季語・新年(傍題・年新た 年頭 年始 初年 明くる年 新歳 新しき年 新玉の年 新玉 年立つ 来たる年 年越ゆる 年変る 年明く 年改まる 年の端 年の始)
一茶/年立つやもとの愚が又愚にかへる
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ゴクラクチョウカ
※正月に寝ることを いねつむ(寝積む・稲積む)という 正月の忌み詞で 寝ることをめでたく言う言葉である 八丈島でも正月には病気することを「いねつみ」という 寝るの古語は「いぬ」 これを稲に言いかけたわけである
〈本意〉『俳諧新式』に「三が日の間、人の寝起きするを . . . 本文を読む
※「寝正月」とはのんびり寝たり温泉に泊って休養をとる正月ということ、体調がよくなくて寝ている正月なら「寝(いね)積む」という季語になる いずれにしても松の内はバタバタしない方がいいらしい 昔は正月に忌み籠りをする地方の風習もあったそうだ 家に籠るのは今に始まったことではないらしい
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室生犀星/何の葉のつぼみなるらん雑煮汁
秋元不死男/雑煮食ふて獄は読むほか寝るほかなし
西島麦南/働かぬ手にいただくや雑煮箸
風邪心地の午後 やっと出た散歩で摘んでみた楪の実↑俳句が一つできた
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