飯田龍太がこんなことを書いていました↓わからないながらズシッと胸に響きます。
「作品の推敲とは、事実を追い求めることではなく、事実を選択して作品の真実に近づくことです」と。
芭蕉の句を例に→(初案) 象潟の雨や西施が合歓(ねむ)の花
(推敲句) 象潟や雨に西施がねぶの花
初案の方が表現はなめらかですが、比喩に比重がかかりすぎて内容を弱めています。これに対し、成案の「象潟や」の上句の切れは、大景を素手でとらえ、そこに合歓の花の華麗を鮮やかに現じた力強さがあります。芭蕉推敲の手法を証(あかし)する句のひとつといえます。(飯田龍太)
芭蕉は「おくのほそ道」でも各地に多くの挨拶句を残していますが、後に推敲すべきものは推敲して変えておりますね。日光の鉢石町に残るという句碑は、推敲前の句を刻んであるそうです。(一応探したんですが、やはり実物は見られませんでした^^)
下鉢石町のその昔、本陣だった高野家の庭にある(と聞く)句碑は、「あらたふと木の下闇も日の光」と。後に推敲した名句「あらたふと青葉若葉の日の光」に定まる前の句であります。
さて↓先日見た田んぼにまだ鷺がいるかしら?と寄ってみましたら~居ましたね!けど又逃げられました(笑)



チュウサギですが、飛ぶとけっこう大きいの↑明日も暑そうだ~(>w< )
ははぁ、確かに。ワタシは野菜と果物がメインの偏食、老化は他の同世代と比べてそうとう進んでおりますね。肉はもとより魚もほとんど食べませんし、常にエネルギー不足を感じています。
しかし江戸時代の人なんかは梅干しの握り飯だけで、東海道その他を歩いたよなぁ、とも思い返すのであります^^;
そうすると、栄養だけではなく、気持ちがたるんでることもあるなぁ、なんてね(笑)
それでも最近は、赤身の肉なら一切れ二切れ口に入れるようにはしています。せめてハムやソーセージも食べるように、今さら添加物がどうとか言う年でもないしニャン=^・_・^=
ディックさんこんにちは~
雨が降ってきましたが菜園の野菜に追い肥えを少し。あと草取りもえらいことになっていまして、雨がこやみになったら、、。
芭蕉は旅から帰ってよく推敲していたようです。生涯に残した俳句が千句弱というのは、後世に残して恥じない句以外の多くを捨て去ったということでしょう。瞬間的にできる名句もありますが、地道な推敲も大事な修行です。