Humdrum++

ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

The Aristocrats Japan Tour 2016 at Club Chitta'

2016-09-09 06:11:22 | 音楽

昨晩、9月8日はジ・アリストクラッツのライブへ。
これまで聴いてなかったバンドなんですが、チッタのサイトでラッテ・エ・ミエーレのチケット情報を探していたらこのバンドをみつけて、その中にマルコ・ミンネマンの名があったのに興味を惹かれました。
マルコ・ミンネマンはこのときのエディ・ジョブソンのジャパンツアーでドラムを叩いてた人。そのときに初めて知ったのだけど、最近はトニー・レヴィン、ジョルダン・ルーデスとアルバムを出したりと旬なドラマー。

アリストクラッツのメンバはこの3名。
かつてはBBといえばブリジット・バルドーでしたが、いまやブライアン・ベラー。
かつてはMMといえばマリリン・モンローでしたが、いまやマルコ・ミンネマン。
かつてはGGといえばジェントルジャイアントでしたが、いまやガスリー・ゴーバン。
アメリカ、ドイツ、イギリスの3国構成。

この2枚はしっかり聴きこんでライブに望みますよ。

ジャンルでいえばロック、なんですが、なんていうんだろうか、ロックというかロック風と言えばいいのか。、ハードロックとかプログレとかジャズロックというカテゴリーには当てはまらない感じで、3人で楽しくロックを演奏している、というバンドです。タンゴとかカントリーやバラードとか、いろんな曲調があります。

ところで、ゴーバンさんとミンネマンさんは、こちらのステーブン・ウィルソンのアルバムにも参加してます。このアルバムはなかなか好きな一枚です。ちなみにこの中でベースを弾きまくっているのは5月のスティーブ・ハケットバンドで女性と間違えてしまった^^;ニック・ベグスさん。
いろいろなとこで繋がっているものです。

そんなこんなで、仕事帰りに川崎へ。

前から5列め、ステージ前となかなか良い席です。
そしてなんと、このライブには小学生料金が設定!
子供料金があるロックライブなんて初めてですわ^^;。

さすがに子連れはいないだろー、と思って行ったんですが、2組みかけました。いずれも小学生の女の子を連れたお父さん。音楽の英才教育か?^^;
普段いってるライブはおっさん率が90%くらいなんですが、この日はさすがにおっさん率30%くらい。そして65%が30歳前後で髪の毛くていかにもバンドやってる、というような人達、残り5%が外国人という感じかな。

ドリンクチケットはスミノフの青りんごに。

さて、開演の19:30になるとBGMの音量がアップしてメンバー登場。
そしてそのままBGMの曲(曲名不明)を演奏しはじめました、こんなオープニングもあるんだね、初めて。

BGMが止まると、ベラーさんが挨拶、1曲目はStupid 7です。
この日は最新アルバムのTres Caballeros(三銃士という意味です)からの選曲が多かったです、2曲めはJack's Back、タンゴ調の曲です。
演奏に重さはなくって、3人とも楽しそう。チッタのサイトには超絶技巧軍団と書いてあるけれど、テクニックをひけらかすというのではなく、遊び心豊かに演奏してるって印象です。言い方悪いけど、プロの面子でアマチュアバンド組んで商売抜きで好き勝手に演ってる、という感じ。聴いてる方もリラックスできましたよ。

3曲目はTexas Crazy Pants、このライブ、しゃべりが長いです。ベラーさんが曲の由来について長々とユーモアを交えながら説明するんだけど、悲しいかな英語力ないんでオチがわからない。ロングドライブしてコーヒーを飲みたくなってガソリンスタンド寄ったらねーちゃんが怒っててうんぬんという話だったけど、笑うところが掴めない^^; もっと英語勉強しとけば良かった。笑いどころをつかまえてる人はTOEICスコア800くらいあるんだろな、、、

3曲めだったか、ステージ中央にドラム(スネアドラム?)が2個用意されて、これはもしや3人でドラム叩くのか?と思ってたら、突然若い女の子登場。ミンネマンさんと掛け合いドラムを開始。ドラムだけでは飽き足らず、床叩いたり、PA叩いたりと好き放題のパフォーマンスに会場大笑い。
ベラーさんが女の子を川口千里さんと紹介。友達なのか?
(家に戻って調べてみると、ゴーバンさんの日本ツアーでドラム叩いてたんですね)

その後もしゃべりが多く、ゴーバンさんがカルチャークラッシュの意味を説明したり、ミンネマンさんがカリフォルニアで台風から逃げてどうこうとか話すのだけど、リスニング能力が低い自分が恨めしい^^;

ミンネマンさんのドラムソロはまるで花火大会のよう。バスドラ連打がすごかった。
Smuggler's Corridor では、ゴーバンさんが客席を乗せて大合唱。
川口千里さんも再度登場して、ミンネマンさんのドラムの前に座って激しいドラミングを披露。
しかし、同じドラムセットでも叩く人が変わるとぜんぜん違う音に聞こえますね、どちらが上下ということはなくて、これは面白かった。

あと、ガスリー・ゴーバンはフレットレスギター弾くので、もしかしたらそれも観られるか、との期待もあったけど、このライブではフレットレスは登場せず。

盛り上がりのうちに終了。
アンコールは1stアルバムの曲。チキンさんもブタさんも登場です。iPhoneキーボードはなかった^^;

アンコールが終わると、千里さんもでてきて記念撮影。
スキンヘッドのおじさんが、観客に前来いと手招きして観客をバックにパチリ。

楽しいライブでした。
たまにはこういう肩の凝らないライブもいいね!(^^)
次回予定は肩こりしそうなライブですが^^;


The Aristocrats
Guthrie Govan – guitar
Bryan Beller – bass
Marco Minnemann – drums
http://the-aristocrats-band.com/

 

[Club Titta Kawasaki]
神奈川県川崎市川崎区小川町5-7
http://clubcitta.co.jp/

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