ショウビン先生の新・俳枕(東北/山形編)山寺

2020-08-27 22:39:30 | 平井照敏編の俳枕〈東日本〉

 

 

 

 

 

 

 

シシウド

 

 

 

 

 

山形の山寺(立石寺)は天台宗で薬師如来を本尊とする。千余段の石段の両側には板碑が多く、塔婆が多い。精霊が祖霊になるまで塔婆を立てて供養するようだ。石段の途中に蟬塚があり、芭蕉の「閑さや岩にしみ入蟬の声」の短冊が埋められている。芭蕉は尾花沢から七里の道をやって来てここを訪れ、清閑の境にあそんでいる。

 

 

 

 

 

山口青邨/足弱の草履を借りて秋天に

 

 

前田普羅/花栗のさわぐも知らず立石寺

 

 

古賀まり子/大瑠璃の声の涼しき立石寺

 

 

土屋巴浪/蜻蛉も階なして飛ぶ立石寺

 

 

石原八束/摩崖仏踊るがごとし蟬しぐれ

 

 

 

 

 

 

 


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1 コメント

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Unknown (青萄)
2020-08-27 23:02:54
尋常ではない残暑が続く。昨日は蕎麦が食べたくて、今日はきのこご飯が食べたくて🍪食欲は衰えないが…ダンナが熱中症でえらいめにあっている☀ただし食欲は衰えないようだ🍚
日光も田舎だが、蕎麦屋に入ってビールと蕎麦を頼んで同時に出てくることはあり得ない。それは田舎云々ではなく、その店の横着さかもしれない。そういう店はいくら老舗でも今後は長続きしないような気がする😅

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