或る祥月命日、土用の入り日

2016-07-19 13:54:51 | 空見屋の飛んで575


たつぷりと真水を抱きてしづもれる昏き器を近江と言へり 河野裕子







母胎より彼岸に至るここの道いましばらくの緋なる夕映 富小路禎子




日光連山(大真名子山)↑


一日一句作るのは、まぁ普通だけれど、一年一万句って…あの一茶を軽く超えてるし…例えどんな駄作にしても、尋常とは思えませんです、鬼神か?(汗)



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2 コメント

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Unknown (空見)
2016-07-19 23:29:46
京都歌枕(洛中)数珠屋町

しら珠の数珠屋町とはいづかたぞ中京こえて人に問はまし 山川登美子

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Unknown (空見)
2016-07-20 20:19:45
京都歌枕(洛東)祇園 京都市東山市

かにかくに祇園はこひし寝(ぬ)るときも枕の下を水のながるる 吉井 勇

ゆゑ知らず涙ながれぬ閉されし歌舞練場のまへを過ぐれば 吉井 勇

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