新聞を替えました。
なぬ?まだ新聞なんて読んでるの?、と思う方も多いかもしれません。
ペーパー世代のじじいなんで、読んでるんですよ、いまだに。
とはいえ、新聞を読む人が減っているのは事実。
日本新聞協会の調査データページから発行部数の年別推移を抜き出してグラフにしてみると、
2000年には7万部を越えていたのが、2024年には半分以下の3万部強になっています。日本釣具新報はだいじょぶか?^^;
こりゃ日本経済並みの衰退ぶりだよね。今の時代に新聞読んでる奴まだいるのか、と思われてもしょうがない。
まあ、それはさておき、新聞が無い生活はなんか寂しいのです、わしのような年寄りは。
所帯を持ってから、ずっと毎日新聞を購読していました。
いわゆる全国紙と呼ばれる新聞は、各社に伝統があって、「誤報の毎日、捏造の朝日、偏向の読売」と、それぞれ個性ある紙面作りをしていました。
その中から毎日新聞を選んだのは、ずばり"A級順位戦"を主催していたからです。私が二十代の頃は、いまのように棋譜が手軽に見られませんでした。タイトル戦クラスの棋譜は専門誌を買えば読めますが、A級順位戦の棋譜は毎日新聞買わないと読めない。
そんな理由で、度重なる勧誘の嵐、「読売に替えてくれたら羽毛布団プレゼントしますよ」「朝日とってくれたら洗剤どっさり差し上げますよ」、がきても、モノに釣られて新聞を変えるような下賤なことができるか!と約40年、毎日新聞一筋で購読し続けてました。毎日ラブといってもいいかもしれません。
しかし、昨今の毎日新聞の体たらくには、もう耐えられなくなりました。
記事の質とかいろいろありますが、ひとつ目だったのを挙げるとプロ野球の結果が一日遅れになること。
朝起きて新聞をみると、おとといの試合結果がでてるんですよ、昨日の試合は途中経過しかない。
交通が発達していない頃に田舎へ配達する新聞ならともかく、この情報化時代にそれはない、というか、昔はちゃんと前日の結果を出していたのに、いつの間にこれほど怠慢になってしまったのか。
まあ、野球の記事ならまだ許せます。
なによりも許せないのは、本因坊戦をトーナメントにして一日制にしたこと。
会社が不景気で賞金を下げるならまだしも、二日制の棋戦を一日制にするか?信じられない。
伝統を踏みにじる行為です。
わしは囲碁ファンではなくて、本因坊戦の棋譜はほとんど読んでないけど、囲碁ファンはこの仕打ちをどう思ってるのだろう。もし、将棋の名人戦が主催紙の都合で一日制にされたら、A級順位戦がトーナメントにされたら、そんなことされたら将棋ファンははらわたが煮えくりかえりますよ。
そんなこんなで、誤報の毎日が、いまや怠慢と吝嗇の毎日になりました。
もう毎日を購読するのはやめましょう、そうしましょう。
日曜版の松尾貴史のコラムは好きなんだけど、しょうがない。
というわけで、この際新聞購読をぱったりやめるのも考えたのだけど、朝ごはんのときに新聞読んでないと、なんか落ち着かない^^;
いまさら朝日や読売を読む気にもならんし、日経や産経は論外だし、赤旗はいいけどばあさんが嫌がるし、、ということで、地元の神奈川新聞にしました。
ちょうどベイスターズが日本シリーズ制覇して、神奈川新聞はその扱いが派手で、ばあさんは喜んでました。
p.s. ついに二郎全店制覇が途絶える日が来るのか..?1700引いて残りなし。
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