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大伴家持/新しき年の始めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事(よごと)

2022-01-09 19:13:04 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅱ
          季語・新年(傍題・年新た 年頭 年始 初年 明くる年 新歳 新しき年 新玉の年 新玉 年立つ 来たる年 年越ゆる 年変る 年明く 年改まる 年の端 年の始)             一茶/年立つやもとの愚が又愚にかへる   &n . . . 本文を読む

季語・寝積む(傍題・稲積む いねを積む 寝挙ぐる いねを起す) 阿波野青畝/寝積や布団の上の紋どころ

2022-01-07 18:43:01 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅱ
          ゴクラクチョウカ     ※正月に寝ることを いねつむ(寝積む・稲積む)という 正月の忌み詞で 寝ることをめでたく言う言葉である 八丈島でも正月には病気することを「いねつみ」という 寝るの古語は「いぬ」 これを稲に言いかけたわけである 〈本意〉『俳諧新式』に「三が日の間、人の寝起きするを . . . 本文を読む

季語・寝正月 日野草城/次の間に妻の客あり寝正月

2022-01-06 18:14:45 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅱ
              ※「寝正月」とはのんびり寝たり温泉に泊って休養をとる正月ということ、体調がよくなくて寝ている正月なら「寝(いね)積む」という季語になる いずれにしても松の内はバタバタしない方がいいらしい 昔は正月に忌み籠りをする地方の風習もあったそうだ 家に籠るのは今に始まったことではないらしい . . . 本文を読む

季語・雑煮祝ふ(傍題・雑煮 羹を祝ふ 雑煮餅 雑煮膳 雑煮椀) 蕪村/三椀の雑煮かゆるや長者ぶり

2022-01-03 18:59:04 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅱ
          室生犀星/何の葉のつぼみなるらん雑煮汁   秋元不死男/雑煮食ふて獄は読むほか寝るほかなし   西島麦南/働かぬ手にいただくや雑煮箸         風邪心地の午後 やっと出た散歩で摘んでみた楪の実↑俳句が一つできた &nbs . . . 本文を読む

季語・喰積(傍題・重詰 重詰料理 組重 ほうらい 手掛 喰積飾)  山口青邨/松島の鯊は鰭張り喰積に

2022-01-01 19:58:09 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅱ
                小竹よし生/喰積のみちのくぶりも母ゆづり     高田蝶衣/凍てしきる喰積つつく寝しなかな         大将が25日から店を閉めてねじり鉢巻 夜も寝ないで昼寝して❓️31日昼前に出来上 . . . 本文を読む