一月一日は年のはじめ すべてが一新するめでたい時 と考えられてきた
「この日は四時の始めなれば、あめつちのけしきもうららかにして、よろづの草木も何となくめづらかなるけはひ出でき、人の心も年とともに改まるここちする時節なれば、古きを捨て新しきにつきて、日々に新たにせんことを思ふべし」と『日本歳時記』にある
西東三鬼/元日を白く寒しと昼寝たり
山田みづえ/元日の明るき昼や誰もゐず
広中白骨/元日の雪といへども卸さねば
子規の句もヘタだよ海苔モチ五個食らい/青萄
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