まつやま俳句ポスト365(兼題)オクラ

2013-08-22 15:10:00 | 空見屋のスマホで絶句


こんにちは~夏の甲子園も決勝戦は「前橋育英」が勝利し、本日をもって無事終了しました。東北勢が去ってから興味がぐんと薄れましたが、心情的には関東よりも九州を応援したい。延岡学園は惜敗、勝負は時の運といいますから、これも仕方ないですね。

先週結果発表の兼題「オクラ」。一つの目標ラインでもあった夏井いつき選「地」に選ばれ、ようよう夢が叶いました。

当初の予定通りJAでお赤飯を買ってきて、一人ささやかにお祝いを。まぁ家族の誰にも言わず(言っても何もわからないから)、一人・・うふふ・・と嬉しく噛みしめる昼食のお赤飯でありました(笑)「ちょっと~ふざけんじゃないわよ!」と言われそうなヘンな句ですが↓一応俳句形式ですかね (〃⌒∇⌒)ゞ


オクラが好きだったんですか現場主任 青萄


 妙にリアルな台詞の如き一句から、離れられなくなってしまいました(笑)。ふと「現場主任」の弁当箱を覗き込んだのか、飲み屋に行く度に「オクラ」を注文する「現場主任」なのか、はたまた「オクラ」を最後まで皿に残してるので嫌いなのかと思ってたら好物は最後に食べる主義の「現場主任」だったのか(笑)。
 好き嫌いがはっきり二分される「オクラ」という野菜だからこその味わいですし、ネバネバと糸を引きながら「オクラ」を食べる「現場主任」が見えてくるようで、大いに笑った一句でありました。(8/16 夏井いつき氏選評)



(写真はオクラではなくムクゲ)


☆★夏井いつき氏のお便りから抜粋↓(8/26追記)

「地」は、以下のポイントで選んでおります。
  ①「天」候補となった数句
  ②兼題に対する新鮮かつ個性的な発想
  ③類想類句を克服し、芸術的な魅力を添える工夫
「地」の句の並び順は、作品の内容によって構成しています。順位付けの並びではありません。読む人にとって少しでも理解しやすいよう構成しております。

●最近は「並」の下位に定着していましたが、「金魚」の句では久しぶりに「人」並みになれました。選者の先生にも感謝。/八木高穂
●金魚の兼題で本来ならアウト(金魚玉)だったのに「人」に入れていただき、ありがとうございます。ちょっと複雑ですが人並みになれて、素直に喜んでます。この一週間は兼題に忠実に…、寝ても覚めてもオクラ・オクラ・オクラでした。ありふれた句しかできなくて、難しい~/まんじゅりか
○「人」入選のお二人のコメント~♪「人」は、以下のポイントで選んでおります。
  ①技術的な安定
  ②兼題に対する個性的な発想
  ③類想類句を克服する工夫
「人」については、二句残っていた人を最初に並べていますが、順位付けの意識はありません。同じ発想の句を並べ、類想類句について考えて頂く等の配慮のもとに構成しております。

●「金魚」での添削指導、ありがとうございます。季重なりの不安と表現力の不満が、すっきり解消された思いです。/ハムテル
●兼題「金魚」では、季語重なりついて有難うございました。兼題の詠み方もだいぶ理解できたました。少しずつ俳句のイロハを学べウキウキします。/はまゆう
●金魚の句で「読みに迷う」とのご指摘を受け、「それならあえて迷わせちゃえばいいじゃない!」と、謎な感じに開き直った次第であります。ん~、今回は開き直っちゃいましたが、きちんと読み手に意図を伝えられる句を創れるよう、精進します!!ご指摘ありがとうございました(´∇`*)/望月
○コツコツ学び、ワクワク楽しむ~♪

●「金魚」の選句評を拝見しています。みなさん(ふざけたハンドルネームもありながら)なんでこんなに巧いんでしょ! 俳句レボリューションがここ「いつき組」で起きているのか?と思いますデスよ(笑)質はもちろん物量的にも奇跡に近い!ワタシは2句提出でイッパイ一杯。ほかの句会掛け持ちなどとても無理でございます(汗)/青萄
○俳句レボリューションは「いつき組」から!おおー、最高の褒め言葉だなあ(笑)。『ほぼ日刊俳句ポスト365』に初参加してる人たちも多くなってきたので、俳句集団『いつき組』+組長について理解して頂ければ嬉しく。以下は、ワタクシのブログ『夏井いつきの100年俳句日記』の「組長とはデーモン閣下のようなもの」編です。
http://100nenhaiku.marukobo.com/?search=%A5%C7%A1%BC%A5%E2%A5%F3%B3%D5%B2%BC



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