和子が「複合汚染」を新聞連載し、1975年に出版した。当時から、その反響はすさまじかった、と記憶する。しかし、人々の心には、まだまだ甘くみる余裕があった。
有吉氏は、行政やメーカー企業の既得権益への揺さぶりを見越し、この本がもしも売れたとしたら、私は各方面から”罵詈雑言”を浴びせられるだろう、と予言?したらしい。
レイチェル・カーソン女史を、念頭においていたのは、明白だった。
カーソン氏の内なる、善と悪。その見方はチョット~、と思った。化学物質自体は、まったく悪ではないと思う。むしろ、それを使う人間側の倫理的問題だろう、と。
有吉氏は、化学物質の複合に警鐘をならしてはいたが、使う側の人間にも言及していた。しかも、多少おちゃらけている部分が、あったように感じられた。
有吉佐和子が描いて見せてくれた世界は、30年後の2008年、あの小説を凌駕しているかもしれない。
この地球(ほし)は、ホントは、もっと前から危機に瀕していたのだ。自然界が、毒を無害化するキャパシティは、われわれが考えるほど無限ではなかった、ということである。
昨日は、墓参の帰り道で、群生する野の花をみつけた。ホトケノザ、踊子草、ナズナ、など。
こんなささやかな風景も、いつか失われてゆくのかもしれない、と思うとさびしくなって。。。
けれども同時に、連綿と続く生命(いのち)の強(したた)かさも、感じることができた。
ありがとう。いのち輝く、強く優しい野の花たちよ。
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(ホトケノザ)
宮崎駿作品、ジブリアニメの「千と千尋の神隠し」で使われていた歌の、詩が、たいへんに深い生命哲学のように感じられたので、以下にご紹介したいと思います。むろん、よくご存知の方も多いでしょう。娘に、暗~い!と言われましたけれどね。あはっ!
いつも何度でも
作詞・覚和歌子 作曲・木村弓
呼んでいる 胸のどこか奥で いつも心踊る 夢を見たい
かなしみは 数えきれないけれど その向こうできっと あなたに会える
繰り返すあやまちの そのたび ひとは ただ青い空の 青さを知る
果てしなく 道は続いて 見えるけれど この両手は 光を 抱(いだ)ける
さよならのときの 静かな胸 ゼロになるからだが 耳をすませる
生きている不思議 死んでいく不思議 花も風も街も みんなおなじ
呼んでいる 胸のどこか奥で いつも何度でも 夢を描こう
かなしみの数を 言い尽くすより 同じくちびるで そっとうたおう
閉じていく思い出の その中にいつも 忘れたくない ささやきを聞く
こなごなに砕かれた 鏡の上にも 新しい景色が 映される
はじまりの朝の 静かな窓 ゼロになるからだ 充たされてゆけ
海の彼方には もう探さない 輝くものは いつもここに
わたしのなかに 見つけられたから
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(いつも何度でも)
これでまた少し桜の開花が遅れるかも知れません。
野草たちにとっては恵みの雨だったでしょうね。
オドリコソウとありますが、正確には「ヒメオドリコソウ」です。
オドリコソウはもっと大きな花で白や黄色い花が輪生します。
小さいので「ヒメ」がつきました。
オドリコソウは竹薮などの半日影を好む野草で、花を抜いて吸うと甘い蜜が出てきます。
子供の頃、よくやりました。
化学物質に限らず、CO2も地球を傷つけています。
アメリカや中国などの大国は横を向いています。
昨年アラスカに行った時、ゴミをツンドラに捨てていると聞きました。
いずれツケが廻ってくると思います。
住んでいる近くに「トトロの森」があります。
時々散歩しますが、静かでよいところです。
宮崎駿さんもきて手入れをされているそうです。
いつまでも残したい武蔵野の姿です。
そうなのですか。「ヒメオドリコソウ」ですね。
さっそく、訂正しておきました。
お花の名前を間違っていたら、きっと山小屋さんが何か言ってくださるだろうと、当てにしていました(笑)
以前の「ムラサキシキブ」も、「コムラサキ」だと教えていただきましたし。
「流れ星」という、大輪の菊の名前をお聞きしたのが、そもそもの始まりでした(あ~、ナツカシヤ♪)
「トトロの森」は行った事がありませんが、武蔵野の林の中は、昔に、何度か散歩したことがあります。とても静かでした。
そういえば、トトロの森の風景は、こちら栃木県のどこかがイメージだとか。よく知らないのですけれど。あはは(#^.^#)
優しいコメント、ありがとうございました(^_-)-☆
いい歳して!と思われるかも知れないけど、なんか
急に中学生の頃の純朴な気持ちになる時があります。
7歳、4歳の孫もおるのに不謹慎ですよね。
「いい歳をして!」なんて、全くそんなこと思いませんよ、私は
幾つになっても、好きな人を作らなければ。年をとったら、ホルモンの分泌もよけい悪くなりますから、ムリにでも好きな人を思い描いて・・(笑)^^
お若いおじいさんですね。私とたいして変わらないのに
コメント、ありがとうございました