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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

メルヒェン - ヘルマン・ヘッセ 訳:高橋健二 (新潮文庫)

2022-11-09 05:39:33 | 読書メモ
たまにはドイツの本も読みますか、と手にしたのはヘッセのメルヒェン。 9編の短編からなる一冊です。 子どもからお年寄りまで広く楽しめるメルヘンです。特に最初の、「アウグスツス」は、愛されること、愛すことの価値について考えされられる話で、「別な星の奇妙な便り」、「ファルドウム」は、物の存在、物の価値について考えさせられる話です。「夢から夢へ」、「アヤメ」は、シュールリアリズムの中に美意識を . . . 本文を読む
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