人生には。。「そんなヒマないよ」

　薄と蕎麦畑と里山


暮れ～の元気なご挨拶～♪皆さまお元気ですか

毎年のように暮れ近くなると、（どー考えても）同じパターンを繰り返している気がする＠今日この頃。
終日セッセとお掃除に明け暮れていました。でも、そんなに進みませんの（泣）もぉ疲れたので、今日はこれくらいにしといてやる～！ってなもんです（笑）・・飽きたしヾ(@^▽^@)ノ あはっ！

いろいろ書きたいことはあったのですが、テンションの下がった今^^そうは問屋が卸しませんデス。

で、常に求めていれば”ハッとしてグー”なお言葉は向こうからやってくるようです。そんなハッとしたフレーズがありました。

いつぞや宮本武蔵の『バガボンド』をご紹介した→漫画家・井上雄彦さんの『リアル』の中に、スゴ～イ少年の言葉があったので、一応お知らせしたいと思います。

『リアル』は、車椅子バスケットをする青少年群像のお話。
主人公（キヨ）は将来を嘱望されたスプリンターでしたが、15才で骨肉腫という病気が見つかり、命を助けるために手術で片脚を切断しました。

父と二人（母は亡くなった）、数年間の悩みぬいたヒキコモリを経て、キヨがたまたま出会った明るい少年（ヤマちゃん）は、実は重い病気にかかっていました。

ヤマ「。。いよいよ僕はもう歩けなくなって、車イスを使うしかなくなった。そしてあと何年かで、この車イスにも乗れなくなる。こうして座っていることもできなくて、しまいには動くのは指と顔の筋肉だけになる。そして20才くらいで僕は死ぬ」
キヨ「えっ？」
ヤマ「そういう病気なんだ」
キヨ「ど、どうして、そんな普通でいられるの？・・僕はいつも・・いつも言葉が頭の中を駆け巡ってる。どうしてこんなことに！僕が何か悪いことをしたのか？どうやったら避けられた？
＜何が＞どうなっていれば、脚を切らずに済んだのか・・（中略）君は怖くないの、あと数年で死ぬって分ってて、どうしてそんなに強くいられるの」
ヤマ「・・ジェットコースターに乗ったことある？あれって実際、乗ってる時間はほんの何分かでしょ。だからって、あれに乗ってる最中に、あと何分しかない、あと何秒で終わっちゃうって、そんなことばかり考えてたら何のために乗ったかわかんないよね。・・何のために生まれてきたかわかんないじゃん。。そんなヒマないよ。命が短いなら濃さで勝負！！勝負ってのもヘンか、ハハハ」

キヨの中で、ヤマちゃんがヒーローになった瞬間でした。一生涯絶対に忘れられない英雄になったのです。

十代後半で車イスとなった少年が、その年齢なりに到達した悟り、自分の運命をそのままに受け入れるということ。役に立たない人間などはいないということ、また生きてゆく意味など、いろいろ深く考えさせてくれる漫画です。
オススメは致しませんが、こんな素晴らしい漫画もあることを知っていただきたくて。o@(^-^)@o。ニッコリ



　集落の公孫樹（イチョウ）

　
雌雄3本　ギンナンの実もたくさん　遠くからでも目立っている大木


　
茶の木　椿より小柄な白いお花　時々生垣にもなったりしています　

　
　オマケ^^姫蔓蕎麦と里山


　ヒヨドリジョウゴ



雑木林の中を覗くと　黄葉・紅葉いろいろ　目を楽しませてくれる色味あり