恩田侑布子/うなづいていま流燈になる母よ

2020-02-05 19:59:52 | 青萄の第六絶滅期俳句

 

 

 

 

 

 

カラスノエンドウ↓

 

 

 

 

 

潮騒を莢にためては浜豌豆/青萄

 

 

 

 

💬小熊座集作品鑑賞(12月号) 平山北舟氏の選評より

 

 

浜豌豆の句といえば主宰が『時代を生きた名句』にとりあげておられる友岡子郷の「ただひとりにも波は来る花ゑんど」がまず思い浮かぶ。神戸の震災で打ちひしがれた作者が波に癒されてゆく様子を詠んだものだ。浜豌豆は海浜の砂地に自生する小さな蝶形の花だ。作者は潮騒の中、しずかに咲くこの花に心を寄せているのだ。

 

 

 

 

 

 


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5 コメント

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Unknown (青萄)
2020-02-05 20:20:07
「潮騒」で取り上げてもらえた2句目🎵感謝感謝です🙇もちろん友岡先生へのオマージュ句なのでした😅

今夜は「東大王」ありませんね😵それより前によく「東大王」に出ていた竹俣紅ちゃんが、フジのアナウンサーに内定したとかネットニュースで❗かの美女をまた📺で見られるのが楽しみです🙆

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こんばんは! (みなと)
2020-02-05 22:11:20
潮騒を莢にためては浜豌豆/青萄さん
おめでとうございます(^^♪

みなとの浜辺にも浜豌豆は、互いに絡まって
自生しています。
こんなに綺麗にみなとは、撮れませんし
句も一度も作っていません。
今度、トライしてみようかな~(^^♪
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Unknown (百合乃)
2020-02-06 14:39:54
>潮騒を莢にためては浜豌豆/青萄
綺麗な静謐なお句ですね!
おめでとう御座います。
友岡子郷氏の俳句を選評に選者先生が挙げて居られた事!
先日拙ブログに友岡子郷氏の俳句紹介していただき、改めて青萄さんに感謝です。
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みなとさんへ (青萄)
2020-02-06 19:02:26
どうもこんばんは☺ありがとうございます❗
こちらは海無し県のため写真は河原に咲くカラスノエンドウという花です。昔は北海道の砂浜にたくさん咲いていましたよね、浜豌豆。踏んづけて歩いていたような気も?😅みなとさんの浜にはまだ見ますか?今度一句お願いします🐱

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百合乃さんへ (青萄)
2020-02-06 19:09:13
どうもこんばんは☺ありがとうございます❗
厭きるほど海を見、寄せ返す波を見ていても、ただひとりにも波は来る、なんて出ませんね、この感得は友岡先生の独壇場。花ゑんどの名句です、何度でも泣ける名句です😢

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