W家では、当然の如く、お風呂もひとつである。みんなが、バランス良く、絶妙の時間感覚、時間配分、で入っているのだ。
人数が多いため、湯上がりのバスタオルなどの使い方には、きちんとした掟がある。自分用、というものはない。上がってから、まず初めは、先の人が使ったと思える、濡れたタオルで、おおまかに体を拭く。次に、籠に入っている、新しいタオルで最終的に拭くのである。
後から入る人は、また前の人が使ったタオルで…というように、タオル使用に関しては”完全なるリサイクル方式”が取り入れられているのだ。男女とも関係なく、異体同心の家族ということで、この掟は、必ず守られねばならないのだ。
たまに、どの息子かの友人が泊まりに来ても、この掟は、崩れない。W家のバスタオルの使い方は、シッカリと説明されるのだった。
オト~サンをはじめ、この家の息子たちも、それぞれ料理が出来る。オカ~サンが居なくても、冷蔵庫の中にあるもので、自分の好きな料理を作って、勝手に食べている。
大家族だが、仕事の関係で食事時間がまちまちなので、普段は一緒には食べない。オバ~サンとオカ~サンとオト~サンは、コタツで一緒に食べているが、あとはバラバラ、それぞれが部屋で孤食である。
オカ~サンは、よく出掛けているが、留守をしていても、何の心配もない。誰かがご飯を作るし、問題なく家は回ってゆく。オカ~サンも、心置きなく慰安旅行の温泉に出かけて、羽根を伸ばしていられるのである。
わが家などは、出掛けたいと思っても、「オレの~、オレの飯は、どうしてくれる~!」という人が居るので、出掛ける前に、体力・気力をなくしてしまうのが、関の山だ。
オト~サンが、外に野良猫たちのおうちを作って、なにかと可愛がっているのだが、家の中には入れないことになっている。しかし、オカ~サンはアバウトなので、うっかり戸を開けっ放しにしていて、猫が入ってしまうことがある。
猫は、どういう魂胆があるのか、息子Bの部屋のソファの上に、大や小をして、逃げてゆくのだ。それで、嫌な思いをしている息子Bは、オカ~サンに、静かに文句を言う。
オカ~サンも、あらら、猫が入ったのは気付いていたけれど…などと、ゆるゆると話し、言い合いという感じにはならないが、本人達的には明らかに言い合う!、時もあるのだ。
気付いていたなら、なぜ猫を外に出さなかったの?そして、なぜ僕の部屋のドアを開けていたの?この前も、猫が僕のソファでウ○チをしたの、オカ~サンも知っているでしょ、と息子Bは、優しい口調ながらも、いつもより言い募る。
ええ、でもその時は、お隣の山○さんが来ていたから、玄関先でしゃべっていて、そのあと、猫のことはすっかり忘れてしまったのよ。あははは。
息子Bは、心の中でこう思う(もおぉ、なんというアバウトさだ!オカ~サンって人は、アバウト以外のナニモノでもない!)と。
わが家ではこのような場合、一触即発で、売り言葉に買い言葉が出て、きっと口喧嘩になるのだが、W家ではそのような展開にはならないようだ。素晴らしい「ご機嫌家族」だからだろうか。日曜日には、みんなで教会に行っているので、世間一般の人とは、人間のデキが違うのかもしれない。。。などと思うものでア~ル。

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おかげさまで、今日は10位以内におります~!ありがたいことでございます(合掌)
人数が多いため、湯上がりのバスタオルなどの使い方には、きちんとした掟がある。自分用、というものはない。上がってから、まず初めは、先の人が使ったと思える、濡れたタオルで、おおまかに体を拭く。次に、籠に入っている、新しいタオルで最終的に拭くのである。
後から入る人は、また前の人が使ったタオルで…というように、タオル使用に関しては”完全なるリサイクル方式”が取り入れられているのだ。男女とも関係なく、異体同心の家族ということで、この掟は、必ず守られねばならないのだ。
たまに、どの息子かの友人が泊まりに来ても、この掟は、崩れない。W家のバスタオルの使い方は、シッカリと説明されるのだった。
オト~サンをはじめ、この家の息子たちも、それぞれ料理が出来る。オカ~サンが居なくても、冷蔵庫の中にあるもので、自分の好きな料理を作って、勝手に食べている。
大家族だが、仕事の関係で食事時間がまちまちなので、普段は一緒には食べない。オバ~サンとオカ~サンとオト~サンは、コタツで一緒に食べているが、あとはバラバラ、それぞれが部屋で孤食である。
オカ~サンは、よく出掛けているが、留守をしていても、何の心配もない。誰かがご飯を作るし、問題なく家は回ってゆく。オカ~サンも、心置きなく慰安旅行の温泉に出かけて、羽根を伸ばしていられるのである。
わが家などは、出掛けたいと思っても、「オレの~、オレの飯は、どうしてくれる~!」という人が居るので、出掛ける前に、体力・気力をなくしてしまうのが、関の山だ。
オト~サンが、外に野良猫たちのおうちを作って、なにかと可愛がっているのだが、家の中には入れないことになっている。しかし、オカ~サンはアバウトなので、うっかり戸を開けっ放しにしていて、猫が入ってしまうことがある。
猫は、どういう魂胆があるのか、息子Bの部屋のソファの上に、大や小をして、逃げてゆくのだ。それで、嫌な思いをしている息子Bは、オカ~サンに、静かに文句を言う。
オカ~サンも、あらら、猫が入ったのは気付いていたけれど…などと、ゆるゆると話し、言い合いという感じにはならないが、本人達的には明らかに言い合う!、時もあるのだ。
気付いていたなら、なぜ猫を外に出さなかったの?そして、なぜ僕の部屋のドアを開けていたの?この前も、猫が僕のソファでウ○チをしたの、オカ~サンも知っているでしょ、と息子Bは、優しい口調ながらも、いつもより言い募る。
ええ、でもその時は、お隣の山○さんが来ていたから、玄関先でしゃべっていて、そのあと、猫のことはすっかり忘れてしまったのよ。あははは。
息子Bは、心の中でこう思う(もおぉ、なんというアバウトさだ!オカ~サンって人は、アバウト以外のナニモノでもない!)と。
わが家ではこのような場合、一触即発で、売り言葉に買い言葉が出て、きっと口喧嘩になるのだが、W家ではそのような展開にはならないようだ。素晴らしい「ご機嫌家族」だからだろうか。日曜日には、みんなで教会に行っているので、世間一般の人とは、人間のデキが違うのかもしれない。。。などと思うものでア~ル。

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お風呂も年配者から順番です。
我が家は小家族ですから、特にオキテはありません。
しかし、オト~サンは食事前に入ります。
オカ~サンは寝る前に入ります。
その間に温くなるので二度焚きしています。
ガスが勿体無いですが、これだけはダメのようです。
朝食はいつもオト~サンが作ります。
オカ~サンはできた頃起きてきて食べます。
(時々夕食もオト~サンが作ります)
今日はこれから山に行きます。
近くですから日帰りです。
みんなが分をわきまえ、格別に主張しなくともほどよく主張が通っていて、秩序は揺るがない。
それぞれ「我慢のしどころ」を知っている。
「向田邦子」の世界に近いが、あそこの家は「父」が「目玉」になっており、みんな一目置いている。
W家は「みんなが目玉」なのですね。
オカーサンがいい存在です。「透明目玉」で、裏でしっかり仕切っています。
真の舞台回しは「透明目玉」のオカーサン。
私はオカーサンの「ほんのり」に期待します。
こんにちは。
W家の人々、声を荒げてケンカはしないのですね?
なぜか、そのほうがコワイような・・・
自立しているオトーサン、息子。理想です!
現実はなかなか難しいですが。
大阪はとても暖かい一日なんですよ♪
陽ざしが入っている部屋でのんびりしてます。
続きが気になります。楽しみにしてますね。
よく観察なされたものです。
でも、詳しすぎますよ!
ランキング上昇おめでとうございます。
がんばって1位めざしてくださいね。
応援してます、ぽちっ。
お返事が遅くなりました
そちらのオト~サンは、山が恋人だから、オカ~サンはさびし~んじゃないですか?あはは
う~ん、私も、山小屋さんちの朝食と、夕食、食べてみたいです。美味しそうですよね。精進料理ですか?
私、精進料理は、食べるの得意ですから
コメント、ありがとうございました(合掌)
オカ~サンは、肝っ玉が太いです。だてに、男子4人、育てていません。見た目も性格も「トトロ」のようですよ(笑)
私がはじめて、このオカ~サンに遭遇したのは、十数年前、まさに驚天動地の状況と出来事でした。
オカ~サンのアバウト話は、数々ございますよ。ひよどりさんは、このタイプもお好きですか?うふふ
コメント、ありがとうございました(合掌)
今日はこちらも、ガラス越しの陽が部屋に入って、暖かい感じだったのですが、ウォーキングへ行ったら、風がゴ~と唸りをあげて吹いていて、私は吹き飛ばされるほどでした(笑)
W家の人々。声を荒げないのですが、それぞれの思惑は複雑怪奇です。普段、ず~っと溜め込んでいて、ある日ある時、急激にぶちきれるんですよ。火山の噴火か、突然の地震のようなものでしょうか
それにしても、男性がお料理するのって、ちょっと魅力的ですよね。プロのひとは別ですが。。。
いつも、ふんわか、ほのぼの~、のお母さんのブログ、カワイイですよ。頑張ってくださいね、時々ポチッ!と応援しています(*^^)v
今日は、コメント、ありがとうございました(合掌)
ランキングへの応援、ありがたいですぅ
(下がってますけど…)
たくたくろさんも、つづく、で引き伸ばしていますね。答えが出ないのですか
今日もコメント、ありがとうございました(合掌)