Humdrum++

ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

ドーン (講談社文庫) / かたちだけの愛 (中央公論新社) - 平野啓一郎 

2021-12-16 05:20:05 | 読書メモ
このところハマっている平野作品。一冊目、ドーン。 近未来のアメリカを舞台に、有人火星探索、大統領選、アメリカの戦争介入、震災によって壊れた家族、これらが複雑に絡み合いながら物語が進み、徐々にその関連性をあらわにしながら物語は進みます。なんどもページをめくり直し、作者の仕掛けた伏線を探し直す作業は「決壊」を読む進めているときに似ていました。 文中に出てくる科学的なネタが今の時代に読んでみても . . . 本文を読む
コメント