山口昭男/夕方のきれいな眉や立葵
生駒大祐/夕立の戸をただ一度叩きしのみ
高野ムツオ/死者に会うための眠りへ葛の雨
民家の狭い玄関前にそびえたつ栗の木↑家の屋根を越え電線を越えている。非常に不思議な光景にも見える。もはや手の施しようがないのか、すでに時間の問題なのか、頑なな家主の強い意思なのか、玄関の出入りは栗の木に衝突しないように…何か家と一体化して命を共にするように盛大に咲く花栗は圧倒的である🍀
月野ぽぽな/どの駅も花栗におう谷夕べ
髙柳克弘/風鈴や死にゆく人の髪ゆたか
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