その眼科医は推定80歳を超えているだろう。診察は丁寧だが耳が多少遠い。普通の声で話しても聞こえない。
時に患者を叱りつけるほどの頑固者。しかし、爺さん婆さんはそのくらいで丁度いい。ヘンに物分りが良くて、若い者におもねる年寄りは、存外に尊敬もされないものだ。
処方箋を書いてもらっている時、あんたは日光から来たのかい?と訊かれた。ハイ、と言うと「だったら目薬を2本出してやろう、それから、検査の時はもう少し早い時間に来なさい」と言われた。エヘヘ (^^ゞ
近くの薬局で目薬を出してもらったが、請求額がやけに安いので紙を見ると、後発医薬品とあった。ジェネリックなんだ。
そのジェネリックが、私の疲れ目には効きがいいようである。やはり私は古いタイプの人間なのだな、と思ったね(笑)
蕗の仲間ではないらしいマルバダケブキ(丸葉岳蕗)↓かなりやつれてはいる・・。


朽木の中を覗いてみる↑

貧弱だが↑シシウドではないかと思う↓日光でよく見るシラネセンキュウではない。


年寄りが頑固一徹を通して威張っている世の中は・・そんなに悪くないよね。
寂聴の巧みな話術萩日和 空屋
両方ともシシウドではないかなと思いますが、確信はありません、異論も出そうですよね(笑)
散形花序の魅力がよくとらえられ、色も美しいです。
こういう花は大好きです。