正木ゆう子/出アフリカ後たつた六万年目の夏

2017-06-03 13:06:20 | 空見屋のスマホで絶句Ⅱ


正木ゆう子/愛しさは振り向く牛の口に草

     /牛たちのそののち知らず再び夏

     /鷹渡るつばさの上も下も空







花ミモザ落暉へもどす鳥の群/優空(=青萄)




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2 コメント

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Unknown (空見)
2017-06-06 19:52:44
久々に悲しい😢😢😢
たら姫ちゃんが亡くなったという、今まで本当にありがとう。キレイで賢い猫ちゃんでした、さびしいよ~😢😢😢

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Unknown (空見)
2017-06-03 20:06:47
正木先生の「俳句は心と魂の居場所のようなもの」という言葉に、私は深く頷く。
居場所なら他人と張り合う必要もない。むしろ隙有らば怠けようとする自分が敵でもある。淡々と俳句を作ってゆけば良い。
昨日「角川俳句六月号」をたまたま書店で見て、そうだ蛇笏賞の発表があったのだ‼と、それで私の「花ミモザ」↑の句が星野先生に採っていただいていたことを知りました。
鳥たちが飛びさるのは本能ではなく、夕日の意思に呼び戻されているんだとのイメージ、思い入れのある句でした、角川俳句はもう無理と思っていただけに驚きました。
もしも俳句が私の居場所なら、自慢することも威張ることも、才能の貧しさに落胆することもないのです。

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